小泉政権４年を総括する、というテーマで加藤紘一、櫻井よしこ、猪瀬直樹、一枚落ちて中川秀直といった超豪華な「マッチメーク」が実現したこと自体が、場としてのサンプロの権威っつうものを表わしていたね。
中川はともかく、他の３人では。雑誌などでも何度も激烈な批判を互いにしている。とくに猪瀬−櫻井は道路公団問題をめぐって凄いからね。櫻井は加藤紘一にも、北朝鮮問題などで強く批判をしている。
格闘技でも、やはり設定したマッチメークを双方に飲ますというのが一番の苦労なわけだそうで、しかもその裏話は普通表には出せないから、かなり苦労がたまるらしい。
討論番組も、たぶんそうなんじゃないだろうか。
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さて内容では、時間的な制限もあったけど、一番おもしろかったのは靖国神社の話のときの最後。
櫻井が、加藤紘一の政治的恩師である大平正芳の参拝と、国会答弁を持ち出したのが狡猾だった。そりゃ、批判できないって。
大平はクリスチャンなんだけど、神社参拝以外にも金光教のお告げなんかも信じていたそうだ。
