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John 8:32 Then you will know the truth, and the truth will set you free."  複数ブログの過去記事を移管し、管理の委託を受けています/※場合により、語る対象の「ネタバレ」も在ります。ご了承ください 

村上ファンドの知られざる事実

野球ファンの友人よりのメール

村上世彰氏は、前から感じていたのだが、萩本欽一に似ていないか?
 「普通のオーナー」「良いオーナー」「悪いオーナー」あなたならそれぞれ誰を思い付く? 「悪いオーナー」はやはり・・・。
タイガースが日本一になっても、球団買収されちゃったら、バンザーイ、なしよ。

カール・ゴッチ先生がいうには、
「プロモーターには二種類いる。
 悪いか、
すごく悪いかだ
とのこと。欽ちゃんと村上ファンド、まったく別の業種から野球界に登場したことでは共通する。しかし・・・

笑いの皇帝であり、大帝国を築いた欽ちゃんが、その後急激に−−意外なほど急激に、見る影もなくその地位を追われた光景を、小生らはリアルタイムで見ている。
彼自身が衰えたようなところは、子供の目から見てもまったく無かったと思う。受け取る側、お茶の間のほうが、変わっていったのだ。

その後も何度も、彼はチャンスを与えられた。
あれだけの巨大な実績が、TV局をして彼にその再挑戦の機会を与えたのだ。
しかし、そこで彼は負けを重ねていった。その後はテレビ批判、”現在の笑い”批判を重ねるような光景も見られたが、もはやそれは敗者の繰言、弁明にしか聞こえなかった。

ナンシー関も「今の欽ちゃんを見るのはつらい」と哀しみ、長野オリンピック閉会式の司会を萩本が務めたときは「世界中に、日本を代表するコメディアンは彼だと言うのか?」と演出家を論難していた。


彼は最終的に、どうすればいいのだろう・・・・・というとき、「欽ちゃんが社会人野球の監督に」という話を聞いて「なるほど!」と膝を叩いたのだ。
このフィールドなら、欽ちゃんはまさに、往年の爆笑王そのまま。映像を見る限り、観客は全てのギャグに大受けし、彼の動作全部にすばらしいリアクションを取っている。
野球がこのまま、巨人人気の低下とともに衰退していくのか復活するのかは分からない。
しかし、「欽ちゃんと社会人野球」は、その取り合わせが絶妙過ぎるほど絶妙だ。
最高のステージで血まみれ泥まみれになるより、閉じた楽園で、再び王として凛としてほしい。

なぜか、欽ちゃんにだけはそう感じてしまうのである。