ナベツネ節炸裂を聞く。拍手したいくらいの悪役ぶり。人間というのは妙なもので、“こいつならこういうことをやるだろう”というキャラクターの印象にぴったりな・・・氏が何か物わかりのいいことを言ったりしたら、かえって“なんか、らしくない”と・・・こういうパブリック・エネミー的な人物は、実は大衆の精神的健康のためには必要なのではないか・・・
うん、WWEやハッスルの鉛筆組が、みんな山賊会議でうんうん唸って観客のヒートを買おうとしているのに、あのお爺さん一人に勝てないという状況(笑)。
それはそれとしてあの転び共産党員、「大衆に愛されたい」という欲求や、自分の独裁者ぶりへの揶揄を、鏡に映して楽しむ屈折したナルシシズムをどの程度持っているのだろうか。
魚住昭「渡辺恒雄 メディアと権力」を読んでも答えは出ていない。
ヤンキースのスタインブレナー・オーナーはTVCMに「理不尽なワンマン」というキャラを利用してCMに出たりしているが。