産経新聞8/24によると最近子供を対象に金融、株式などを分かりやすく解説した「経済教室」が盛んになっているという。
なんでもメリルリンチとか、りそな銀行とか東京証券取引所とかが主催するそうだ。
ハゲタカ、カァカァ(笑。つーかハゲタカってカーカー鳴くのか?)。
いや、いいか悪いかといえばいいことではあるのだろう。
だって義務教育が、社会に出て必要な最低限の知識を学ぶものだと考えれば、「連帯保証人になるとこんなにヤヴァい」とか「破産するとこうなる」とかを学ぶことはきわめて有益だろう。副読本は「ナニワ金融道」(笑)。
もう金を不浄扱いする落語「雛鍔」の時代ではないのだ。
しかし私の興味はそれとはちょっと別のところである。
前、息子の野球やサッカー、芸能教育に本気で取り組むスパルタな両親について「最終的には、プロとして高収入を得ることが目的(の人もいるん)でしょ?なら、こういう経済的な分野でのエリート教育のほうが効率的じゃないか」という話をしたことがあった。
今後、日本が経済大国の地位を保つには、金融や相場、乗っ取りや買収で諸外国から金を巻き上げることがどうしても必要になってくる。
もし金融が天賦の才であるのなら、早期にその才能を見つけ、そういう人間を「虎の穴(列伝的には「蛇の穴」にしたい)」や「星一徹」方式で鍛え上げ、そいつらによって諸外国から金を巻き上げ、めぐりめぐって繁栄する・・・・・・こんなことが案外合理的かもしれない。
あと、子供のころからパソコンのキーを叩くだけで億を儲ける子供がいたとして、そいつがどうすこやかに育つかを見てみたいというブラックな思いもある(笑)。