INVISIBLE Dojo. ーQUIET & COLORFUL PLACE-

John 8:32 Then you will know the truth, and the truth will set you free."  複数ブログの過去記事を移管し、管理の委託を受けています/※場合により、語る対象の「ネタバレ」も在ります。ご了承ください 

武士道のリングに上がって挨拶する須藤元気。その裏には?

何があるかなんて知らん(笑)。
普通に五味隆典の友人だからリングに呼んだんだという、案外身も蓋も無いオチかもしれんし、「親友同士が、ともに別々のトーナメントで決勝進出」というのは、それはそれで消化可能の美談かもしれない。
で、これはTV局や団体的には許容範囲だったんですかね?「別に試合をするわけじゃなし、お互いがお互いにエールを送るぐらいは問題ない」という常識的で太っ腹なコンセンサスが出来ているのなら大歓迎なんだけど。


さらにいうと、こういうときについ「ハンセン乱入、ブロディと合体」の1シーン、要は「プロレススーパースター列伝」(またかよ)のブルーザー・ブロディ編を思い出してしまうのですね(笑)
つまり場外で、元気が川尻達也に突然のバックハンドブロー!
榊原信行がリングになだれ込んで、
「なんてえ無法をしやがる! よその団体のリングでこの野郎!」と制裁の空手チョップ、須藤元気は流血で大荒れ・・・と。


すまん、そっから別に展開しない。

視聴率

http://sportsnavi.yahoo.co.jp/fight/k1/headlines/20050926-00000044-spnavi-spo.html


http://sportsnavi.yahoo.co.jp/fight/other/headlines/etc/20050926-00000071-jij-spo.html

大会当日23日の21時から23時22分まで、フジテレビ系列で放送された同大会の平均視聴率は18.2%。これは21時から23時までの時間帯の並びでは最高の視聴率だった。また瞬間最高視聴率はメーンイベント、ボブ・サップvsチェ・ホンマン戦の1R終了時に記録した27.6%だった。

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放映したテレビ局の瞬間視聴率が23.2%を記録するなど、注目度は確実にアップ。「ボクシングの人気が少しでも上がってくれればうれしい」と(長谷川は)笑顔で話していた。 

[ 時事通信 2005年9月26日 16:31 ]

うむ。ちょっといいんだか悪いんだか判断に困る。

フィル・バローニ、美濃輪育久との戦いに怒る。

http://sportsnavi.yahoo.co.jp/fight/pride/live/200509/25/a04.html

・・・ミノワは「殺すつもりで倒しに行く」と言っていたし、私もその覚悟で臨んだが、試合が始まってみれば彼は、テークダウンを取った後は膠着状態に持っていくだけだった。ミノワは情熱を持って私に挑んでくると思っていたが、試合を膠着させるだけで彼には勇気がなかった。あんな試合で勝っても、私ならうれしくないし負けたほうがマシです。彼とは2回目の試合になりますが、1回目の時に持っていた敬意も今日の試合でなくなりました。あのような戦い方はPRIDEが求めるものではなく、UFCの戦い。私はそれが嫌でPRIDEに参戦したのに(略)・・・・・・・・


――美濃輪のタックルはどうだった?

 確かにテークダウンを奪うテクニックはうまかった。でも、それが何だと言うのでしょう? ミノワはそれ以上のことはせず、ただ、試合を膠着させるだけだった。


――1ラウンドのアームロックは効いていた?

