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John 8:32 Then you will know the truth, and the truth will set you free."  複数ブログの過去記事を移管し、管理の委託を受けています/※場合により、語る対象の「ネタバレ」も在ります。ご了承ください 

本日もtogetterの2本紹介(作成)でご勘弁を。一つは星新一、一つは藤子・F・不二雄絡み

本日は記事をかこうと思ってたんだけどなー。

目の前のツイートにほいほいと興味深いのがあったら食いついちゃうから、その結果時間と労力を費やしてしまうのだ。
しかし、両方ともけっこう興味深いものになったと思うよ。

星新一作品が「予言」のようになった話あれこれ - Togetterまとめ https://togetter.com/li/1088320


歴史・神話・民俗調査で、語り手の「空気を読む」「サービス」で混乱する…って話から藤子・F・不二雄のとある短編について【注意:半ネタバレあり】 - Togetterまとめ https://togetter.com/li/1088373

ただ、どっちもいつか記事をかかなきゃなー、と思ってたコンセプトだったんだよな(笑)
ある意味、手を抜いてしまった。


とくに「ニューイヤー星調査行」は、面白いんだけど、あの研究過程の誤解を放置していたら「パラダイムを根本から転換する、一大センセーションの学説」になっちゃうわけで、それをいくら担当者が醒めた感覚の持ち主でも「だれも再調査なんかしないだろうから、老学者の誤解を訂正する必要は無い」とするのはちょっとストーリー上の矛盾に感じるのです。


そして、お話としても、たしかに上のtogetterにあるように「民俗学調査あるある」な話で、それをSF短編のネタにし得ると考えた藤子・F・不二雄氏は慧眼だけども、お話としてはその分、平坦で「落ち」があるようで、実はない…とも感じられないか??

SF短編のなかでも屈指に好きな作品だし「民俗学・人類学調査の風景を、SFを舞台にして再現しました」という点ではやっぱり面白いのだけど、もやもやとしたアンビバレンツな思いが残る作品です。

そんな話をいつか記事で書こうと思ってたのですけど、今回、この機に。

堀口恭司インタビュー。彼が第一に挙げた「UFCで勝てる条件」が興味深い

【無料公開中】堀口恭司インタビュー「RIZINが世界のフライ級の中心になれれば……」 http://ch.nicovideo.jp/dropkick/blomaga/ar1207926


――そういう中で、UFCなりベラトールに上がってくる選手は何が違うんですかね?

堀口 どうなんですかねぇ……。変な意味じゃなく、恐怖心を持ってる選手のほうが上に行くのかなと。「ここはいっちゃマズイな」っていうのわかるかどうか。そういうのがないと、変にいっちゃって逆転KO食らったりしますよね。イケイケだけじゃ勝てないっていうか。

――みんな何かしら武器は持ってるから、イケイケで勝つのは普通で。ピンチになった時とかピンチにならない危機管理が大事だと。

堀口 そこだと思いますね。そう考えると、技術の違いっていうのはもちろんありますけど、簡単な試合ってないんですよ。一発入っちゃったら終わりの世界なんで。あとは考えてやってるかやってないか。そこは練習量であったり、試合の経験も活きてきますよね。

――危機管理の嗅覚が身につくというか。

堀口 そうですね。「あ、ここはいっちゃダメだな」っていうのが分かるようになる。

イケイケより、「行っちゃダメ」な場面に気付くことが重要なのだと。このへんは間合いを大きくとって戦う伝統空手の経験も生かされているのかもしれない。
実際、UFCの1敗、デミトリウス戦でも、ほかの勝利した試合でも「不用意に相手からもらう」ということは無かった気がする。