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John 8:32 Then you will know the truth, and the truth will set you free."  複数ブログの過去記事を移管し、管理の委託を受けています/※場合により、語る対象の「ネタバレ」も在ります。ご了承ください 

何かと話題だったノリミツ・オオニシ(大西哲光)氏は2月に異動し、現在はジャカルタに。後任支局長はマーティン・ファクラー氏(一次情報として)

最近、新聞で見るNYTの支局長名が変わったなあと思っていたので、ちょっとNYTの東京支局に電話で伺ってみました。

【電話でNYTに質問】

Q:お忙しいところ、おそれいります。そちらで支局長をしていた大西さんは、現在異動されたんでしょうか?
A:そうですね、ええ。


Q:いつ異動されたんですか?
A:2月です。


Q:そうですか、現在オオニシさんはどちらに赴任されているんですか?
A:ジャカルタです。

と、いうわけです。
「またオオニシか!」という単語や、それを動物名にもじって「マタオオニシカ」にシカの絵を添えるAAがあったのは存じていますが、幸か不幸か、もう日本記事にそれは使えない次第ですので、ご報告しておきます。このブログをソースにするのが信じられない場合は、直接問い合わせればよい。ここに同支局の連絡先は登録してある。
なび東京
http://navitokyo.com/


後任は、上で書いたように最近日本の新聞にコメントを載せることも多いので分かる。
http://www.asahi.com/national/update/0406/TKY200904050225.html

ニューヨーク・タイムズマーティン・ファクラー東京支局長(42)

 ワシントンやソウルの冷静さに比べて、日本は騒ぎすぎた。北朝鮮は、米国がオバマ政権になりあまり注目されなくなったから、パフォーマンスをやっているだけ。

 拉致問題もあり敏感になるのは分かるし、政治家は総選挙前で国を守っているところを見せたかったのだろうが、北朝鮮に攻撃の意図がないことは分かっていたはず。バランスに欠け、パフォーマンスに負けたと言える。誤報は、緊急事態の経験不足で起きたのだろうが、全体から見れば大きな問題ではないと思う

http://www.nishinippon.co.jp/wordbox/display/6432/

ニューヨーク・タイムズ東京支局のマーティン・ファクラー記者は「メディアは極力、実名にする努力が必要だ」と指摘。

http://archive.mag2.com/0000280000/20090219124203000.html?start=20
渡辺喜美日記

別冊宝島取材」、経済問題。「テリーとたい平のってけラジオ」生出演。
NYタイムズ マーティン・ファクラー東京支局長の取材。


で、ですね。
前任者オオニシ氏、その前に有名だったニコラス・クリストフ氏などは、他地域の支局長から異動してきた人だったはずだが、こちらは以前から東京支局で働き、そのまま持ち上がった人のようです。
2009年以前にマーティン・ファクラー「記者」「支局員」としても結構データがあります。


http://www.nagasaki-np.co.jp/press/ronsetu/07/014.shtml

…事件を取材した米紙ニューヨーク・タイムズマーティン・ファクラー記者は、四月十九日付の記事の冒頭にこう書いた。「日本の南の都市で暴力団関係者による市長銃撃事件が起こり、犯罪率の低さを誇ってきた日本はその答えを探している」

http://www.asahi.com/sympo/061027/03.html

すばらしい日本報道を行い、政府の政策から活気あふれる文化まで、日本のあらゆる側面を取材しているノリミツ・オオニシ大西哲光・東京支局長)やマーティン・ファクラーのような最高の特派員もおります。そしていつも話題になる映画評論家や書評担当者、そのほかスポーツからファッションにいたるまで、あらゆる分野の専門家がそろっています。

※当時のNYT編集局長が日本でのシンポで語っている言葉です。


その他、面倒なのでいちいち書かないけど、2000年代前半には中国にいて、おそらくAPで働いていたようです。
そういう点では、他社から異動してそのまま働き、支局長に数年でなるという形か。日本の新聞に例が無いわけじゃないけど、やはりあちらのほうが流動性は高いようです。