 いや、あれは実際にはアームロックをかけにきていたんではない。試合を膠着させたくて、彼はかけるフリをしていただけなんです。あの状況ならレフェリーは試合をストップさせるべきだった。見せかけのアームロックは効いていません。繰り返しになりますが、今日のミノワのような試合をして勝ったとしても、私はまったくうれしくないですし、負けたほうがマシです・・・


何よりかにより、この「NYバッドアス」がですます調だと違和感があるな。
「ぜ、だぜ」にもう一回脳内翻訳するとなんとなく納得する。
日本のファンより、アメリカのファンがどう見るか、賛成するかが気になる。
「あんな退屈な試合はPRIDEじゃない、UFCだ!」って、あっちで怒られるぞ。

毎日新聞から

最近の書評欄から面白かったもの

http://www.mainichi-msn.co.jp/shakai/gakugei/dokusho/archive/news/2005/09/18/20050918ddm015070117000c.html

http://www.mainichi-msn.co.jp/shakai/gakugei/dokusho/archive/news/2005/09/25/20050925ddm015070091000c.html

http://www.mainichi-msn.co.jp/shakai/gakugei/dokusho/archive/news/2005/09/18/20050918ddm015070100000c.html

http://www.mainichi-msn.co.jp/shakai/gakugei/dokusho/archive/news/2005/09/18/20050918ddm015070103000c.html

http://www.mainichi-msn.co.jp/shakai/gakugei/dokusho/archive/news/2005/09/04/20050904ddm015070017000c.html


ここから下の二つのコラムは、前から面白いですよとアンテナに推奨していたのだが、ちっとも浮上して無いと思ったら、この前リンク先が移動していたのだ。


新たなリンク先はここ
「記者の目」
http://www.mainichi-msn.co.jp/eye/kishanome/

「発信箱」
http://www.mainichi-msn.co.jp/eye/hassinbako/


これらをアンテナ登録しているのは2-4人ぐらいなんだけど(笑)、探しているときに今更ながら西原理恵子の「毎日かあさん」までネット経由で読めるということを発見した。なんて大盤振る舞いな。
これはお得な情報だと、教えようとまず自分も登録したら・・・こっちはすでに700人近くがアンテナに登録してやんの(笑)。ベテラン記者のコラムを束にして100倍しても鎧袖一触とは、実に正直すぎる。

毎日かあさん
http://www.mainichi-msn.co.jp/kurashi/women/etc/riezo/


でも、発信箱も面白いよ。最新のコラムは杉村太蔵議員がテーマ。
あえて丸ごと収録すると・・・

http://www.mainichi-msn.co.jp/eye/hassinbako/news/20050926ddm002070137000c.html
けじめのないエピソード=山田孝男

 26歳で当選した自民党衆院議員(比例南関東35位)放言録のハイライトは「真っ先に調べたのは国会議員の給料ですよ」と「早く行ってみたいですよ料亭に」である。選挙中も選挙後最初の1週間もまったく注目されなかったこの人物は、いわゆるタナボタ当選組を追いかけたワイドショー取材のツボにはまり、未熟愚劣な言動で一躍主役に躍り出た。


 彼は、政党に勢いがあれば誰でも議員になれる小選挙区比例代表並立制の矛盾を一身に凝縮したような存在である。物笑いの種であり、しかつめらしく批評するのもヤボだと思って眺めてきたが、テレビが拾った街の声で中年の女性が「型破りで新鮮」とほめているのを見て落ち着かない気分になった。けじめのなさをとがめるべき時に型破りだとおだててはいけない。未熟をたしなめるべき時に新鮮だと持ち上げるのは不見識だ。


 自民党が今回同様、議席の6割強を占めた1963年の衆院選に、ともに26歳で初当選した小渕恵三氏の第一声は「政治の近代化を」であり、橋本龍太郎氏は「福祉国家の建設を」だった。両氏の談話は同年11月22日付の毎日新聞朝刊社会面トップ(東京本社版)を飾っている。


 小渕氏の「政治の近代化」なり、橋本氏の「福祉国家の建設」なりの内実は何かと問えば話は複雑になるが、少なくとも当時は、語る青年政治家の側にも引き出そうとするメディアの側にも、公の問題を扱う国会議員の地位をおとしめまいとする抑制があった。未熟者の逸話をあざとく消費するうちに、社会のけじめ意識までぶっ壊れるのでは困る。(編集局)

毎日新聞 2005年9月26日 0時48分

どうでしょう、はてなアンテナに余裕のある人は登録してても損は無いかと。

中島みゆきのベスト曲は?

