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John 8:32 Then you will know the truth, and the truth will set you free."  複数ブログの過去記事を移管し、管理の委託を受けています/※場合により、語る対象の「ネタバレ」も在ります。ご了承ください 

チャック・リデル”掟破りの逆カウンター”で失神!PRIDE勢も含めLH戦国時代

チャック・リデルの人気や実力はやはりいまいち日本には浸透してないので、私も正直、頭で計算して「ああ、たぶん大ニュースなんだろうなあ」と思うようなところもあるのだが、やはりおおごとですな。
くわしくはこちらで
http://news.livedoor.com/article/detail/3808485/

http://d.hatena.ne.jp/lutalivre/20080907


カウンターといえばジ・アイスマンの代名詞だったのだが。

チャックも実はかなりいいトシで、ここで仮に引退しても、その後の稼ぎも問題ないだろうし合理的な考えではある。でもこの”アイスマン”はかつてダナに「もしUFCというところがなくても、彼は台所ででもファイトするだろう。金ではなく純粋に戦いが好きな男なんだ」と評したことがある。
1Rは圧倒的に優勢だったとも聞くし、噂の日本興行ではPRIDEのカリも返したかろう。復権を望む。

ラシャド・エヴァンスも、今後はタイトルとは別に”王”となったのだから、その首を狙われる側になる。マウリシオ・ショーグンヴァンダレイ・シウバのような旧PRIDE勢がかれをドカンとやてくれることも今後期待したいのだが。

キム・ドンヒョン長南亮が接戦の末に勝利

内容的には低調だったということだが、まあ負けるよりはマシでしょうか。今後さらにもう一歩すすんでください。

藤原大地、引退。「ラーメン屋を今後は目指し、名店に弟子入り」

実は日本の格闘ネットメディアは関西に弱い・・・というか関西の小規模大会に人員を送る余裕があまりないみたい。
意外なことにミルホンネットが報じてくれた。
NHBニュース( http://blog.livedoor.jp/nhbnews/ )とダブルポストです

http://miruhon.net/news/2008/09/post_380.html
「自分でもまだまだいけると思いますし、まだ24歳やし30までやればある程度のところまでいけると思います。でも僕にはもう一つの夢があるんです。僕はどうしてもラーメン屋をやりたいんです」


 「京都に大好きなラーメン屋があるんですけど、そこにアポなしで弟子入りを申し込んだら『人は足りているけど、その心意気が気に入った』と言ってもらえまして、10月1日から弟子入り・・・・(後略)」


菊地昭もこの前、接骨医開業をめざし引退した。ラーメン屋も接骨医ももちろん夢があり、また修行も片手間では出来ないだろうけど、にしてもやはり彼らのファイトマネーが現在の二倍、三倍だったらまだ続いただろうか、というIfを感じてしまう。藤原はケージフォースで負けたけど、その試合ぶりを見たら将来性は間違いなくあったし、何より試合が面白かった。
これで大阪パンクラス興行のメインもどうする?という話にもなってくるんだが(鳥生将大も大阪出身だけど、稲垣組じゃないとなあ)


にしても、京都のこのラーメン屋ってどこだろう。
京都ラーメンといえば「天下一品」が生まれたことが有名だが、はたしてそんな一地名を関するほどの個性があるのやら。

橋下知事の大阪府立国際児童文学館批判、「ミヤモメモ」はどう語るか?

宮本大人氏が何か書くのだろうか、と思ったら昨日、エントリができていた。

http://d.hatena.ne.jp/hrhtm1970/20080907


ご紹介する。
大阪のこの施設、あまり具体的なイメージがわかない部分もあるのだけれど、「潜入取材」全体への批評にもなっているな。
いまテレビ朝日やじうまワイド」で隠し撮りに批判的だったが、その後のスーパーモーニング・玉川徹の「納得できない!」への批判にもなってしまう部分が若干ある(笑)

ここに書いておくか。「ポピュリズム」の先行例としてのアメリカ(講談社新書「見えないアメリカ」より)

だれの文章だったか、ああ宮崎哲弥論座「網棚倶楽部」だ。
小泉純一郎も格差だなんだと批判されているようで、実はその後の東国原知事橋下知事、キムタク演じる首相・・・すべてその後の政治ヒーローは”小泉純一郎モデル”なんだよ」といっていた。

その一番のエッセンスを煮詰めると「抵抗勢力」の設定だと思うが、実はアメリカを見るとそれがもっとも徹底しているという。

見えないアメリカ (講談社現代新書)

見えないアメリカ (講談社現代新書)

の帯は
アメリカ人はみんなワシントンが嫌いだ!」

となっている。バラク・オバマ(上院一期のみ)、そして副大統領候補サラ・ペイリンも「ワシントンに染まっていない」が一番のPRだもの。ここの後半に、保守やリベラルに一部取り込まれつつも一線を画す「アメリポピュリズム」について紹介している。
この部分が実に面白く、また橋下徹の知事としての行動様式の分析・予想にも役立つのでお勧め。
この言葉が出るたんびに思い出して、何度もここで繰り返している気がするが、高坂正堯氏の言葉を改めて紹介する。


ポピュリズムは自分の『趣味』としてはまったく合わない。だが、これによってときどき『政治を洗う』ことが必要なのだ

この「見えないアメリカ」に関しては、機会があればもっと詳しく紹介したい

今、「事故米横流し」をやじうまワイドでやっていたが

「検査を最初から予告して、その日に行っているようなやり方に問題あり」という批判をしていた。
事前予告検査も隠し撮りも、どうにもどともに極端だな。

いま考え付いた瓦版記事(朝日新聞の見出し風に)

