私はWWEにはまったく詳しくないため、彼のそこでの大活躍は雑誌で知るのみだ。
ただ、「ズルしてがっぽり大儲け!」みたいなキャッチフレーズで、宮崎駿の作品で同様にちょび髭を生やしたキャラクターがやってるような「憎みきれない小悪党」みたいな役どころで長く番付上位をキープしたことはしっている。あの小柄な体でだ。
新日本でも、最初のころ、無理やり感のあった3代目タイガーマスク(金本)のライバルとして登場した頃は、昭和原理主義というのはダメなもので「なんだよー。華麗に舞うタイガーのライバルは重厚な欧州レスリングをするから映えたんだろうが。こんなルーチャ(マサ斎藤風)じゃだめだよ」と、自分は思い込んでいました。
しかし、ふわりと無重力遊泳のように舞うさまのボディープレスを見せられたら、そんな思い込みなど四散するしかなかった。あの当時の新日本ジュニアは、いや新日本全体は、やはり大きなものを生み出し、未熟な選手を鍛えて宝石に磨き上げるパワーを持っていた。
この時期の訃報は、一面で平成新日本の落日をも象徴しているのかもしれない。
にしても、いかにも早すぎた人生だった。合掌。
http://comic6.2ch.net/test/read.cgi/comic/1125894493/l50
768 :名無しんぼ@お腹いっぱい :2005/11/14(月) 22:20:58 id:dR6SKXMO0
(二代目)ブラック・タイガーよ……あんたは虎だった!!