週刊朝日呉智英中島みゆきを語る」は夜になってから内容を詳しく書き足しています。
http://d.hatena.ne.jp/gryphon/20050926#p4


で、これに影響されてMP3を聴きなおし、自分の中で好きな曲はなんだろうかと考えてみた。
私は、上に出てくる呉智英氏がかつて書いた文章(「馬鹿につける薬」収録)を読むまで、彼女の存在も知らなかったクチで、だからそこで紹介されていた曲には思い入れが深い。
ただし、私は彼が強く衝撃を受ける「具体的な光景、ドラマを歌う」もの(「蕎麦屋」など)より、やや抽象的な歌詞のほうが好みだ。


だから「泥海の中から」が一番好きかな。
ふり返れ 歩き出せ 悔やむだけでは変わらない
許せよと すまないと あやまるだけでは変わらない

おまえが殺した 名もない鳥の亡骸は
おまえを明日へ 連れて飛び続けるだろう



砂の船」もいいし、これら二つがやや暗めだとしたら開き直った明るさの「夜を往け」も忘れたくない(「泥海の中から」も明るいかな?)。

僕はどこへゆくの 夢を泳ぎ出て 夢を見ない国をたずねて
いま 誰もいない夜の海を 砂の船がゆく


憐れみのドアが開く車を見送って
ナイトニュースを聴くだけの昨日を捨てて 夜を往け
夜を往け 夜を往け 夜を往け 夜を往け 



あ、でも具体的ドラマ風の歌でも流れ者の歌うたいがヒッチハイクする情景を描いた「流星」はいい曲だな。
流れる星よ いつか最後に どこへたどりつこうと いうのだろうか



一応金八世代としては「世情」も外せない
シュプレヒコールの波、通りすぎてゆく、変わらない夢を流れに求めて。時の流れを
止めて、変わらない夢を見たがる者たちと闘うため



そして、やや新しい曲で、映画「四十七人の刺客」のために作られたがタイアップなどの微妙な関係で主題歌にはなれなかった「伝説」は「語られない、埋もれていく歴史」という、自分の中でいろいろ考えているテーマを描いているので強く印象に残る。
記された文だけがこの世に残っていく
形有るものだけがすべてを語っていく
叫べども あがけども だれがそれを知るだろう


【補足】いい忘れたが、これは敢えて上記ミリオンセラーや、余りにも有名な「時代」などを外した、「裏ベスト」的な選定をしたものです。

朝青龍こそ不世出の力士か−−歴史に残る横綱を見る幸せ?

古い話題ながら、6連覇ですよ。大鵬以外果たしていない大記録。
「巨人 大鵬 卵焼き」の大鵬パンクラスが真似して「阪神、(前田)吉朗、お好み焼き」というキャッチコピーを作ったが、不遜のそしりを免れまい。


しかし、不人気は極まりないですね。
乱暴だとか傍若無人だとか、あとはしきたりを守らないということが、伝統美を支持する本来の相撲ファンにはたまらなく気に入らないのでしょうけど、おれは「スタンド・レスリング」の技を見せてくれればいいので、一貫してモンゴル系は好意的(朝青龍は伝統的な突き押しが強いのが逆に不満なぐらいだ)だった。
態度の悪さも、ロッドマン流だと思えばまあいいじゃん。俺は実害無いし。


でもきらいにしろ好きにせよ、歴史的な強さを持つ力士だよね?
実は千代の富士北の湖貴乃花と比べても大横綱中の大横綱では。
彼の土俵を見ることは、歴史に立ち会うことかもしれない。






【メモ】「へうげもの」論  中島みゆきのベストは? カバー曲 「あの鐘を鳴らすのはあなた