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John 8:32 Then you will know the truth, and the truth will set you free."  複数ブログの過去記事を移管し、管理の委託を受けています/※場合により、語る対象の「ネタバレ」も在ります。ご了承ください 

「平成日本のゲッベルス」がアサ秘ジャーナル登場

自民党世耕弘成宣伝相党広報本部長代理が番組に登場した。
すまん、このネタは冒頭のパクリです。
ところでこの番組も、正しいゲッ「ベ」ルス(濁音)ではなくゲッ「ペ」ルス(半濁音)と誤記していた。いや、わしもよく知らんでそう思ってたのだが、町山智浩ブログで、そう書かれていたので知りました。つづりから考えると、当然そうなるらしい。
というか検索したら、こんなの出てきた。

http://www1.neweb.ne.jp/wb/soutou/monku.swf

http://www.asahi-net.or.jp/~BH3H-SMJY/zuiso/simu.htm


余談に入ってしまったが、聞き手の浅草キッドが取材前に知識やトピックを仕込み、それをすかさず応用する反射神経は大したものだ。
小生が発売当初に絶賛した雑誌の記事(http://d.hatena.ne.jp/gryphon/20051006#p3)も

『月刊・現代』掲載の
『コミニケーション研究会』世耕ユニットの記事オモロ。

http://blog.livedoor.jp/s_hakase/archives/2005-10.html
と、ちゃんと目を通しているし、これをちゃんと記憶していて、「最初は広報やマーケティング小泉首相は興味がなかった」と世耕議員が話すと、そこですかさず、この雑誌記事にあった「田中真紀子外相更迭(は、世論を見ていたら出来ないと小泉首相が言った)」話を振る(それも、あからさまではない)。
そうすれば当然、世耕氏は「おや、分かってるぞ」となって、もっと詳しく解説する。理想のインタビューってのはこういう感じだ。


ところで、ここで世耕弘成議員と抱き合わせで紹介した新人議員が、牧原秀樹議員。
えっ、34歳の公募候補?
えっ、東大時代に司法試験に合格し、国際弁護士?
えっ、枝野幸男と同じ選挙区でライバル?

おいおい、マスクもいいし、フツーにもっと注目を浴びるべきやん。
俺のアンテナが低いと言われりゃそれまでだが、知らなかったぞ彼。
これは当然、杉村太蔵くんのせいなわけですね(笑)。たぶん牧原議員も、「やつ、刺したろか」ぐらい思っているに違いない。

で、昔、日本初のリアリティ・ショー「天才・たけしの元気が出るテレビ!」に出演してたそうな。(「東大に入ろうね会」で、主役級の純朴な若者に対する、嫌みなライバル役だたったとか)俺、この番組見てないのよね。これこそCSで再放送を。


おもろかったネタ

◆在学中、司法試験に合格したことに関して水道橋博士が「西村慎悟、谷垣禎一さんは5回落ちたんですよね。こんど「5回落ちたんですってね?」って聞いてください」

そしたらTBSの女子アナが「斬られますよ・・・
その刀は「刀剣友の会」で(略)


枝野幸男と同じ選挙区で出ることを決めたあと、幹部が「面白いね、弁護士対決だね」と話したら「いや、弁護士の実績は私のほうが全然上ですから」。


自民党は意図的に、東京のTV討論番組の相手として枝野幸男を指名した(地元入りを妨げた)。最初は勇んで出ていた枝野幸男候補だったが、牧原候補の追い上げをみて後半はどんどん出なくなってきたという。


◆その枝野氏は、この番組の中で「論客、弁護士」の実力度を測るため「ランダムに指定されたテーマで30秒のフリートーク」をやり、その質の高さで絶賛を浴びたことがある。
同じことをやれと言われた牧原氏は、なんと「小泉首相のモノマネ」で乗り切ったが、正直それは飛び道具というか反則じゃないか(笑)。時間も2秒ほど余らせたし、俺のジャッジでは30-28で枝野。
国際弁護士殿、言うほどのこともないのう。


◆「世耕機関」ではさまざまな放送番組をチェック、分析していた。
キッド「『アサ秘ジャーナル』も?」
世耕「いや、それはチェックしてない」


大仁田厚に関しては、あれは世耕マジックの対象外だそうだ(笑)

この番組は時々、放送時間がずれるのでDVDで録画時間を固定していると、失敗することも多い。この前は冒頭しか録画できなかった。


その前の、山崎拓登場と、杉村太蔵について語った話も異様に面白かった。


杉村太蔵」に対する、風当たりの(好意的な)変化というもの、はちょっと本腰を入れて皆で分析しなければいかんざき。ある意味ジャーナリズムの敗北かもしれんし、ブログの敗北かもしれんし。