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John 8:32 Then you will know the truth, and the truth will set you free."  複数ブログの過去記事を移管し、管理の委託を受けています 

補足。台湾メディア事情

上で紹介したお二人とも「台湾はケーブルTVが発達している」ということを特徴としてあげている。もう情報としてはとっくに古いのだが、私が台湾のことを調べはじめたころ「謎の島・台湾!」という別冊宝島ムックが出てきた。
それによると、「既存の地上波は国民党が握り続け、政治的にも制限されていたので任期がなかった。その間隙をぬって出てきたのがケーブルで、最初はほとんど海賊版(いや、著作権条約に加盟したの自体が最近で、それまでは「合法の海賊版」だったらしいが)。しかし、政治的なことがなければお目こぼしだったのでしらないうちに普及した」
なんてなことがかいてある。


自由の一歩は、制度的な民主化の進展も有るけど、「なぜだかお目こぼし」「有名無実化」というかたちでの発展も見逃せない。だから、自分は長期的には中国大陸全体の民主化に関しても楽観的ではあるんですけど。
ただし、そこからボナパルティズム的な政権が出来る危険性も出てくるだろうけどね。


と同時に、「ケーブルTV」→「PPV以降もたやすい」→「PRIDE(のようなもの)発展の可能性」もあるです。まだプロレス人気があるなら、その幻想で商売することもできるし、台湾の中の拳法家を口説いてリングに上げることも・・・あっ、それ俺たちのほうが見たいや。


日本はケーブルTVの普及はまだまだ。
地上波が発展しすぎたために後れを取ったか。
しかし、そのぶんCSがあるからいいのか?
今後ケーブルとCSはどちらが技術的優位性を持つのだろうか。

ITの世界ではますます「Aの先進国」→「そのせいで次世代技術Bの普及遅れる」→「しかし次次世代技術Cは早く普及」という、奇妙な損得ゲームが進行しそうだ。


また、、日本の「郵政解散」関連報道を題材に、台湾の新聞事情を見ると。


http://d.hatena.ne.jp/tinuyama/20050811#yuuseikaisan

コメント欄を含めて面白い。
やはり小泉首相に関しては、外省人系メディアは好意的ではない?


気の利いた大学、図書館などにはたまに留学生向け?に中国語新聞を置いているところがありましたが、台湾の新聞はたいてい、ここに出てくる「聯合報」でした。
私はパズルを見るような感覚で、「何が載っているか」を漢字だけで推測する試みをときどきやってましたが、違和感があったのは、日本では軽〜〜い雑誌読み物の時にだけ使われるフォント(画のかどが丸っこいやつ)が、ふつうに新聞の見出しに使われていたことでした。


補足。英語圏の「郵政解散」報道。

産経新聞8/11によれば、米国クリスチャン・サイエンス・モニター紙は社説で「日本の建て直しのため、彼が見せた豪胆さはこの国の政治家には珍しい。有権者は彼を支持すべきだ」と小泉への全面支持を表明。米国紙は支持をはっきりさせるとはいえ、他国の選挙でここまで鮮明に姿勢を示すのは珍しいな。つうか、いいのか。

NYタイムズは「政策の違いがはっきりし、有権者にはそれがよく見える」と論評、ワシントンポストは「小泉首相の『将軍』的やり方に批判の声があった」と紹介したそう。
ウォールストリート・ジャーナルは「日本の政治に新風」という識者の声を紹介したとか。
あと、フィナンシャルタイムズは、2日続けて大型特集記事を掲載したんだって。


すまん、本当はこのへんの英字紙はサイトで読めるはずで、直接読んで紹介するのが筋なんだろうが。