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John 8:32 Then you will know the truth, and the truth will set you free."  複数ブログの過去記事を移管し、管理の委託を受けています/※場合により、語る対象の「ネタバレ」も在ります。ご了承ください 

迫りくるロシアの脅威!野心に満ちた奴らの牙が迫る!!ウマハノフ再来襲

http://www.jiji.com/jc/c?g=pol&k=2010110100576&j1

前原誠司外相は1日、メドベージェフ・ロシア大統領の国後島訪問を受け、外務省にベールイ駐日ロシア大使を呼んで抗議した際、「事前に懸念を伝えたにもかかわらず訪問したことは、日本との関係発展を重視すると表明してきたロシア政府の真意を疑わせるものだ」と述べ、同国の対応を強く批判した。

そんなこんなで北が風雲急を告げる中、ひそかに送り込まれた氷の国からの破壊工作員

と、絶好の機会?にナショナリズムをあおって、興行につなげることができるでしょうか。
こういう感じで。

しかし、全米を恐怖のドン底に陥れたババ・ザ・ジャイアントのように…試合前は憎しみの対象となっても、肝心の試合で、そいつがわが国の英雄をコテンパンに伸ばしてしまえばカブトを脱ぐしかない。
なんか、マスカラスがドスカラスを連れてきたように、こいつも相棒「ガジ」を連れてきている。「ラシアンズ2010」とでもいうべきか。
 
強腰外交の例「ウマハノフ! 北方領土を賭けて昇侍と再戦しろ!」
弱腰外交の例「ウマハノフ! 北方領土を賭けて伊藤崇文と再戦しろ!」

# 日時:2010年11月3日(水・祝)OPEN:15:00 / START:16:30
# 会場:ディファ有明
# 入場料金:SS \10,000- A \8,000-  B \6,000- C \5,000-(残りわずか)
当日券(14:30から発売)は一律500円増しとなります。

余談だが、自分の少年時代、かなり各国の国歌が好きだったのだが、吹奏楽による局のほうは比較的入手しやすかったものの、歌入りの音源はとても入手が難しかったものだった。
ネットが普及し、音なんかもHPから出せるようになった時に「大使館かどっかで普通の人に国歌を歌ってもらって、それを一覧にできたら面白かろうなあ」と思っていたら、youtubeが生まれて上のように簡単に引っ張ってこれるようになった。
なんともいい時代になったものだ。

当日ブログ速報あり。

http://d.hatena.ne.jp/lutalivre/
明日午後3時半より速報します。

とのこと。

イギリスで、ブレアの自伝を「犯罪」コーナーに置き換える抗議運動がはやってるらしい。

これは朝日新聞の記事にちょろっと書いてあった話。「犯罪」のほか、何か別のコーナーも例示されていた(「お笑い」だったかな?)はずだが覚えていない。
そういうキーワードを頼りに検索したら、その記事はなかったけど同じ内容を伝えるブログがいくつかあった。
http://blog.livedoor.jp/chichi_uk2002/archives/51513007.html

ブレアさんの本を、本屋さんの自伝コーナーから他の場所に移しちゃおうというのです。

その運動を先導しているのは、Facebookのこのグループ。
(略)
「 破壊活動家的にトニー・ブレアの自伝を書店の犯罪フィクションコーナーに移そう」
このグループ設立者であるEuan Boothさんは、(略)
「元首相への非暴力的抗議を公に示すのに良い方法だと思った。」と語っている。

笑える話であることは事実なんだが、コーナーを勝手に移動させるとかは、書店的にはテロ?とは言わんでも迷惑・損害になる可能性は一応指摘しておきたい。

いや、これがひとつのスタンダードであり、抵抗運動であると世間的に了解されるなら、たぶん、どんどんと波及し、それも党派ごとにあらゆる本が、書店が把握しないうちに、あっちに行ったりこっちに行ったりしていくことになるんとちゃうか。
 
