ホンダがこのほど開発したバイクは、ライトや前輪タイヤカバーを意識的に配置し、人の顔のようなデザインにしたそうだ。
人間などの動物は「顔」には普通以上に敏感に反応するので、こうすると、MRI(磁気共鳴画像装置)で調べても、人間の脳がバイクの速度や距離を的確につかめることが分かるとの由。
面白いハナシだねえ。
顔面、とくに「目」に反応するというのは鳥も同様で、昔「ウルトラアイ」ろいうNHKの科学番組でも、カイコに厚紙で擬似的な目をつけてやっただけで、鳥がついばむのに大いに躊躇していました。このしばらく後だったと思うが、頭のいい人が業界にいて、「目玉模様の風船」を簡単なかかしとして採用、よつばを怖がらせたわけです。
なぜ、これに興味を惹かれるかというと、「怖い」とか「おやっ?」とか「○○に似てるな」という「感情の揺らぎ」が、あらかじめ組み込まれた「脳の機能に由来する」というのが、個人的に面白いんですよ。
結局( ´∀`)とか(・∀・)とか、(・・)が人間の顔に見えるのも、そういう機能が脳にあるからなんだよね。風景写真に「心霊」が写ってるのも、要は模様が目、口のように並んでいれば人のように思えてしまうということ。
こういうのをなんつうんだっけ?唐沢商会の「ガラダマ天国」にあったな・・・あ、シュミラクラ・・・じゃないやシミュラクラとか言うんだっけ。これは漫画論の重要なファクターとして、夏目房之介「漫画はなぜ面白いのか」などで取り上げられたこともある。
http://log-chan.hp.infoseek.co.jp/comic02.htmlにもちょっと出した(「前座」が俺)。
上から発展。擬音・擬態とジョシュvsミルコ
上の夏目本「漫画はなぜ面白いのか」では、オノマトペと日本語の問題も取り上げられている。いろいろ研究は進化して、必ずしも日本語の独自性というものでは無いらしいとも言われているが・・・ちょっと上リンクから、自分の過去の執筆部分を引用。この頃のほうがAA上手かったな・・・というかコピペしただけか。
【オノマトペの効果】
( ・Д・) シーン (・_・ )<静かだねえ
( ・Д・)<「シーン」っつってる (・_・;)<エッ?そ、それは漫画の
のに、なんで静かなのさ? お約束で…
o(#-_-)<海外の翻訳家が、これで (・_・;)<ってことは、これは
苦労してんだぞゴルァ 日本漫画特有なの?
/ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
∧_∧ 。 < いや、日本語は元々飛びぬけてオノマトペが多いのです
( ´∀`) / \__________________
( ∧ ∧ つ。 / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
(,,゜Д゜)/ < そして擬態語と擬音語の間が曖昧。「コトコト」「スルスル」「ノロノロ」…
/つ つ \___________________
( ・Д・)<落語にも「ゾロゾロ」とか (・_・ )<「だくだく」とかね。
( ・Д・)<それはともかく、日本語は (^0^;)<荒木飛呂彦さんは
自由に擬態語を作る余地が大きいわけだ やり過ぎだが…(笑)
( ・Д・)<2chでも相手を嘲笑する(笑)が (・_・ )<まさに新しい
「ワラ」になり「ワラワラ」になるんだから 擬態語、擬音だな…
∧ ∧ / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
〜′ ̄ ̄( ゜Д゜)< 宮台の社会学?用語、美味しんぼの味表現「まったり」も…
UU ̄ ̄ U U \_____________
ヽ(´ー`)ノ マターリ ガーン☆(・_・;)<ありゃ、ノンビリした雰囲気に…
おお、この「ガーン」もか!
( ・Д・)<その「☆」も ☆(・_・ )<いや、これは「形喩」。
オノマトペの一種かな? これがまた重要なのだ。
( ・Д・)ノ★<ちなみにこれは金平糖。 (*_* )<ぎゃふん!
さて今回、http://d.hatena.ne.jp/Ryo1976/20051023/1130067054#seemoreを見ると
・・・試合の方はミルコ対策はコレっきゃない!って感じで
ジョシュが前へ前へタプタプと圧力を掛け・・・
日本語に、新しい表現が加わった。