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John 8:32 Then you will know the truth, and the truth will set you free."  複数ブログの過去記事を移管し、管理の委託を受けています/※場合により、語る対象の「ネタバレ」も在ります。ご了承ください 

格闘技大会からスポンサー激減、吉田はK-1にPRIDEと同じギャラ要求し決裂・・・と夕刊フジ

半月ほど前の記事だけど、まだ扱ってなかったので引用しましょう。
みんな既に読んでいるかな?
http://www.yukan-fuji.com/archives/2007/08/post_10320.html

格闘技の人気急落でスポンサー激減


 K―1やHERO’Sなどを主催するFEGが、年末興行「Dynamite!!」の目玉として、水面下で吉田秀彦VS秋山成勲という元柔道家同士のスーパーマッチ実現に動いていたという話を、FEG関係者から耳にした。確かに、実現すれば大きな話題になるのは間違いないカード。けれども結局、交渉が決裂し、実現の可能性はほぼ消えたという。

 「詳細までは分かりませんが、吉田側がPRIDE時代と同等、もしくはそれを上回るギャラを譲らなかったのが理由のようです。PRIDEが活動していたならギャラの高騰も仕方なかったでしょうが、今はFEGとしても“試合がなくて困るのはそちら”というスタンスだったんです」(FEG関係者)

 ただ、一方では、そのFEGの財政状況が厳しいという話もある。
(略)

 「何しろテレビ視聴率が振るわないのでスポンサー企業の出資も減少しているんです」とは前出の関係者。

 言われてみると、7月16日の「HERO’S」は・・・…協賛企業はオリンピア東洋ゴム工業の2社だけ。昨年10月の同大会がサミーや日清食品を含む5社だったこととを考えれば明らかに減少・・・

筆者は片岡亮。どの程度の信憑性なのかは分からんところだが、スポンサー数の減少は公開情報だからな。
K-1の言う「試合が無くてこまるのはそちら」という強気姿勢は十分にあり得る話。
この姿勢をずっと貫いていけば、PRIDE戦士がDEEPは別格としてもCage force修斗パンクラスに流れていくことも十分にあるのだろう。吉田は吉田で、VIVA柔道!や道場経営のブランド価値もあるから簡単に試合はしない、となるだろうかな。

素手ムエタイ「ラウェイ」を会場で見た人の感想

はてな」内で立ち技の大会と言えば必ずいく高倉仮面(http://d.hatena.ne.jp/Mask_Takakura/)氏もフリジッドスター氏(http://d.hatena.ne.jp/frigidstar/)も今回はお休みだったが
http://knockout.exblog.jp/7320743/
に観戦記がある。

・・・・そして、ミャンマー選手はとにかく前に出ます。
見合う時間はほとんどありません。
ひたすら"攻め"です。
(前に出た後組み合う展開は多かったですが…)
だからとにかく展開が"激しい"のです。


熊久保英幸氏は「本場ラウェイの選手はほとんどがカウンター狙いになるから、日本人選手が攻めるかどうかだ」と書いていた。

http://blog.livedoor.jp/gbrkuma/archives/51293191.html

・・・ラウェイ同士だと、これがもうつまらない。カウンターの取り合いなので1ラウンドに1〜2回打ち合いになるだけで、あとは5ラウンドお見合いが続くのだ。だから日本との対抗戦にしたのはいいアイデア。日本人はガンガン行くからそうはならないだろう。

今回、ラウェイ側も攻めていたのは日本側との相乗効果なのか、ミャンマー選手にとっては「次も呼ばれたい!日本向きの試合をしなきゃ」という興行モチベーションがあったのか、それともはっきり言って日本人をなめていたのでがんがん前に出たのか。
にしても、素手だとやっぱり技術体系が変わるのか?これは例の復活格通でもう少し掘り下げてほしいテーマだし、ありえない話だが「今のボクシングが仮に素手で争われたら?」なんてことも考えてしまう。

「牛角」が平日食べ放題を実施中

http://blog.livedoor.jp/suck_me_disco/archives/51025387.html

皆さん、ご存知でしたでしょうか!?
なんと牛角が8月末までの平日期間限定で焼き肉食べ放題を実施してるのです!たまたまホームページで見つけたんですが、それ以来頭の中には「牛角」「食べ放題」の文字が離れず、早速行ってきましたよ!