それが認められるなら小生だって某の本を某のコーナーに持ってきたい、ってのが無いわけじゃないしさ(笑)。

こうやって紹介すると、それだけで模倣犯の発生に手を貸しているってことにもなるかもしれないけどさ、それを気にして書かないというのも何かおかしいので、一応書いてみた。
もし日本でも波及して、書店員さんの余計な仕事増やしたらごめんね。

漫画は現実を予言する。

おそらく9月前半ごろ、ニューズウィーク誌に載った一こま漫画。
たぶん現実の抗議運動の動きより早かったはずだ。

アマゾンが配送料金無料化…

こっちのほうが書店的には迷惑か。
http://www.j-cast.com/mono/2010/11/02079772.html

オンラインストア大手のアマゾン ジャパンは2010年11月1日、商品にかかる通常配送料金を無料にすると発表した。無料配送サービスは、2010年1月からキャンペーンのとして実施したところ好評を受けて、完全サービス化が決定。モバイルを用いたショッピングでも利用できるという。

ワイドショーレベルでも報じられていたからな。
何年ぐらい前だろうか、「アマゾンは期待だけしょって株価が上がっているが、見てみ、この借金まみれ体質!!これが典型的な『ITバブル』の一例です、はは投資家はお気の毒」なんて感じの論調を確かに見た。「なるほどアマゾンはいつか倒れるのだな」と思ったもんさね。
しかし、いまやこれだ。
ヤフオク楽天も使わない自分のネット売買は、アマゾンとソースネクストぐらい。なんか感覚的には「送料無料でなんで成り立つのよ?」ってのがいまだに実感できないのだけど、現実に今届いているものね。
で、それが恒久的に無料になったら…ポイントなんぞもある以上、確実にアマゾン経由の購入のほうが書店で買うより「お得」になる。送料がその防波堤だったのだが。
 
書店をめぐるのはなんとも楽しいし、そこでおやっと手にとって面白かったものは購入する、それは変わらない。
しかし、最初から「出たら買おう」と思っているような本の場合は。そんな作者の新刊は。
 

自分は本日、都心にて佐伯繁氏の本など、結構ごっそりと書籍を買い込むだろうと思う。ただ、それはしばらくのお暇を請う、その挨拶代わりとなるかもしれない。

少年サンデーに、児童相談所が舞台の漫画が連載開始。

これ、ふつーに連載を開始することを毎日新聞が「社会的事件」として数日前に記事で取り上げてたんだ。それで覚えていたが、今号から連載開始。

児童虐待の闇に迫る!現代のリアルを描く!!
シリーズ連載『ちいさいひと 青葉児童相談所物語』
 
 新聞やTVニュースで注目される児童虐待問題に挑む…そんな真剣ドラマが、ただ今サンデーにてシリーズ連載中。新米の児童福祉司・相川健太が、助けを求める子供たちの最後の砦となる。

話題を呼びそうな漫画をいち早くはてなキーワードにしてきたことを、ひそかな誇りとする小生、今回も一番のりでキーワードつくったー。グリフォン・チルドレンの漫画はけっこう活躍してるよ(なんでキーワード作っただけでえらそうなんだ…それに正直マイナー作にとどまっているものも多いし(笑))

で。
虐待児童などの問題と、それから子供を守ろうとする大人。
問題が深刻な中、エンターテインメントの立場からだけ論じるのも申し訳ないが、その素材として十分興味を引くものであることは、土田世紀が漫画化した

夜回り先生 1 (IKKI COMIX)

夜回り先生 1 (IKKI COMIX)

でも十分論証されたし、まるごと児童虐待を法的に救えるか?がテーマだった
特上カバチ!!-カバチタレ!2-(22) (モーニング KC)

特上カバチ!!-カバチタレ!2-(22) (モーニング KC)

