というわけで、紙プロは大みそか・男祭りの盛り上げとDynamite!の盛り下げに全力投球です。
ターザン「キワモノに走らず、格闘技の勝負論のド真ん中を行った『PRIDE』が勝利を長待て、そのド真ん中からはずれたキワモノ路線で視聴率を選んだK−1に今逆風が吹いてるわけですよォォォ!」
−−今年のK-1が苦しんだのは、明らかにサップvs曙の反動ですもんね。
ターザン「K-1なんか、テレビでみりゃあ十分なんですよ。そうでしょう?バラエティの公開収録なんてタダなんだから。K-1のお客さんはエキストラと一緒ですよォ!」
−−お客さんはエキストラ(笑)
基本的には同意だな。ただし、Dymamite!の中で一番突っ込めるであろう
「なにゆえに満足な結果を残していない選手(曙)が、
たくさんの実績がある選手(ホイス)と体重差も考慮
せず手順も踏まず、前から闘いたがっているライバル
(須藤元気など)を押しのけて試合が出来るんだ?」
という批判は、今回は当ブログのタイトルのことがあるゆえに言えないようだ(笑)。
あと、これは軽い疑問に過ぎないのだが
ターザン「ヘビー級じゃなきゃ世間には届きませんよォ!魔裟斗vsKIDなんて、メインがしっかりしてて、その下にあるマニア向けのカードとして断然光り輝くのであってね。」
(略)
−−確かに2人とも魅力的だし、いいカードだと思いますけどスケール感はないですよね。
小生も、そうであってほしいと思っているんだが、ヒョードルvsノゲイラの再戦と魔裟斗vsKIDの対決において、”対世間”で前者が上回ることができるだろうか?
我々は無限大のスケール感を感じるけど、世間がヒョーノゲにスケール感を感じるか、ここは謎だ。
あと、ガードナーは一杯食わせ物、ハズレではないということで
確実にいえるのは、彼が本気でこのジャンルに
飛び込んできたということだ(でなければWWE
に行っていたはず)
とある(P19)が、そりゃWWEをなめてるっしょ(笑)。四天王全盛の全日本は、プロレスそのものは凄くWWF(当時)よりハードだったが「年間200試合して、世界中を飛び回るのはあまりにもハードだ。全日本で30週ツアーすれば。のこりは家族と過ごせるし・・・」という選手もたくさんいた。
当時以上にドラマを演ずる力や機転が必要で、試合とスキット自体も過激になっているWWEより、総合が(負けてもいいやと思えば)「ラクして稼げる場」だと思ってもなんら不思議ではない。すくなくとも地方めぐりのツアーはないし、ガファリなんか、ものすごい時給だったじゃないか(笑)。
ただ、この種のプロパガンダがいまや紙プロの魅力である。
「この、DSEに都合の悪い話をどうごまかしてるのかな〜?」
「他団体をどう落とすのかな〜?」
というのが楽しみで、そういうところを探すわけですよ(笑)。・・・・いま、凄い既視感(デジャヴ)を感じたんだが・・・これってSRS-DXの楽しみ方だったよ(笑)。