というわけで、「GP王者(=セーム・シュルト)がDynamite!でアーネスト・ホーストと闘ったらフジテレビは許さない」という、牽制球にしてはやや剛速球すぎるボールを投げた佐藤大輔氏。まだ30代になったばかりでPRIDEの演出を一手に引き受ける若き俊英は、同時に最高級の毒舌エンターテイナーとして人気は赤丸急上昇中です。
この王者出場問題に関する発言は、今月のKamiproで、同じく若き格闘技界のエース、堀江ガンツ氏がインタビューの中で引き出したもの(NHBニュースに転載したように、普通の報道的な意味でもこれは”スクープ”と呼べよう)である。
そのロング・インタビューからもう少し一次情報や意見を引き出しておこう。
Dynamite! vs 男祭り
◆そもそも6時間放送のフジと2時間半に圧縮するTBSとは性質が違うし、勝負しようが無い。
男祭りの社内評価
◆フジテレビは大みそか、これまで二桁を稼ぐ番組がほとんどなかった。「男祭り」の二年前は平均3.5%。だから二桁の時点で社内的には「ヒジョ〜〜に評価が高い」。
社内戦争
フジテレビの中では、実は他のドラマ、バラエティがTBS以上のライバル。彼らを押しのけてアピールする必要があるので、実はTBSなど他局の格闘技番組が高視聴率だと、社内を説得しやすくて嬉しい、という面がある。
武士道なんかもPRIDEも午後9時ぐらいに放送したいのだが、ドラマとかがライバルだ。
そういうライバルが内部に無く、格闘技しかウリがないからそれ一色で宣伝できるTBSさんがうらやましいですなあ(やや意訳)
今年はウチも・・・
「今年は”ジャンル違い”のことをウチもやるかもしれないですね」
(引用者申す。なにか噂に聞く、俳優同士の試合がどうとかこうとか?)
TBSの煽り映像、演出は・・・
「僕はやんないかな」「クリエイティブな作業とは思えない」「TBSのみなさんがああいう作りをして本気で涙しているとは思えない」