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John 8:32 Then you will know the truth, and the truth will set you free."  複数ブログの過去記事を移管し、管理の委託を受けています/※場合により、語る対象の「ネタバレ」も在ります。ご了承ください 

「朝まで生テレビ」断想

姜尚中

最初の「小泉自民圧勝に○か×か」というので、野党は×与党は○でおきまりながら、姜尚中がどっちにもつけずに「空・・・エンプティですよ」とお茶を濁したのに意外だという人もいただろう。
しかしこれはガイシュツ、いや既出。
というのは葉千栄が司会の朝日ニュースターで「朝鮮問題のことを考えると(小泉支持か不支持か)すごく悩ましい」と告白していたのだよ、選挙前に。
つまり姜尚中は、他の政策では小泉純一郎を憎みて余りあるが、朝鮮半島北部との関係、ぶっちゃけて言えば日朝国交回復ということを考えると「小泉さん以外では出来ない」という心情がつい出てしまい、もうひとつ強く首相を攻撃できなかったという次第。
でもCSと地上波では視聴者数がケタ違いだから、それなりに反応はあるだろう。


ドイツと日本

姜尚中はドイツへの留学経験もあり、一応あっちの動向も抑えている。
姜尚中「日本とドイツの総選挙は、正反対の結果を示した」
宮崎哲弥「どこが正反対なの?同じじゃない」
これは面白そうな議論だったが、田原総一朗が「ぼくはドイツのことを知らないからやめます」と強制終了した(笑)。


靖国参拝小林節教授

今回の判決について「模範回答だと思う」と発言。ご存知の通り、憲法9条の改正論争については改正派であった人としては珍しい。
テロップによるともうすぐ「憲法危篤」なる本を出版するそうである。


宮崎哲弥の米国と日中論

あの短い発言じゃ分かりにくいと思うが、これは今週の船橋洋一「世界ブリーフィング」(週刊朝日)とあわせて読むと非常に興味深い。
これはエントリをあらためて。
http://d.hatena.ne.jp/gryphon/20051001#p6

コソボ紛争

憲法改正問題から、海外派兵はするのかしないのかって話に成り、今の憲法ではイラク戦争はできない、という主張に、宮崎哲弥は「じゃあ例えば、コソボ紛争ってのは(虐殺を止める戦争として世界は支持したが)法的には国連決議も全く経ていない非合法なもので・・・」と言うたら、「アジアにはNATOがないから」と姜尚中は答えていたが、それはちょっと逃げだ。
彼は以前、小林よしのりに「コソボ的な(”民族浄化”を止めるための)戦争は支持するか?」と聞かれ「国の主権を侵害するから反対・・・」と答えて「へー、姜さんが人権より国権を優先するとは」と皮肉られていた。


公明党

イラク問題で「自衛隊は邦人護衛ができるか?武力行使は可能か」という問いに公明党議員は何やら答えていたが、ここな不信心ものめ。
正しい答えは「日蓮大聖人の南無妙法蓮華経を唱えればあな不思議、異教徒の弾丸など跳ね返す!」だろうが(笑)