これはおおごとだ。ソースも確認した。
http://www.gyukaku.ne.jp/
残り期間はあとわずかか。

ライトノベルの話題の補足。同時進行の話はこれでした

昨日のエントリで書いたライトノベルに関する出版関係者との話は、ブックマークも結構いただいて好評でした。
そのコメント欄でもらった補足。

某出版関係者 『ちわ。
XXXXXXXXX の部分だけど、補足しますと
冲方丁(うぶかた とう)のシュピーゲルシリーズであります。
http://www.kadokawa.co.jp/sp/200701-05/
憲兵と公安の立場。だけど、きっと想像しているのとはかなり違うとおもう・・・。』

うん、想像とかなり違っていた。
何が想像と違うかというと、やっぱり表紙(イラスト)が(笑)。

「さぁ、狩りの時間(ヤクトツァイト)だ――」
ミリオポリスと呼ばれる国際都市。この街では三人の少女たちが、不屈の突撃を信条とする警察組織「MPB」の飼い犬として、治安の維持に務めている。彼女たち三人のチームは〈?〉遊撃小隊。「黒犬」リーダー涼月は、ヘビースモーカーな突撃手。「紅犬」狙撃手・陽炎は超モデル体型のニヒリスト。そして「白犬」ワイヤーカッターを操る凶悪な脳天気・夕霧。この選ばれし三人の少女たちは、幼い頃に無くした肉体、使い物にならなくなった身体の代わりに、手足を機械化され特甲という最強の戦う身体を手に入れた。
飼い主たるMPBと、獲物たる凶悪犯罪者の間で繰り広げられる「死に至る悪ふざけ」――オイレンシュピーゲル


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ミリオポリス――近未来のウィーン。グローバリゼーション、多民族、多宗教という混沌に覆われた街の平穏を維持するために、飛び立ち、突き破り、敵を破壊する特甲児童と呼ばれる特殊な子供たちがいた。翼を持ち、敵を殲滅するために飛翔する三人の少女。敵を貫く、それこそが彼女たちの使命――なぜなら、自分たちは翼をもった弾丸だから。ちょっとおねえさんの鳳〈アアゲハ〉、ぶっきらぼうだけなツインテール乙〈ツバメ〉、大人しくてちょっと自閉症な雛〈ヒビナ〉――三人の少女は、機械の身体を持ち、MSS――公安高機動隊に所属し、テロ殲滅のために、日々生きる。飛んでいく。官給品の彼女たちに迷いはない。ただ、飛翔し、相手を破壊することだけに生まれた妖精たちは空を舞う。スキップ・ビート・フェアリーテイル


まて、両方とも主人公は女性三人のグループかい(笑)
燃えよペン」のあれを思い出すな。

「あなたのライバルが描いた漫画のヒロインは二人で、片方はロング、片方はショートカット!!
読者は必ずどっちかに付きます!」
「ぬうっ、やるなっ!! ならばこっちは三人だ!!」


それはともかく、キャラクターがどうであろうと、SF的な世界観とストーリーテリングにつながっていれば文句はない(えらそう)。「近未来のウィーン。グローバリゼーション、多民族、多宗教という混沌に覆われた街」だそうで、そのへんをどう描写しているかは興味がある。
最近、近未来の日本がけっこう治安が悪くなり、民族?や宗教も非常に多様化しているという設定を時々目にする。これはだんだんとリアリティを増しているようだが(笑)

「キサラギ」観てきました

http://d.hatena.ne.jp/gryphon/20070615#p5
で紹介した小劇場映画2本を、ぶじ見ることができました。
もう一本「選挙」についても、できれば参院選前に書きたかったんだがうまくいかなかったな。


キサラギに関しては・・・語りたいことはたくさんあるのだけれど、ミステリー仕立てだからあまりストーリーは語れない。

●物語●

マイナーなアイドルだったが、焼身自殺で最期を迎えてしまった如月ミキ。ファンサイトで知り合った彼女を愛してやまない男たち5人が、彼女の1周忌に集まった。それぞれに彼女との思い出を語る彼ら。しかし本当に自殺だったのか? そのことに疑問を感じていた彼らは、それぞれの事件当時の記憶を頼りに検証し始めると……。


一部屋の会話劇で、謎解きの要素があるということでは当然、一連の陪審員ものと比較されますよね。

12人の優しい日本人 [DVD]

