http://www.jaxshells.org/0715a.htm
http://homepage3.nifty.com/Daiou3/TheTiriNiku.html
なんでカテゴリーを「格闘技」にしたのかというと、昔(7歳ごろ)の自分が、もっとも仮想敵とし、打倒を目標に掲げていたのは大だこだったからですね(笑)。
「あ、海外版だ」(究極超人あ〜るより)。
太だこ、強そうだし気持ち悪いし、おっかない。
「人間台風」ドン・レオ・ジョナサンは戦ったことがあるそうですよ。
ほんとに、たこというものをつくづく見直すと、なんて不気味な生き物なんだろうか。椎名誠が初期の傑作「わしらはあやしい探検隊」の中で「野良犬と同じように、町を野良蛸がうろついていたら、かなり気持ち悪い」ということを書いていたが、実にSF的悪夢だ。
しかし、そこでふと気づくわけですが、大だこ大だこというが、はたして実際に「大きいたこ」というのはどれだけのものであるのか。
池袋サンシャインビルにある最大種「ミズダコ」は、たしか最大2mというふうに、普通に展示板に書いていたはずだ。ジャイアント馬場、シュルト、エイネモなんかとミズダコは五分。これは手ごわい。品川に新しい水族館ができたそうだが、そこにはどんな蛸がいるのだろうか。
それ以上になると、よく「捕鯨船が鯨の胃袋を開いてみると、中から巨大なたこ(イカ)が出てきてびっくり」という話を聞く。どうも深海に潜んでいるのではないか。
さてさて、
- 作者: トール・ハイエルダール,神宮輝夫
- 出版社/メーカー: 偕成社
- 発売日: 1976/03/01
- メディア: 単行本
- 購入: 7人 クリック: 19回
- この商品を含むブログ (20件) を見る
- 作者: 長田鞆絵,岩淵慶造
- 出版社/メーカー: 講談社
- 発売日: 1984/06
- メディア: 単行本
- この商品を含むブログ (1件) を見る
という本があります。「できる・できないのひみつ」でも一部を割いて漫画化されているが、まあとにかく巻を置くあたはずの面白さであって、私は少年時代に何べんも読んでいたものです。
その中で今だに覚えているのが「フンボルト海流には大だこがいるから気をつけたほうがいい」と冒険に出る前に識者から注意され、実際にいかだで航海に出ると、小さいたこがいかだ上に毎日のように飛び込んだという。
そして、コンチキ号メンバーは、夜の海にかすかに光る、巨大な目のようなものを何度も目撃した・・・・。
子供心に「たこの目って、夜の海で光るんだろうか?」とも思ったが、とりあえず生涯、フンボルト海流の上には足を踏み入れまい、と思いました。現在もその誓いを守っています。
==「大たことわたくし」完==