「そこまでするか水戸黄門 越後のちりめん問屋装い隠密捜査」

ここにくるのは漫画好き多いだろうから再告知

本日深夜に前回の「BSマンガ夜話」が総合テレビで再放送されます。BS無い人も見るチャンス。
あと前回の三本は、個人的にはたいへん水準が高かったと思ってます。時間などはBSマンガ夜話公式サイトへ。
今メールでも友人から連絡もらいました

きょう深夜から、NHK総合テレビで「BSマンガ夜話」第34弾が3夜連続で再放送されます。

・8日(月)深夜2時30分−3時27分 山田芳裕作「へうげもの
・9日(火)深夜1時45分−2時45分 雁屋哲原作・池上遼一作画「男組」
・10日(水)深夜1時45分−2時41分 羽海野チカ作「ハチミツクとクローバー」


また9日(火)深夜0時00分−0時40分、NHK−BS2「マンガノゲンバ」は原哲夫特集です。
絵師としてのこだわり、「男」を描く演出法などの話を聞く予定。

格闘技の古雑誌、某有名チェーン古書店で一冊40−60円で売れました。

だからなんだとお思いでしょうが、念のための情報で。
自分もこれは売れないだろうと思って、十数冊はただ単に捨てちゃったなあー。なんでもやってみるもんです。10冊で500円だからそれなりに大きいよ。

この前、池袋のジュンク堂を見回った時のメモ

浅羽通明「昭和三十年代主義」が残り一冊だった

なんつーかな、平積みというか、棚で表紙を見せるように展示するあのやり方がされていたから書店的にもイチオシだったんでしょうか。この前SAPIO小林よしのり「ゴーマ二ズム宣言」で紹介されていたことも効果的だったか。

残り一冊といっても倉庫にはあるかもしれないし、もともとの仕入れ数もあるけど。

ヘタリア」がアニメ化されるって

どこのバカが企画を立てて、どこがそれを通したんだ(褒め言葉)。
しかしイタリアドイツを含め、国際的に文句が出ないように祈っています(反語)。

「数学者が数学的に犯罪を分析して解決」というノンフィクション

アメリカの人気テレビドラマのモチーフらしいが、これは事実だそうだ。訳者が山崎浩生。
探偵ガリレオ」「容疑者Xの献身」にもうまく便乗すればさらに売れるのでは。

高橋洋一の文春新書が無かった

かいたかったんだけれども

講談社のノンフィクションキャンペーンがあった。

佐高信の筆刀直評」が入っていたのは失笑だったが、念のためにざっと眼を通してみたらいとも簡単にあらたなツッコミどころが見つかったので爆笑。(ライブドア関連です。あとで書こうっと)

そして何より、当然ながら


があったことはうれしい。何版まで行ったか確認すればよかった。
わたしもいい加減、この本はすごいすごいと煽るだけで本格的な紹介を後回しにしているが、いつか書く。

文春新書第一号の「社会調査のウソ」は22版

だったと思う。当然の結果であります。古典として長く長く読まれるべきだし、読むべき本です。

「社会調査」のウソ―リサーチ・リテラシーのすすめ (文春新書)

「社会調査」のウソ―リサーチ・リテラシーのすすめ (文春新書)


いくらでもネタを生むなあ。
一カ月に一回ぐらいジュンク堂に行って、「今月のジュンク堂」でもやろうかしら。

【メモ】

よつばと子どもとトリックスター (作品論用)
■「バクマン」と決断主義(新教養主義)と「ゼロ年代の想像力」→要引用(P237)、浅羽通明大月隆寛
http://d.hatena.ne.jp/otokinoki/20080901/1220236137

オセロゲームはマス目「6×6」までは必勝法確定。後手必勝。それ以上は?

自分のブログを読み直していたら、そういう話を以前引用していたのにさっぱり忘れててへーそうなのかと驚いた。
ふたたび忘れないように再録、また調べて引用した。


http://homepage1.nifty.com/t-akatsu/syoukai.html#%E3%82%AA%E3%82%BB%E3%83%AD

オセロ必勝手順(6×6盤)
 
先手●16対後手○20で後手の4目勝ち


オセロは1970年代に日本で発明されたゲームで
あるが、1994年イギリスの研究者ファインシュタ
インは、6×6の縮小盤オセロは、後手必勝である
ことを証明した。
先手が最善を尽くしたときの必勝手順が、左記の
とおりである。後手が最善を尽くせば先手がいか
に頑張っても最大で16目しか取れないことを意味
している。


http://d.hatena.ne.jp/gryphon/20070327#p4
■■[科学][SF][ブログ][ゲーム]よく分からなくても楽しめる「人間vsコンピュータ」将棋対決の”感想戦

444 :名無しさん@七周年 :2007/03/24(土) 18:30:33 ID:L2+hzaYl0

6x6のオセロの完全解が発見されたのが1993年(ちなみにどうあがいても後手の勝ち)。

その分岐数は、だいたい平均10個の指し手で32手あるから10の32乗。

で、未だに完全解が出ない8x8のオセロの分岐数は10の60乗。

未だにムーアの法則に従って上昇するPCの計算速度をもってしてもこの程度が読み切れない。

将棋は平均50個の指し手で100手あるとして…10の170乗!?

プロが勝てなくなる日は近いかもしれんが、完全解が発見されて将棋というゲームが成り立たなくなる日は来ないな。


6マスの解析が1993年というのもけっこう遅い。今年で15周年か。
8マスはまだと書いてあるが、じゃあ中間の「7×7」はどうなっているんだろう。