気づいてみれば、判定に持ち込まれたのは2試合だけ。
その他の事件やサプライズもあり「当たり興行」と呼んでいいと思います。
http://www.kansenki.net/report/04/1012pancr_memo_s.html
http://d.hatena.ne.jp/frigidstar/20041012
ゲート第一試合レポ
上記リンク先に記述がない、両人が間に合わなかった?パンクラスゲート第1試合をレポしよう。
これが熱戦だったのですよ。だから珍しくメモを。
あまり需要はないかもしれないが。
○広瀬和哉(IMNグラップリング) 判定 小野寺正人(A-3)
広瀬はトリッキーとはいかないまでも、ややフェイントを多用し、ミドルキックを多様して展開を作っていく。小野寺はややまっとうに打ち合い(パンチが主)。そこに小野寺は、時折バックハンドブローでも奇襲を試みるがこれはうまくいかない。
一瞬、意識をうばうようなカウンターパンチを広瀬は入れると、寝技へ。
ここから広瀬がペースを握るかと思わせたが、一瞬のすきをついて小野寺がバックへ回った。
広瀬は立ち上がるが、「おんぶおばけ」状態でついていく小野寺。前に落とそうとしてもついていき有利なポジションに。
最初は所属を意識していなかったが「なんかGCMのようだ」とその動きをみて思ったら、やっぱりそうだった。
あーよく見れば(きけば)関節魔導師・トイカツが客席からアドバイスしてるし(笑)。
その後ブレイクして、1R終了。
2R、パンチの打ち合いから始まるが、やや正確に当てているのは小野寺。
その後、投げの打ち合いでわずかに上回り、上を取ったのも小野寺。ここから堅くいくかと思わせたが・・・広瀬が捨て身状態で、下から足関!!ヒールかと思ったが、ルール上ヒールは禁止だからアンクルでしょう。これは脱出されたが、積極的な攻めは大いに印象的でした。
その後はスタミナも両者だいぶ切れ、決め手にはやや欠けて試合終了。
今回はトーナメントのためマスト判定だったこともあり、勝利は広瀬に。
今回の興行は、いまやリアルファイトではプレミアがつく足関節での決着が本戦で2つも見られたのだが、振り返ればその前兆だったのかもしれない。
怒りの渋谷修身。よーそろ。生きて生きて生き抜いて(略)
相手が経験も実績も浅いネオファイト選手ということで、またもや血中長渕濃度を上げて「パンクラス、俺をなめるな!」という名言を残した渋谷選手。
当たり前のごとく完勝だが、最初のアクシデントによる急所攻撃がなければもっとすっきりしたんだけどね。でも、タイムストップの間中、相手を気遣うそぶりも謝るそぶりもみせずシャドーを自分のコーナーで勝手にしてる渋谷。
ヒールターンするつもりだ。
ね・ 淋しさが そこにあるんかな・
ね・ 傷つくから 人間なんかな・
だから もう蹴っ飛ばしてくれ
晴れ渡ったいつかの空へ
だから もうわびないでくれ
ぶら下がり生きる者たちよ
空に吠えろ 風にうろたえるな 火よりも熱く
水にのみこまれず 土をしっかり 踏みしめて
いや、適当にナガブチの歌詞を検索しただけなんですが。
http://www.homepage.swissonline.ch/thomas-kun/nagabuchisora.html