もサスペンスフルなできばえだった。
だから少年誌として描写のマイルドさなども要求されるとはいえ、少年誌でこのテーマが扱われても決して不自然ではないと思う。

ただし、第一回を読む限りはその心配はきわめて小さいと思うが…児童虐待を助けるヒーローとしての児童相談所員、となると「ダーティーハリー的解決」というふうに流れるんじゃないか?というのを少し気にしている。
つまり、強引に扉を壊し、
強引に虐待親から子供を引き離し
「法律違反は承知の上だ!!おれが捕まっても子供を助けられる可能性があるなら、喜んで俺は罪を犯すさ」
的に見栄を切って、ただ結果的にはその判断はぴったしで、めでたし…という感じの。
いやいやエンターテインメントと割り切る範囲でならありかもしれないけど、やっぱり今の制度が持つ”ブレーキ”部分が持つ意味なんかも目配せした作品であれば、個人的にはそういうもののほうがいい作品になるのではと思っています。
まあ、今から云々するほうが変なんですけどね。
どんなふうに展開していくのか、「いい漫画」でかつ「面白い漫画」になりえるのか、見守っていきたいです。

11月3日のテレビ地上波・CS番組

まず下コメント欄から。

野球とMSX 2010/11/03 06:07
きょう11月3日(水)午前8時20分−9時、NHK総合で「未来をつくる君たちへ〜司馬遼太郎からのメッセージ〜山内昌之が語る」。「翔ぶが如く」の主人公、西郷隆盛大久保利通の生き方について山内氏と鹿児島の中学生が語り合う。

野球とMSX 2010/11/03 06:19
きょう11月3日(水)午後10時−10時45分、NHK総合歴史秘話ヒストリア」は「ちょんまげクイズ合戦!〜江戸の彼氏は数学がお好き」。江戸時代に大流行した数学「和算」の秘話を紹介。

せっかくなのでこれにくっつけるのを探して、CSチューナーでの番組表をみてみたら・・・

WOWOWでなんかガンダムがぞろぞろ。本日ガンダム特集らしい

http://www.wowow.co.jp/anime/
ガンダム宇宙世紀3DAYS:20時間20作品SP」
なんだそれ(笑)

チャンネルnecoで「蘇る金狼」

http://www.necoweb.com/neco/program/detail.php?id=767&category_id=2
性格には4日未明、本日深夜ですが。

いきものを殺して食うということ…「おまえ、うまそうだな」が評判の今「あらしのよるに」再見もいいのでは、そして各種の本(予告編)

上でTBSチャンネルが本日放送する「あらしのよるに」を紹介した。
http://www.tbs.co.jp/tbs-ch/lineup/m1049.html

きむらゆういち原作のロングセラー絵本「あらしのよるに」を映画化。嵐の夜に偶然出会ったオオカミのガブとヤギのメイ。本来ならば“喰う者”と“喰われる者”という2匹の種の壁を越えた友情がほのぼのとしたタッチで描かれる。しかし、オオカミのガブが「友だちだけどおいしそう!」とヨダレをたらしながらも本能に必死で耐える姿や、「生きるために利用せよ」という仲間たちの非情な命令などは、人間社会に当てはまるふしもあり、大人も楽しめる作品に仕上がっている。ガブ役に中村獅童、メイ役に成宮寛貴など豪華な声優陣による愛すべきキャラクターが勢ぞろいした。

ぼくは絵柄も合わせて、あんまりこういう映画が正直、好きっちゅうわけではないが、評判がよかったのは聞いている。
そういえばどこかの映画評で、この狼とヤギの関係を「男女間の友情の比喩になる」と言ってたな。つまり性的な関係性が、友人であるという関係を壊しかねないというのを、友人のはずのヤギをとって食いたいという狼の欲求で比喩していると。
まあそんなことに踏み込むのもアレなのだが、実は最近、同じテーマといってもいいこの映画が評判になってるっしょ。


■必見!大傑作アニメ映画!!『おまえうまそうだな』
http://d.hatena.ne.jp/tsumiyama/20101024/p1

今年、NO1のアニメ映画は、『トイ・ストーリー3』でも『ヒックとドラゴン』でも『アリエッティ』でもなく、これだああああああ!