そしてマーティン・ファクラー氏の意外な取材方法。

ついでに見つけました。

http://www2.ezbbs.net/26/evil-evil/

インタビューのお願い 返信 引用
名前:マーティン・ファクラー 日付:8月19日(金) 13時49分
 
初めまして、ニューヨーク・タイムズ東京支社の記者、マーティン・ファクラーと申します。

 今回、8月末にトヨタのLEXUSが売り出されることに関連し、それについての記事を書きたいと考えております。そこで、トヨタの高級車を所有している方たちのご意見も伺いたいと考えております。例えば、「LEXUSの販売を受け、以前よりも値段が高くなるけれども、それでも購入を希望、または考慮するか」等の点について、日本人の立場からどうお考えかといったことです。

 突然ではありますが、もしインタビューをさせて頂けるようでありましたら、メールへお返事をして頂くか、もしくはNYタイムズ東京支社までお電話くださると幸いです。

お返事お待ちしております。

NYタイムズ記者
マーティン・ファンクラー

NYタイムズ東京支社
※電話番号は略しました

 管理人様;不適切であると判断した場合は削除して下さい。

http://www1.ezbbs.net/34/giantcab/
にも同じことを書いている。
なんとメールアドレスつきだし。
特殊なテーマだったから?かもしれないけど、BBSにぶわっと書き込んで「だれかインタビューをさせてくれませんか?」なんて募集するって手法、既存メディアの人たちは嫌がって使わないという印象があったのでした。
こういうことを抵抗無くやれるファクラー氏、かなり毛色のかわった記者氏かもしれない。
そもそもNYTの支局長が交代したら、各紙はそれについて好意的でも否定的でも紹介記事をいろいろと書くべきじゃないかと思います。(もうどこかが書いてたらごめんなさい。)

とにもかくにも、新支局長のますますのご活躍をお祈り申し上げますとともに、前任者のオオニシ氏にはご赴任お疲れ様でしたと申し上げます。

秋山、会社の社長に08年までの収入をほぼ横領されていた?(秋山自伝から)

NHBニュース( http://blog.livedoor.jp/nhbnews/ )とダブルポストです。ちょっと増補。

2009年04月13日

【メディア / 書籍 /DVD 】 秋山自伝から。マネージメント会社社長の横領について語る < Gryphon
http 秋山自伝「ふたつの魂」
要約<あくまでも秋山サイドの主張です>
・08年に横領の事実がわかった。
・やったのはマネジメント会社の社長になってもらった人。最初は「芸能界やスポーツ界の人と交流できるから、無報酬でいいよ」といってくれたのに…
・収入はすべてこの会社に振り込み、必要分をもらう形だった
・08年に大きな買い物をしよう、両親のための家をつくろうとしたら、相当たまっているはずの貯金がほぼゼロ!この社長が横領していた。秋山の弟子としてデビューを目指していたような立場の子まで財産を掠め取られた。本人を問いただすと、横領も認めている。

・この問題の解決のため、ある大物に相談し、新会社「クラウド秋山事務所」を設立した
【付記】http://www.boutreview.com/2/news/ufc/item_2220.html
によると、 株式会社クラウド秋山道場の代表は川端一成氏。


民事訴訟ではすでに勝利している
・今後、刑事告訴も行う予定
======================

詳細は同書で。

社長は「いつも一緒に入場していた」
そうなので、08年前には入場し、08年のいずれか以降は姿の見えない人でしょう。もしくは民事訴訟の記録でも分かるでしょうし、刑事告訴すれば新聞や週刊誌などにも記事が出るかもしれません。


うーむ「タイム・トゥ・セイ・グッバイ」がちょっと遅すぎたのか(笑)。
でも、秋山の古い入場シーンを見ると「ああこの中に」というあらたな興味が。むかしのマネジメント会社の記録とか、社長名とかは、少なくともネット上にはあまり残っていないみたい。

しかし気の毒な話ではある。
よくボクシング界のヘビー級王者って、取り巻きに財産を奪われて無一文だとかFMWに来ました、とかいう人がたくさんいるじゃないですか。そりゃあ何人かはいるとは思うけど、その比率があまりに多いんと違うか、と思っていましたが、格闘家にもこういう人が出てくるとは。
しっかりした、信用の置ける人に任せる、あるいはしっかり自分で管理する…というのも、いうほどラクじゃないようです。


