実は欧州では、選挙後にどう連立組むかで大混乱して、凄く時間が掛かるこっちのほうが一般的だったんだよね。
比例代表制は民意を忠実に反映するけど10のうち2.5、2.5、2、1、1、0.5・・・というようにバラけて、連立の組み合わせ次第では「お前首相にしたいってだれも思ってねーよ!」という人がトップに立ってしまう。なあ堀内監督。
しかし、ある友人が言うに
「シュレーダー首相もバカだなあ。夜中に国会議事堂に放火して、『野党の仕業だ』と弾圧すればいいんだよ」
俺「いつの話だ」
「じゃあ、野党のほうが昔の英雄をかついで、ミュンヘンの酒場から蜂起するとか」
俺「ナ●●から離れろ、おまえ」
まあこういうのは不謹慎な話ですな。
というのは、小泉首相批判に関して亀井静香氏が外国人記者クラブの前で「小泉はヒットラー」と何度も繰り返したら、「ヒットラーとナチスは比較や比喩のしようがない絶対的な巨悪。あなたは一緒に考えているのか!」的な批判を浴びているのだ。
中国やイギリスの一部、もしくは日本の一部でも、ナチスと戦前日本をイコール化する論調は半面で確実に存在するけど、実はこういう形でナチスを「比較不可能な悪」としたいがための同一視反対もある。
これが一種の、イメージによる言論制限になってもよくないのだが。
くしくもナチハンター、もしくはマルコポーロ・ハンター(日本限定)として知られたサイモン・ヴィーゼンタール氏が亡くなった。
【メモ】「へうげもの」のこともロボットのことも『女王の教室』のこともIPODのこともHDDのことも高坂正堯のことも書いてないな。
どんどんたまる、話すこと