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ただ、ちょっと面白いのはこれがインターネットの「オフ会」なので、HNと実物のギャップとか、ネット上でのキャラクターと実際のキャラクターのギャップ、というのがひとつのネタになる。
もちろん、一連の陪審員ものでも「私は実社会ではXXをやっていて・・・」というのがいろいろと話を動かしているのだが、それよりは毒が強くなる。このアイデアは結構この後も応用が効くんじゃないだろうか。

伏線については評価が高い。
伏線って、それがなんであろうと最初にストーリーの中で出てきたものが、その後すぽっとストーリーに再びはまると、それだけで感心させられるし、快感となる。それが多かったから、個人的には大いに拍手した。
特に、最後で「死の真相」にかかわる証拠となるべきギミックや設定って、いったんストーリーの中で消化されているんだよ。つまり「ああ、Aという話(や小物)が出てきたのは、Bという状況(やギャグ)を出すためか」といったん納得したエピソードや小物が、もう一度重要なものとして息を吹き返す。
これには、やられた!!と思うだろうね。


ひとつだけ不満をいうなら、死の真相に関しての伏線は完璧なのだが、舞台の中のやりとりに関する伏線はあまり力を入れていない。たとえばほぼ真相が分かった後、集まった人々はある美しいものに心を奪われてほっと心和み、それぞれが死んだアイドルに思いをはせる。

だが、その「美しいもの」がそこにあり、また起動するにいたる説明はおざなりで、ややご都合主義的だ。
それがそこにある理由、起動する理由などもびっちりと伏線をはって作り込んだらビリー・ワイルダーの作品(この人は偏執的ともいうべき伏線マニア)のような、一流の工芸品になっただろう。


とはいえ、こんなのは欲張りすぎな注文で、推理ストーリーとして秀逸。
最後の「おまけオチ」はやや、やり過ぎな部分もあるもののこれもまたよし。

公式サイト。8.25から上映する館もけっこうある。
http://www.kisaragi-movie.com/

「安倍内閣は脳死状態」・・・と小沢一郎党首は語る。「脳死」は問題発言にはなりません

http://www.asahi.com/politics/update/0821/TKY200708210399.html
安倍内閣脳死状態」 小沢民主代表が講演で
2007年08月21日19時41分

 民主党の小沢代表は21日、都内で自らが主宰する「小沢一郎政治塾」で講演し、参院選敗北後の安倍政権について「臨時国会がいつ開かれるのか、政府も当事者能力がなくなったのか、脳死状態なのか、うんともすんとも言わなくなったが、来月には国会を安倍内閣が無事なら開くのだろう」と皮肉った

http://www.chunichi.co.jp/s/article/2007082101000277.html

安倍内閣については「秋の臨時国会がいつ(開かれる)かも分からない。脳死状態だ」と厳しく批判。一方で民主党に関して参院与野党逆転を実現したことで「非常に重い使命(を担うこと)となった」と述べた。

話の内容はどーでもよろしい。


http://www.asahi.com/politics/update/0719/TKY200707190522.html

アルツハイマーの人でもわかる」麻生外相が講演で発言
2007年07月19日20時16分

 麻生外相は19日、富山県高岡市内で講演した際、国内外の米価を比較する例え話の中で「7万8000円と1万6000円はどちらが高いか。アルツハイマーの人でもわかる」などと発言した


病気や、病気の状態を比喩に使うというのは、とりあえずボーダーラインが難しい。
とりあえず、麻生は怒られたが今回の小沢氏の「脳死状態」は不問となる様子。
理由?よくわからんよ(笑)。いや、実際にこういうのは微妙だったり、そのときの勢いでどーにでもなるものなので、とりあえずまとめて避けたほうが無難かと。



おまけ
http://kirik.tea-nifty.com/diary/2007/07/post_50c5.html
田中真紀子「麻生氏こそアルツハイマー

猛暑&甲子園決勝・・・柏崎原発停止の東京電力が厳戒態勢

http://www.sankei.co.jp/keizai/sangyo/070822/sng070822001.htm

原発停止、猛暑で需要ピーク…東電、電力供給綱渡り


 東京電力は21日、同日午後の電力需要のピークが今夏最大の6013万キロワットに達したと発表した。6000万キロワット台は今年初めて。新潟県中越沖地震の影響で柏崎刈羽原子力発電所が全面停止した東電は、連日の猛暑による冷房設備の稼働増で電力の需給バランスが綱渡り状況。このため、データ改竄(かいざん)の発覚で使用停止となった栃木県の塩原水力発電所の稼働準備を整えたほか、大口利用者への電力供給を止める「随時調整契約」活用に向けた本格的な検討も始めた。