ところで、秋山のマネージメント新会社クラウドの社長さんというのはかなりの大物で、秋山がいうには「こういう問題が起きたときには無意識のうちに、このかたに相談すると決めていた」というぐらい頼れる人だったそうです。
この人がUFCとの交渉も取り仕切ったということでしょうね。

アメリカ第二団体・ストライクフォース。フランク敗れる

90年代末にエースの地位を確立した後、第一線からあえて距離をおき、期待感を保ちながら十分な休養をとり、マイペースで体調が万全の時に、知名度十分の”おいしい相手”と闘っていく。負けも当然あるものの、それでも勝ち星も着実に重ね、一線級であることは見せている・・・という、かつてとは違う意味で「アメリカの田村潔司」だなぁと思います(笑)。
上のエントリともつながるけど、秋山成勲vs田村は07年、ヌルヌル事件からの復帰戦候補としてカードが浮上したが、FEGからのオファーを受けた田村は「その時期は新婚旅行がある」と断ったとか。



そんなレジェンドでも、さすがにニック・ディアスは厳しかったか。
で、あっても、格闘家としてほんとうにしあわせな後半戦だと思います。これも田村と同様。
あとはストライクフォースがもっと日本と交流して、もっと日本になじみが深い選手が相互に活躍してくれればいいなと思います。
今回は前半の試合は知らない選手多いからな。今回は石田光洋の参戦が噂に上ったが、もっと交流を。

現地観戦記

現在、アメリカでがっぽり稼いでいるドラゴンヘッド氏のリポート。

1. nhbnews 2009年04月12日 14:56
生観戦してきました。会場のHP Pavilionは、さいアリのコンサートバージョンと同じくらいの大きさで、今回の座席数は約18000くらい。2階席の一部を潰してあるとはいえ、満員でした。自分もチケットをもらって観戦したので、ある程度は撒いているとはいえ、田舎のシリコンバレーでこんなに埋まるのは凄いです。


メインの時点でこんな感じ。↓
http://nhbnews.mond.jp/img/20090411_sf.jpg


ニックのアニキ、今回も記者会見からインタビューから、試合中には両手を広げて「ほら、打ってこいよ」と顔を突き出したり、悪態つきまくりでしたが、地元のスターのフランクに負けず劣らずの大歓声(半分はブーイング)。でも、試合後はフランクを称えたり、何より先に師匠のシーザー・グレイシー、チームメイトのジェイク・シールズとかに感謝を述べたりして、そういうところはちゃんとしていました(笑)

龍頭

何を血迷ったか「列伝」のパロディをするCM

いただいたメールから。いつものメール職人とは別の方。

これはもう何年も前になりますが、ヤフーのトップページに出てた動画広告です。
かの列伝スレでも取り上げられておりましたのでご存知かと思います。
リンクが紹介されていたので「お気に入り」に入れておいたのですが、
いまだに見られることに気がつきましたので、念のため送っておきます。

http://ai.yimg.jp/bdv/500010/536289/20060703/9qzie3rfsjgljtswotea-a.swf

見た記憶はある、なつかしい。
ネット広告はコストが低いとはいえ、パロディ選んだ時点で突っ込みいれたくなるな。

新生モテモテ王国再興(新装版&新連載?)/西原理恵子の画力はあの漫画家より上か下か?

ともに「ゴルゴ31」ブログ経由で。
http://www.golgo31.net/
とある王家は仲むつまじく結婚50年を迎え、
とある王国では国際会議が反政府行動により打ち切りになった。
そしてこの王国は・・・


http://natalie.mu/comic/news/show/id/15289

ながいけんの伝説的ギャグマンガ神聖モテモテ王国」の新装版が、5月12日に小学館から全6巻一気に刊行される。

神聖モテモテ王国」は、1996年から2000年まで週刊少年サンデー小学館)にて連載されていた作品。連載終了後もその人気は途絶えることなく、2008年にはオンデマンド出版を行っているコミックパークから完全版が発売された。

ながいといえば、新装版の発売日と同じ5月12日に創刊となる月刊少年サンデー小学館)での連載開始が伝えられ、ファンを驚かせたばかり。ゲッサンでどんな作品が連載されるのかは未だ明らかになっていないが・・・