『おまえうまそうだな』


「断言しますが、この映画、子ども向けと思ってスルーしたら人生損しますよ!」

「パッケージは子ども向けですが、全力投球の剛速球」
「とにかくダマされたと思って観に行って下さい!」
「ハンカチ必須です」
「表現と物語の力で魂を揺さぶられる「泣ける」です」
「観れば分かります。伝わります」

と、はてな屈指の人気ブロガーが絶賛だ。

「どうしよう、お肉が美味しいよお!」

これは、本作の主人公の肉食恐竜ハートが泣きながらいうセリフです。

草食恐竜の母に育てられた心優しいハートが、自分が他者を殺して食べないと生きられない肉食の存在であることに気づいて、こう叫ぶのです。

動物を擬人化したメルヘンの中で、肉食の動物と本来そのえさになる動物が仲良くなり、同時にその食う−食われるの関係も消滅してはいないので登場人物が葛藤−−という基本コンセプトが共通しているようですが、もちろん両方の作品、というか後発作品がそのまま貶められる意味合いはまったくないでしょうな。紹介を読む限りでは、まったく新しい展開や思想を打ち出している。
ただ、「同一テーマ」「類似ジャンル」の作品として、「あわせて観たい」ということです。

そして一緒に紹介したいのが

雑誌「世界」に連載中の内澤旬子飼い喰い」。
衝撃のルポ(というかとっても楽しいルポ)「世界屠畜紀行」で各界に大反響を巻き起こした著者が世に問うている作品。

世界屠畜紀行

世界屠畜紀行

タイトルどおりで、「実際に豚を飼って、育てて、そのお肉を最後食べちゃおー」というコンセプトでしてね。実際にさばいてもらうのはプロの業者らしいのだが(最新号でそこに持っていっている)、まあすんごくおもろいです。
俺は近くの図書館で「世界」を読んでいるのだが、まあこの雑誌、年間を通じて全号、いつまでたっても綺麗なままを保っている(笑)。
そういう点では一般読者が目に触れる機会って相当無いかもしれない、ってんで全力で推します。
作者は一時期はてな住民だったが、今は移転してるっす。
http://kemonomici.exblog.jp/i7/
作者ツイッターtwitter
http://twitter.com/#!/riprigandpanic
あわせて
ミノタウロスの皿」
とか「よつばと!」とか、

あと、学校で鶏や豚を飼って最後は食べるという授業…それを描いた映画とかもあるそうだね。

ブタがいた教室 (通常版) [DVD]

ブタがいた教室 (通常版) [DVD]

豚のPちゃんと32人の小学生―命の授業900日

豚のPちゃんと32人の小学生―命の授業900日

http://www.cinematopics.com/cinema/works/output2.php?oid=8782

これは教育?素晴らしい授業!賛否両論を呼んだ実話の映画化
 
「食育」や「いのちの授業」が叫ばれる前、総合的学習時間もまだなかった1990年。大阪の小学校の新任教師がはじめた実践教育が、日本中に波紋を投げかけた。“ブタを飼って、飼育をした後、食べる”というものだった。「Pちゃん」と名付けられたブタは、32人の子どもたちに愛され、家畜ではなくクラスのペットとなっていく。食べるか。食べないか。2年半の飼育の後、子どもたちの卒業を控えて、Pちゃんの処遇を巡って大論争が展開される。しかし、問題はそこで終わらなかった。その後、子どもたちを追ったドキュメンタリーが1993年に・・・(略)

そういうのをまとめて紹介し、ちょっと語りたいと思っていたけど、「あらしのよるで」がCS放送ということで先行して書いてみました。