仏「宗教シンボル(スカーフ)禁止法」で初の退学処分。イスラーム教徒2人がスカーフを着用し続け、話し合いをしてもバンダナに替える程度(笑)だったので学校の規律委員会が退学させた。
一方、ターバンをしているシーク教徒は授業参加を禁じられた。
なんでも同教徒の言うには「シーク教徒の男性は髪を切ることを許されない。その髪留めとしてターバンはあり、ターバン自体に宗教目的は無い」んだって。
タイガー・ジェット・シンは猪木の首を絞めるのに使ってたけどな(笑)
ほらみろ。
http://d.hatena.ne.jp/gryphon/20040503#p1
http://d.hatena.ne.jp/gryphon/20041015#p1
前に紹介済みですが、この問題に西尾幹二氏は1989、90年代にすでに注目しており、「自由を求めるあまりに不自由になる」という思想的問題として論じていました。
何と言う本かは忘れたが、とりあえず90年代初頭の著作です。
とはいえ、フランスのこの態度、国家の下に全宗教よひれ伏せ、
という倣岸ぶりは、近代国家の帰結として、ある意味では正しい。
あとはジャコバンの悲願「最高存在の祭典」を復活してくれ。