そこで話は、アメリカにつながる。
近年、「朝まで生テレビ」で、当初は全くノーマークの存在ながらその明晰(やや過ぎる)な語り口と、卓絶したディベート技術で一躍スターの座に躍り出た新進気鋭の学者が一般向けに分かりやすく書き下ろしたアメリカ外交史だ。
- 作者: 村田晃嗣
- 出版社/メーカー: 講談社
- 発売日: 2005/02/18
- メディア: 新書
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アメリカの対外政策潮流が
・ハミルトニアン(海洋国家)
・ジェファソニアン(大陸国家)
・ウィルソニアン(普遍的理念国家)
・ジャクソニアン(国威国権・軍事傾斜国家)
の4潮流に分けられる、という指摘も興味深かったが、この一文が特に心に残った。
「チャーチルのひそみに倣えば『アメリカは最悪の帝国である。ただし、過去に試みられたすべての帝国を除いては』とでも言えるであろうか。」
元ねたは
「チャーチル英語名言集」
http://quote.hiho.jp/author/churchill.html
「世界の名言・癒しの言葉・ジョーク」
http://becom-net.com/wise/k-sa.htm
などから。
”It has been said that democracy is the worst form of government except all others that have been tried”
ここから連想して「K-1(笑)は最悪の格闘技団体である、ただし・・・」などと考えをめぐらすのも無駄ではないかもしれない。
あっ、うまくオチた。