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John 8:32 Then you will know the truth, and the truth will set you free."  複数ブログの過去記事を移管し、管理の委託を受けています/※場合により、語る対象の「ネタバレ」も在ります。ご了承ください 

橋本真也氏逝去

昨日の夜から回線の接続不良が続き、ネット上の情報に接することができなかったが、誠に一時代を築いた豪傑の、早すぎる死であった。
各スポーツ紙とも、1面トップである。


ある程度意識もしつつ、昭和的な豪放磊落・天衣無縫なレスラーであることを志し、またそれに成功した選手であった。
だから獣神ライガーや藤原嘉明らとの波長も合ったのだろう。

プロレスラーとしても、「闘魂三銃士」が徐々に、徐々に先輩の牙城を崩し、格の面で並び、追い越す−−−−−その一連のストーリーこそが、平成初期の新日の、リアルな黄金時代を打ち立てることができたのだろう。


ベイダーとの抗争、三銃士同士の角逐(nWo)、Uインターの迎撃など、やはり好試合は星の数ほどあって語りつくせない。もちろん、小川直也との一連の戦いも。


ZERO-ONEの時は、肉体的に名勝負は作れなかったが「コラコラ問答」や「根絶やし!」など、臆面もないほどのベタなアングルを仕掛けた。それが受け入れられたのは、彼のキャラクターだとしか言い様が無いだろう。


どうか、安らかに。

格闘家・勝村周一朗が橋本追悼

http://blog.livedoor.jp/zst_katsumura/

・・・中学一年生の頃かな、後楽園ホールの花道で撮った橋本真也の写真を週間プロレスに投稿して『私のPHOTO自慢』というコーナーに載ったという恥ずかしい思い出もあるくらいだ。(古本屋とかにないかな?確か400号の記念っぽいやつだったな。探してみよ。)
【略】
トニー・ホームとの激闘が印象深い。最初に橋本が負けたときは3日くらい無口になっちゃったな。あれ、二連敗したんだっけ?もう、トニー・ホームが世界一強いもんだと思ってたもん。そんで、長期欠場を経て、奴の刺客を次々なぎ倒し、ついに直接対決(確か横浜アリーナ)。そこで、あの必殺技・水面蹴りが炸裂して勝ったときはウルウルしちゃったな。まだ純粋にプロレス最強だと思ってた頃だ。。。 

新日本プロレスのED「ターン・バック」

ちょっと橋本真也全盛期のころのビデオを引っ張り出して見てみた。
そのころの「ワールド・プロレスリング」は、ちょうどこんな歌をエンディングにしていた。

朝がこんなに  眩しかったなんて
一体どれくらい  忘れてただろう
夜の長さに いっそ負けてしまったら
もっと楽になれると  何度思ったのだろう 


かなわない夢なら それでもいいと微笑んだ
君はあの日  けれど信じてくれていた


遠いビルの影に 今日も 日はまた昇る
昨日よりも  1日だけ 未来が近くにある
あどけない寝顔に  さし込む光が揺れてる
守る物が  たったひとつここに
きっとここにある・・・

(略)

アスファルトの街に 今日も 日はまた昇る
昨日よりも 1日だけ 誰もが強くなれる
ずっと忘れていた まぶしすぎる朝日の中
探していた  あの答えがここに
きっとここにある・・・


(これはTVで使われたものより、ややロングバージョン)

「影の大統領」カール・ローブに危機?

http://www.yomiuri.co.jp/world/news/20050711i202.htm

【ニューヨーク=大塚隆一】米誌ニューズウィーク最新号(11日発売)は、米中央情報局(CIA)工作員情報漏えい疑惑をめぐり、タイム誌記者の情報源は大統領の懐刀で次席補佐官を務めるカール・ローブ氏だったと報じた。

 同氏の弁護士が認めたという。

 ニューズウィーク誌によると、ローブ氏は漏えい疑惑の捜査の標的になっている可能性もある。ローブ氏側は違法なリークはしていないと主張しているが、捜査の展開次第では苦しい立場に追い込まれそうだ。

 捜査当局はニューヨーク・タイムズ紙とタイム誌の記者に情報源を明かすよう要求。これを拒んだタイムズ紙記者は6日、収監された。

 一方、タイム誌記者は同日、情報源から名前を明かしてよいとの許可が得られたとして証言に応じる意向を表明し、収監を免れた。ニューズウィーク誌は許可したのはローブ氏だったと伝えている。

 同誌は前号でローブ氏がタイム誌記者の情報源の1人である可能性を報じたが、弁護士はコメントを拒んでいた。

(2005年7月11日11時16分 読売新聞)

実はけっこうこの話はねじくれていて
・最初の発言者は、イラクの核疑惑に関するある問題に関して「そりゃ事実じゃない」と発言
・その報復として「あいつの嫁さんはCIA」とリーク。リーク先は保守派の新聞記者
・CIAの職員の身分に関する情報漏洩は違法。ということで民主党が追及。
・新聞記者に民主党側の勢力が「情報源を明かせ」と要求。
・出す出さないですったもんだ。一部は収監、一部は許可を得て開示。
・開示したらカール・ローブでした。

細部は違っていたかもしれんが、大体こんな感じ。ローブは「この問題」に関しての情報漏えいを認めたわけじゃないそうだが。
今回皮肉なのは、これで”影の大統領”が失脚したら、ジャーナリズムが原則を曲げて、司法の前に屈したことが権力者を追い詰めることになった、ということになることだ。
いろんな要因があって、こういう展開は例外なのだろうが、それにしても逆説的。


さて、カール・ローブという人は良くも悪くも面白い人物だ。


http://www.asahi-net.or.jp/~vb7y-td/k6/160613.htm


http://www.yorozubp.com/0307/030728.htm