(略)

電力需要の高まりで需給バランスが崩れると、発電所から供給される電力の電圧が下がったり、電気の周波数が変動するなどの問題が起こる。需要が急激に供給を上回った場合は、広い範囲に停電などの影響が出かねない。

 (略)「気温が30度を超えると、1度上がるごとに、電力需要が170万キロワット増える」(東電幹部)とされ、今後の気温次第では電力需要がさらに高まり、需給が逼迫(ひっぱく)する恐れは続いている。


じゃあ甲子園、ナイターにしたら(あっさり)。
まあそれはともかく、ちょっと考えたのは太陽発電の効果。
太陽光発電は、コスト的に通常の発電に見合う見合わないではまだまだ不利なわけですけど、日本において需要が逼迫するのは「冷房と甲子園決勝がある、真夏である」ということがほぼ確定しているわけです。
真夏で冷房需要が高いということは、太陽がギラギラというのもほぼ確定しているのだから、太陽光発電がもっと普及すれば、全体的なコストはともかく「真夏のピーク」を抑える効果があるのではないですかね。
どうでしょうか。


あとひとつ、最初にギャグで言った「甲子園をナイターに」って話ですけど、もう少し一考を。
つまり、電力設備というのは基本的にピークをまかなえるような陣容を整えねばならない、これは当然ですな。
そのピークが低ければ、そのぶん原発も含めて設備は小さく抑えられる。
地球環境にたいへんよろしい。


夏の暑さはなかなか変えられない。
(冷房がそもそも贅沢だ、エコのため、教育のために冷房なしで!!という話も分かるが、冷房の普及って確実に肉体的弱者(高齢者や病人など)には福音となっている。平均寿命の伸びにも影響したのでは)


だが、甲子園、高校野球というのはこれは人為的なイベントなのだ。
これをナイターだか、もしくはもっと涼しい時期にやれば、確実に上記の理由で地球環境にはいい。
てか、連投連戦の高校生の肉体にとっても、絶対にそのほうがいいんでないかい?


「そんな理由で変えられるか」とフツーならいうのだが、各校の野球部を監督指導する高野連と、主催の某会社は社会的正義を一番掲げる、というか振りかざす(笑)ところだからな。
今書いた話は「天下の正論」であり、この正論で迫られたら答えに窮するのではないか。

夏休みの日程がらみの問題とかも、国が「チームマイナス6%」とか本気でCO2削減に取り組むなら、国家ぐるみで対応策を考えれば「甲子園(高校野球大会)の日程変更」は十分可能であろう。


今回の決勝は久々に、部活を三時間程度しかやらないという県立高校・佐賀北高校が決勝進出ということで注目されているという。

竹熊健太郎・相原コージ「サルまん2.0」の内容が見えてきた

http://takekuma.cocolog-nifty.com/blog/2007/08/20_3cba.htm

えー、この秋にはじまる『サルまん2.0』の「やおいネタ」の件ですが、なぜそれをやるのか、またなぜブログで公開しながらやるのかについてご説明したいと思います。

まず「なぜやるのか?」ですが、次の『サルまん2.0』では、40代後半になった野望の二人が落ちぶれて追いつめられているばかりでなく、どこの出版社も相手にしてくれないので、コミケで同人誌を出してボロもうけしようとするのです。

なぜ「やおい」かといえば、野望の竹熊が拾った新聞に「やおい同人誌作家が1億円脱税」の記事を見つけたからです。これはもう、見過ごせません。

・・・・・・『サルまん2.0』の世界では、『デスパッチン』というマンガがウルトラ大ヒットしており・・・…コミック発行部数が累計3億部を突破、コミケの東館半分がこの作品の「島」になっていて、おたくや腐女子にも大ブレイクしているという設定なのです。

どんな展開になるのか想像もつかん(笑)。だが期待は大。

格闘技大会からスポンサー激減、吉田はK-1にPRIDEと同じギャラ要求し決裂・・・と夕刊フジ

【メモ】
http://seiji.yahoo.co.jp/column/article/detail/20070808-02-0901.html
http://www.mainichi-msn.co.jp/eye/hassinbako/news/20070820ddm002070104000c.html