メールマガジン「台湾の声」より
【国大選挙】異様な低投票率 台連健闘、第三党に 親民党凋落
本日14日に行われた任務限定国民大会選挙の結果:
主要4政党
今回の国民大会選挙(12月の立法院選挙)得票率の動き得票率
民進党 42.52% (35.72%) +6.80 *1
国民党 38.92% (32.83%) +6.09 *1
台連 7.05% ( 7.79%) -0.74 *4
親民党 6.11% (13.90%) -7.79 *34政党 94.60% (90.24%) +4.36 *2
投票率 23.35% (59.16%) *5
*1:台湾の選挙として異様に低い投票率で、民進党と国民党の
組織票が効いている。また憲法を変えることを求める民意
も反映されている模様。*2:全国に知名度のある主要政党に有利だった。
*3:親民党が得票率を半減している。
*4:民進、国民両党が得票率を高めたことを考えると台連は
健闘した。実質上、支持を拡大したといえるのではないか。*5:今回の選挙は国民党と民進党が修憲案に賛成の立場で臨ん
だため争点が見出せなかった。民進党と国民党が合意すればどんな法案も通せるようになった。
民進党と国民党は小選挙区制での2大政党制を目指すことになり、
せっかく健闘した台連にとっては厳しい状況を強いられることに
なるだろう。