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John 8:32 Then you will know the truth, and the truth will set you free."  複数ブログの過去記事を移管し、管理の委託を受けています/※場合により、語る対象の「ネタバレ」も在ります。ご了承ください 

カート・アングルのアングル?あるシュート疑惑。

また、ブログアンテナが先方の更新をキャッチできず気づかなかった。
いつもにも増して衝撃だよ。

http://hinerin.blogspot.com/
WWEカート・アングルがシュートマッチ?


事態の途方もなさは、この文章の通りでありマス。
しかし、ほとほと感心するのは、もしこれがすべてアングル、脚本だとしてだよ。
WWEのトップレスラーが偶然にもシュートファイトをやる機会に遭遇するというシナリオとしては、いちいち完璧に過ぎるではないか。オーディション、「しごき」のシナリオ、
だれでもかかってこい、そこにいたのは総合格闘技のかなりの経験者・・・・すごいな。

・・・・それでも収まらないアングル、マイクを掴むと「おい、次にやりたい奴いるか!」 とリング下の失格者たちに問いかける。ここで真っ先に手を上げたのがピューダーくん。アングルにとってこれが予定外だったのかどーかは知らないが、とにかくアングルは「おお、お前やる気か。じゃーリングに入ってきやがれ!」 ってことでもう一試合。(ちなみにアングルは、最初にピューダーくんをこき下ろす時に「はーん、お前がUFC野郎か! でもオリンピックメダリストと戦ったことはねえだろう! 俺の敵じゃねえ!」と言っているので、ピューダーくんが格闘家であることは認識している)。

その場でゴング。アングルはピューダーくんの両脇を差し、テイクダウンを狙って足を掴みに行くが、ピューダーくんが小手投げの要領でうまく逃れる(おお!)。さらにピューダー君はアングルの顔に前腕を当ててプレッシャーに対抗。それでもアングルはそのままピューダーくんをコーナーまで押す。いやがったピューダーくんのタックルをアングルはがぶりつつ、さっきと同じ、腕の入ったギロチンで締め上げ、それを嫌ったピューダーくんが上体を起こしたところで、ギロチンを離して胴に組み付き、ピューダーくんをコーナーにくぎ付けに。ここで観客から大「UFC」コールが! 

完全に右脇を制したアングルは、投げをうって崩しながらピューダーくんのバックに。ここでピューダーくんはなんと桜庭と同じ要領で、アングルの右腕をキムラロック狙い!・・・・

これで思い出したのは「ヒカルの碁」で、姿も声も主人公・進藤ヒカルしか分からない碁の名人・藤原佐為が、現実のプロ碁の名人・塔谷行洋と対局ができるようになるための、これも緻密かつ完璧なストーリー展開だった。
あれも、いつごろから構想がまとまっていたのか分からないが、それまでの因縁もすべて繰り込んで、そうか、この二人が闘うのはこれしかない!という感じになったものな。

今回のアングルvs格闘家もこれに同じ。