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John 8:32 Then you will know the truth, and the truth will set you free."  複数ブログの過去記事を移管し、管理の委託を受けています 

日本語の簡約構造

何でも、人にはダメもとで頼んでみるもんである。
http://d.hatena.ne.jp/gryphon/20050806#p1
から思いつきで書いた話に、
http://d.hatena.ne.jp/tinuyama/20050807
と専門家が答えてくれるわけである。これがネットのいいとこ。
要は「日本語、助詞を省いて教えれば簡単なんじゃないですか?」という問いだが

・・・・上で見たやうに、くだけた会話表現での助詞の省略は日本人としては普通のことなのですが、こちらの日本語学習者が実際に日本語を使ふ状況を考へてみると、日本人の友人がゐる人などごくまれで、学業にしろ、仕事にしろ、「丁寧な言葉遣ひ」が望まれる場合がほとんどだと思はれます。さういつた場で・・・

なるほど
ポン(と膝を打つ)。

・・・学習者一人一人の頭の中に、それぞれのレベルに応じた「簡約日本語」があるのだといふことです。わざわざいびつな「簡約日本語」を公的に「規定」する必要などないのです。言葉を話す時には語彙だけ知つてゐても、「文」にはならないわけで、学習者は自分なりの統語法にもとづいて発話しようとします。最初は知識が足らず、上の「簡約日本語」のやうな形になつてしまうこともありますが、そのバリエーションは学習者によつて様々で「活用形の制限」だけで済ませられるやうなものではありません。しかも、それは新しい知識の獲得により、少しづつ「自然な日本語」に近づいていく過程に過ぎず・・・・

ふたたび
ポン(と膝を打つ)。