http://kiyotani.at.webry.info/200508/article_63.html
を経由して得たニュースだが
戦後の植民地支配を謝罪 オランダ、インドネシアに
【ジャカルタ17日共同】オランダ政府は16日、旧植民地インドネシアを第2次世界大戦で占領した日本の敗戦から2日後の1945年8月17日に独立運動指導者スカルノ(初代大統領)らが行った独立宣言を、60年ぶりに有効と認めると表明、その後4年間続けた植民地支配について謝罪した。
オランダのボット外相が17日のインドネシア建国60周年祝賀式典に出席するためジャカルタを訪問、16日夜の演説で表明した。オランダの閣僚がインドネシア独立記念日の式典に出席するのは初めて。
オランダは日本敗戦直後の空白期間に宣言された独立を認めず、独立戦争が4年間続いて泥沼化。49年に米国の仲介で主権を移譲した。インドネシア側が「建国」と位置付ける独立宣言を認めたことで戦後60年の歴史の清算が実現する。
(共同通信) - 8月17日9時11分更新
今まで認めてなかったというのが、ある意味ではすごいっすね。
インドネシア独立闘争と日本軍、および残留兵士のさまざまな関係は映画「ムルデカ」などで近年光が当たっているが、まあオランダ軍側で戦(わざるを得なか)った旧日本軍などもあり、コトはそれほど一面的ではない。
ま、にしても今になって宣言を認めるというのに驚いたことは事実だ。
中立公正を旨とする新聞記者なのに天才的な煽りを見せる高山正之は下のようなコラムを書いて大論争を巻き起こし、高山氏はオランダ大使館に乗り込んで葉巻をせしめる(どうしてこなったかは省略)なんて事態になっている。
http://kaz1910032-hp.hp.infoseek.co.jp/120129.html
http://kaz1910032-hp.hp.infoseek.co.jp/120422.html
ちなみにインドネシア独立にちなんで、国歌「インドネシア・ラヤ」の歌詞を検索したが見つからず、
(【補足】コメント覧によるとhttp://members.at.infoseek.co.jp/inouen/anthem/word/indonesia.html)
代わりに「PETA(祖国防衛義勇軍)マーチ」の歌詞を発見した。
“アジア、すでに敵に向かい、蜂起せり 己を捨てて全力を尽くす
連合国を粉砕せんと 玉散ることもいとわず
進め 進め 義勇軍 アジアとインドネシアの英雄 清き東洋に幸あれ
古きアジア 不幸に苦しむ 烈しき圧制に 幾世紀も忍ぶ
大日本 雄々しく立てり アジアを救い 我らを守る
進め 進め 義勇軍 アジアとインドネシアの英雄 清き東洋に幸あれ…”
いや、問題は引用先なんだが、そこも元リンクがあるとはいえ、俺が見つけたのは
http://seiken-do.com/tigermask/voice/2004/20040720.html
・・・なんかリンク先のアドレスが、我々にはなじみ深いですね。