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John 8:32 Then you will know the truth, and the truth will set you free."  複数ブログの過去記事を移管し、管理の委託を受けています/※場合により、語る対象の「ネタバレ」も在ります。ご了承ください 

未来からの旅人たちへ。

そういうわけで、俺は午後9時からPRIDEを見る。今はどこまで進んでいるんだろうか。


桜庭は、そりゃあ勝つだろうな。勝ったあと、次にどうするかが問題だ。
僕はもう、日本人対決の封印を解くべきだと思うよ。田村はとっておきカードで、相手もいやがるだろうから難しいが、高瀬大樹美濃輪育久菊田早苗らとはいい試合ができるのではないか。少なくとも、ダンヘンとかは危険すぎるからな。
いや、サク勝ってるよね?


アローナとランペイジかあ。これはもう予想なんかしない。
とにかく、結果より見所ある盛り上がった試合を期待するのみ。絶対榊原社長は、アローナを梅雨の晴れ間の布団と思っているだろうからな。


ココロは、「干すかどうか様子を見ている」(笑)。




それより何より、シュルトvsハリトーノフだ。
うん、俺は8人の中で、だれに優勝して「ほしい」かとなればやっぱりシュルトさんだね。予定調和(誤用)が崩れて榊原社長が困る顔を見たいというのも相当あるが(笑)、やぱりマジメにこつこつ弱点を、つまづきながら克服していった選手がいい目を見てほしいんだよ。
ハリトーノフはニンジャ戦のように、打撃は結構穴がある。
前蹴りは捨てて、逆にシュルトがハリを押し込むようにしてショートで煉瓦パンチをぶち込んで・・・勝てるんじゃないかなあ。


というか、興行全体の満足度もセミーが勝つか負けるかで3割がた違ってくるな。
ああ、勝ってほしいね。勝てよ。



・・・なんでこれの題名を「未来からの旅人たちへ」としたのかというと、解説が必要。
かつて、日本SF界の中で、創作のほとんどを時間旅行、タイムマシンを中心に書き、働き盛りで夭折した広瀬正という作家がいた。
この人の書いた文章の中で、あるとき路上で頭を打って、数年分の記憶を一時的に無くした経験を書いたものがある。当時は戦後まもなくだったが、現在の意識が飛んでいた広瀬氏は「なぜ灯火管制がないんだ?なぜもんぺを誰もはいていないんだ?」とすごく不思議だったんだって。

その経験を、SF仲間にしたところ、「君は数年前の過去に行っていたんだね」と笑われたそうだ。しかし、そこで広瀬氏は考える。

「自分は戦時中の目で、戦争が終わった
日本の光景を見て不思議がったわけだ。
これは逆に、自分が『未来に行っていた』
ということなんじゃないか?」


まだ興行真っ最中(だよね?)に、このブログをチェックする人はいないだろうが、終了直後とかに見る人がいたら、結果を知った目から、今マジで予想や願望、心配をする俺の文章を見るわけだ(笑)。
かなり的外れな内容になっているという自信はあるが(笑)、それは未来から来た君が古代人を観察するような温かい目で見ていただきたい。