姜尚中
最初の「小泉自民圧勝に○か×か」というので、野党は×与党は○でおきまりながら、姜尚中がどっちにもつけずに「空・・・エンプティですよ」とお茶を濁したのに意外だという人もいただろう。
しかしこれはガイシュツ、いや既出。
というのは葉千栄が司会の朝日ニュースターで「朝鮮問題のことを考えると(小泉支持か不支持か)すごく悩ましい」と告白していたのだよ、選挙前に。
つまり姜尚中は、他の政策では小泉純一郎を憎みて余りあるが、朝鮮半島北部との関係、ぶっちゃけて言えば日朝国交回復ということを考えると「小泉さん以外では出来ない」という心情がつい出てしまい、もうひとつ強く首相を攻撃できなかったという次第。
でもCSと地上波では視聴者数がケタ違いだから、それなりに反応はあるだろう。
ドイツと日本
姜尚中はドイツへの留学経験もあり、一応あっちの動向も抑えている。
姜尚中「日本とドイツの総選挙は、正反対の結果を示した」
宮崎哲弥「どこが正反対なの?同じじゃない」
これは面白そうな議論だったが、田原総一朗が「ぼくはドイツのことを知らないからやめます」と強制終了した(笑)。
靖国参拝と小林節教授
今回の判決について「模範回答だと思う」と発言。ご存知の通り、憲法9条の改正論争については改正派であった人としては珍しい。
テロップによるともうすぐ「憲法危篤」なる本を出版するそうである。
宮崎哲弥の米国と日中論
あの短い発言じゃ分かりにくいと思うが、これは今週の船橋洋一「世界ブリーフィング」(週刊朝日)とあわせて読むと非常に興味深い。
これはエントリをあらためて。
http://d.hatena.ne.jp/gryphon/20051001#p6