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John 8:32 Then you will know the truth, and the truth will set you free."  複数ブログの過去記事を移管し、管理の委託を受けています/※場合により、語る対象の「ネタバレ」も在ります。ご了承ください 

セーム・シュルトvsアーネスト・ホースト。谷川K-1、ついにフジテレビに叛旗!

http://sportsnavi.yahoo.co.jp/fight/k1/headlines/20051127-00000012-spnavi-spo.html

 大みそかに新旧K−1王者対決が実現する。谷川貞治K−1イベントプロデューサーは27日、都内ホテルで会見を開き12月31日に開催される「K−1 PREMIUM 2005 Dynamite!!」(大阪ドーム)で“フォー・タイムス・チャンピオン”のアーネスト・ホーストと今年のK−1 WORLD GPで優勝したセーム・シュルトの対戦を発表した。
 両者は02年8月に国立競技場で開催された第1回「Dynamite!!」に続き2度目の対戦。前回はドローに終わっており、今回が決着戦になる・・・

カード自体は「最強伝説 シュルト」の完成にぜひ必要だった試合だし、2002年の第一回Dynamite!で組まれた試合(ドロー)は「勝利を盗まれた試合」だった。


「石井はとんでもないものを盗んでいきました。あなたの勝利です」 

だから個人的には歓迎していいのだが、


セーム・シュルトのDynamite!出場をフジテレビは許さない?
http://d.hatena.ne.jp/gryphon/20051121#p1

■”ブレーキの壊れたディレクター”佐藤大輔かく語りき(Kamipro)。
http://d.hatena.ne.jp/gryphon/20051122#p1

気付けばノーダメージ。12/31、セーム・シュルトはどこに・・・
http://d.hatena.ne.jp/gryphon/20051120#p1

と紹介した、一連の流れがある。再録


佐藤「『K-1WORLD GP』のチャンピオンとアーネスト・ホーストが大みそかに「Dynamite!」でやるといわれるとか言われるとスタッフ一同怒ると思いますけどね。」



−−−なんか、そういうプランもあるみたいですけどね。



「もし、そんなことやったら、フジテレビは怒ります。これだけは書いてもらったほうがいいですね。「『K-1WORLD GP決勝戦』が、K-1ブランドの最高峰のはずですから。」(kamipro最新号 133P)

まあ、http://blog.livedoor.jp/nhbnews/archives/50214565.html#commentsでもそういう意見があるが、もともと佐藤大輔氏はオフィシャルなフジの意見・コメントから10歩か20歩先んじて話すのがウリであって、ようは張飛森の石松か、って感じのシト。
「あれは佐藤の個人的見解で・・・いいカードだと思いますよ、みたいですね」と、清原邦夫プロデューサーも日枝社長も、ホリえもんいうかもしれない。


だけど、そうは言ってもちゃんとフジの内部人が、「これは書いてほしい」と覚悟の上で活字にしたものなんだから、お互いはともかく周囲はきちんと煽らんと(笑)。
明日の見出しは、カードではなく

石井谷川、フジの顔に泥!」
K-1独立宣言、そして宣戦布告!」


といきたい。シュルトさんのことが、他の話題に隠れて消えるのには、はっきり言って慣れている(笑)。
あと、まだ関連サイトを残らず巡回したわけじゃないが、記者会見で、この関係と佐藤発言については質問でたんでしょうな?

いくらスポーツ新聞の人事異動が激しく、あんまり格闘専門記者はいないとはいえ、周辺雑誌にだれも目を通してないわけじゃあるまい。我われファンだって、真っ先に結びつける連想なのだから、どこもこの問題を谷川氏にぶつけてないはずがないと思うが・・・


あと、フジテレビを直撃してコメントもらったところはないのか?
もし無いなら、機動力のある携帯サイトとかでほんとにインタビューを記事にしてほしい。契約するぞ。それこそサンスポはどうしたんだ。
ひょっとしたら、裏舞台の光景は今後の水道橋博士ブログにこそ伺えるかも?

K-1独立戦争」の勝算は?

まあ、K-1ジャパンをつくり、独自のコンテンツとして日本テレビに売ったときから、フジだって心穏やかではなかったはずで、そういう報道もされていた。K-1MAXはフジのほうからことわったという説もある。今回は、独立戦争というのも大げさで、友好関係は確保した上での主導権争いだとは思う。

大体、平均20%のコンテンツなのだから、是非も無し。
相当の勝算はありだし、あんまりキー局のほうがコンテンツ提供者より上であるという状況が好ましいわけでも無い。
あれだ。「反逆は英雄の特権」とオスカー・フォン・ロイエンタールも言っていたし。


清原P「卿は酔っているな」
谷川「俺は素面だ」
清原P「酒にではない、血の色をした夢に酔っている」