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John 8:32 Then you will know the truth, and the truth will set you free."  複数ブログの過去記事を移管し、管理の委託を受けています/※場合により、語る対象の「ネタバレ」も在ります。ご了承ください 

「PRIDE王」には腹が立つ

HDDレコーダー購入後の利点は、テープを使って(出し入れして)予約するより予約録画が格段に楽になったため、昔は見なかった番組も見るようになったこと。
で、時々しか見てなかったサムライTVの「PRIDE王」も常に見るようになったんだが・・・

あの司会、サトエリか、腹がたつなあ。
「すごい熱戦です」とかいう言い方で試合を紹介するときに、その言葉に「ほんとに凄いと私は思ってます」という、感情を込めるという作業を全く放棄したそのセリフ回し。
というか、演技、しゃべりが全然できないじゃん。
なんでこいつが映画の主演とかできるんだろう?生ゴンで後ろにでも座ってろ。


そしてナレーションの、語尾をまったく意味なくあげるイントネーション。
ふつうにしゃべらせろ。



それでね、GP直前だから当然選手の紹介があるんだけど、ヒョードルを「皇帝閣下」と何度も称するのはどうなんでしょう。

以後は、俺も100%の自信があるわけではなく、外国とかでは
例外もあるのかもしれないが、一応資料だけ提示しておく。

http://www.geocities.co.jp/WallStreet/7009/mg0106-k.htm
 『閣下』
「若者の敬語の乱れ」が指摘されて久しいが、そもそも我が国においては、敬語は大人の世界でも(戦後特に)徐々に簡易化・省略化の傾向を歩んできた。一例として挙げられるのが、「閣下」という称号(敬語)である.。
 現在でも天皇・皇后・皇太后太皇太后には「陛下」、皇族には「殿下」の称号を付することとされているが(皇室典範=昭和22年法律第3号第23条「天皇、皇后、太皇太后及び皇太后の敬称は、陛下とする。」「前項の皇族以外の皇族の敬称は、殿下とする。」)、「閣下」という呼称はそれより一段低く、勅任官(旧憲法下において、天皇が直接任命する官吏)以上の文官と将官(少将)以上の軍人に対して使用されていた。
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http://www.dragonknight.org/dragonknight/subway/utcse/utc06.htm

 この敬称(○下)、日本語では次のように区別されて用いられます

陛下 (天皇、国王、皇帝に対して)
殿下 (皇室、王室一族に対して、また大公(公爵の上)も殿下を用いる)
閣下 (爵位保持者、高官に対して)
猊下 (位の高い宗教家(高僧)に対する敬称として)
聖下 (ローマ法王に対する敬称、バチカン市国と日本政府との間の外交文書(2国間で交換する文書は必ず両国の公用語で作られる)で日本語文書に用いられる、猊下より上の方に対する日本語の敬称で猊下のままでは問題がある、かといって陛下も使えないのでは、ということで両国間で協議の上、策定された)

では、日本語で「陛下、殿下、閣下」、と呼びかけるのを英語でいうとどうなるのかというと・・・


陛下 (Your Majesty)殿下  (Your (Imperial,Royal) Highness)


ここまではよいのですが、閣下(猊下)になると複雑になってきます。

爵位保持者のうち准男爵、騎士号に対しては(この場合、閣下よりも、○○卿と訳す方が適切)○○卿 (Sir (この後にファーストネームが続く)

男爵、子爵、伯爵、侯爵、高僧他に対しては閣下、(司教、大司教猊下 (My Lord)

公爵に対しては閣下 (Your Grace)

大統領、長官、議員、政府高官に対しては閣下  (Your Excellency)   (アメリカ大統領は、非公式で且つ敬意を払って Mr.Presidentと呼ぶ場合が多い)

裁判官、爵位を持たない貴族一門(爵位保持者の妻や長子など、閣下より夫人、卿が適切か)に対しては裁判官(長)閣下、(○○)夫人、(○○)卿  
(Honorable Judges (貴族であれば、Honorable (ファミリーネーム、但しシノンがある場合はシノン名))

しかし、まさかあれだけいろんな人がかかわる番組で、そんな間違いをするとは思えないなあ。例外でもあるのかしらん。


それはとにかく、PRIDE王は司会をはじめすべてダメ。
なんでPRIDE王はこんなにダメなんだろう。








・・・・と思ったら、なんだこれ名古屋の番組だよ。
名古屋かあ。じゃしょうがないやね。