西原理恵子の新企画「あたしとあの漫画家、どっちの画力が上か勝負!」マッチメークが絶妙

http://www.muhyojo.com/magazine/2009-4-10/01.php

文化人的な位置にこのまま行ってしまうのかと思われたが、西原先生は帰ってきた
しかも、25年間の漫画生活で研ぎ澄ました牙をここぞとばかりに剥き出しにしてきた。
それが新連載「西原理恵子人生画力対決」だ。

わたしが、絶賛したいのがマッチメークの妙だ。
以前、浦沢直樹との合作だ対決だとやっていたが、これは実力差ゆえににぎやかし、エキシビションになってしまった。
だが、今回のサイバラの名指しはUFCなみに実力を見極めた、いいマッチメークになっている(リンク先の画像参照)。

さくらももこvsサイバラ、実現するか。

先日「北野誠」と「降板」「不適切発言」で来られた方へ

私は「サイキック青年団」を聞ける地域ではなく、降板とか不適切発言とかも真相は知りません。
その単語はゲストコメンテーター?のさおだけ屋会計士・山田真哉氏のブログを紹介したときのですね。
http://plaza.rakuten.co.jp/kaikeishi/
今回もいくつか関連エントリがあがっています。

そのほか、はてな以外からのかたは、はてな独自の機能「はてなキーワード」経由であちこちへ飛んでみてください。http://d.hatena.ne.jp/keyword/%CB%CC%CC%EE%C0%BF

大阪プロレスに道頓堀から蘇った「ヨーネル・サンダース」登場。KFCは”黙認”か

やじうまワイド 経由で知りました
http://hochi.yomiuri.co.jp/topics/news/20090413-OHT1T00026.htm

ポスト「くいだおれ人形」襲名か―。ケンタッキー・フライド・チキン(KFC)の「 カーネル・サンダース人形」をほうふつさせる覆面レスラー「ヨーネル・サンダース」(大阪プロレス)が12日、リングデビューを果たした。先月10日に道頓堀川の底から24年ぶりに引き揚げられた“本家”への勝手なオマージュで誕生したヨーネル。困惑するKFCをよそに、大阪から日本を元気づける新キャラクターとして社会貢献にも意欲・・・

(略)

・・・・24年前、カーネル川底に突き落とした阪神タイガースファンをのろうヒールキャラとして登場した。

 チキンの人形にかみつくなど、温厚そうな見かけとは裏腹の暴走ぶり。しかし、試合の途中で対戦相手から「24年前を思い出せ、お前は悪者なんかじゃない」と声を掛けられると、あっさり善玉チームに寝返った。

 身長170センチ、体重100キロと本家そっくりのずんぐりボディーで大暴れし、最後は善玉軍の勝利をアシスト。試合後はファンから握手攻めにあった。24年間も「よう寝る」から、リングネームを思いついたという大阪プロレスの阪上雄司会長(40)は、「思っていた以上にウケました。これからはレギュラーで頑張ってもらいます」と反響に興奮を隠せない。


 KFC側には正式な承諾を得ていないが、当のヨーネルは今後「カーネルおじさんの優しいイメージを崩さず、子供さんに愛されるキャラクターでいたい」と勝手に宣言。阪上会長も、いじめ撲滅のメッセージをこめた興行などに起用したり、児童養護施設や障害者施設を訪問するプランを明らかにした。

 これは、KFC広報室が出していた「私たちにとって、カーネルおじさんは大事なキャラクターです。大切に扱ってほしいし、正義のヒーローであってほしい」というコメントには、一応沿った形だ。無断使用に困惑を隠せないKFCだが、今後は黙認すると見られている。

ああ、「黙認」。
プロレスがプロレスであった時代、この言葉だけですまされていた、あのよき時代。
WINGなんて、ホラー映画会社が黙認してくれなきゃどうなっていたことか(笑)。
まだどうなるか分からない気はするが、がんばてください。でもどこがどう頑張るんだ。

ところで、サンダースはカーネル(大佐)なわけだが、わたしはどこかで「第一次世界大戦に従軍し、ドイツ兵を斬って斬って切りまくって大佐に昇進した。軍の通称はブラッディ(血まみれ)サンダースだった」とか聴いた記憶があった。
ところが現実は、まあこんなもんです。
ウィキペディアの「カーネル・サンダース」

気のいい普通の、フリーメーソンのおじさんでした(マジ)