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John 8:32 Then you will know the truth, and the truth will set you free."  複数ブログの過去記事を移管し、管理の委託を受けています 

『騎士団長 島耕作』で「キャラクター/世界観」の権利はどこが持ってるのか?について、ゼノンと講談社に取材してほしい

natalie.mu

これ、ぽつぽつ話題になっていたが、どこかの閑なtwitter民が「騎士団長島耕作」というお題を出して、これまた暇人がそれに載ったんだとばかり思ってたんですよ。






商業誌でやってどないすんねん!

だが本編の、なんとかという経済団体の会長だかなんかになってる島耕作の話自体がもうアレなので、これはこれで洒落も効いてて面白いとは思いますし、そもそもこういうことをやっていったほうがいいんじゃないかと思っています(それはあとで書く。大成功例「寄生獣リバーシ」を軸に…)

寄生獣リバーシ(2) (アフタヌーンKC)

寄生獣リバーシ(2) (アフタヌーンKC)


ただ、ここで聞きたいのは、
この作品を作るに当たって、ゼノンは弘兼憲史氏のOKをとったであろう(告知に応援コメント出てるし当然だ)。だが講談社とはどんな話し合いをして、どんな契約内容に至ったのか。それとも講談社は関わってないのか。


このとき、もし講談社が関わっていたなら、法律的に講談社が持つ権利は何だったのか。

特に、「作品」でなく「世界観」「キャラクター」という二つの点で、どの程度まで、どこのだれが権利を抑えているのか、である。
世界観については、ぜひこのまとめを見てほしい。

togetter.com

togetter.com


「キャラクター」については…そもそも講談社にも取り分があるのか、弘兼憲史氏が100%かどころじゃなく、「キャラクターそのものは、著作権で保護はされないのでは?」という説が「ポパイ裁判」以降、少なくともこのブログではくすぶり続けている(笑)。※もちろん人気キャラクターになり過ぎれば、どこかが「商標権」をとって保護することが多いし、漫画の場合はキャラクターを絵で描くのだから「デザイン」の問題も出てきます

そういった問題、だれか詳しい人教えてたもれ。

「STOP!ヘイト本」の棚、よく見ると「アレ」も平積み…(ジュンク堂)

ツイッターで多くの読者を持つことで有名な津田大介氏の、数日前のこのツイート



もとはここの、このツイート。日付に注目、2014年のものね。



最初に書いておきたいけど、ジュンク堂の店内の本の並び、撮影出来ていいなぁ。出版社だから許可を貰えたのかな。自分も書店の、特にジュンク堂の棚とか、撮影しまくりたいんだけど、「安彦良和書店」のときには許可をもらえたっけな。普段はどうなのだろう。あとで店員さんに聞いてみるか、他の書店も。


ところで、この写真のここに注目。

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ジュンク堂書店「STOP!ヘイト本」キャンペーンの棚に、桜井誠氏の本も平積みするスタンス。

ねえ、驚きなのはここに、例の桜井誠氏の本も平積みされていること。
あの愚者の本もだ。

わたしはジュンク堂の同店に直接聞いたことないので、以下は想像、ソンタクだが

「そういう本も敢えて(か敢えてじゃないかは知らんが)置くのが書店なんだよ!」
「批判のためにも、その主張が記された本を購入したり読んだりする必要もある。並べるのも、売るのも同様だ」
ということかな。それもまた、一見識であると言えましょう。
そしてまた、「そういう本も買われれば、わたくしたちも儲かる」という、たくましい商魂もあるのではないか、ともソンタクする。それもまた、書店である以上、当然でございましょう。

それはこの前紹介した、これにも似ている。
m-dojo.hatenadiary.com

てかな、この前ブクマで書いた

中核派の前進チャンネル、コミケc95に出展決定。サークル名は「みどるこあ」 - Togetter

以前「書店は所謂”ヘイト本”を置くな、抗議で排除させよう」という議論がごく一部で流行ったけど、しかしすでに中核派機関紙「前進」がふつうに置いてあるんですぜ、という光景が。

2018/12/08 05:06
b.hatena.ne.jp

という話、これ、ジュンク堂池袋店の話だからな(笑) (少なくとも数年前。今はどうかは知らん)
あっ、綺麗にこれと繋がる

“中核派”がコミケに初出展 PR活動にも変化「“ウケ”を大事に。コミケ参加もそのひとつ」 | ORICON NEWS

言論や表現の自由や限界を論じるとき「中核派だって認められるンだから、○○だって許容範囲じゃない?」と言えば、大抵のものはだいたいOKになる…ような、そうでないような。

2018/12/31 23:20
b.hatena.ne.jp

ところで、津田氏のツイートのリプライでは



あと、ふと思ったのだけど、「紀伊国屋書店でもう買わない」というだけではなく「私の本は、紀伊国屋書店で売りたくない。」という人はいないのかな。
卸や配本の関係でそうはできないのかもしれないけど、「私の本は、流通の構造の関係でやむなく紀伊國屋書店でも売られているけど、読者の皆さん、紀伊國屋書店で私の本を買うのはやめてください」と宣言したらより効果的だとこの孔明、考えるのであります。

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横山三国志 孔明 「お気づきになりましたか」

米国4大IT企業「GAFA」に対抗するのは、中国「BATJ」らしい。創竜伝みたいだな(笑)

メモみたいなもん。最新のニューズウィークより

 

 

中国を代表するIT企業4社は「BATJ」と呼ばれる。

 

バイドゥ百度)、

 

アリババ、

テンセント、

JDドットコム…

 

 

そしてそれを追撃する第二グループは「TMMD」

うち、「T」が例のTikTokをやってるバイトダンス(なんでTかはわからん)

あとの3つは略す。

 

BATJのうち、3つはかろうじて知ってたからまぁまぁか。

 

自分はねぇ、なんというべきかねえ、過去記事でけっこう書いたけど、なんで検索すべきか…要は、こういうIT企業の世界分布図、勢力圏を調べてみたい、比較対照してみたいって気持ちがあるのだよ。

ああ、いくつか記述が見つかった。

 

全体的に同じ物をまず切り取り、そこの差異を見る事で深く分析する…ということでは、自分は以前から「インターネットは世界どこでも1990〜2000年代にヨーイドンで始まった。ここで人気のサイトやサービスは何か?の比較は国民性の比較になりえるのではないか」と、このブログで言っていたね。日本の「2ちゃんねる」に該当するのは何か。クソコラや大喜利はあるのか。アマゾンに完全席巻された国と、楽天やアリババなど、その国独自のネット通販がある国と……

 

 

そのものずばりの記事もあった。興味あるなら見てってください

ただ、いま2018年の視点でいうなら、米国のGAFAをすなおに国に入れず、いろいろと制限を設けているうちに、中国独自の検索企業、ネット通販企業、動画サービス企業…などが生まれて、世界規模の資本と技術と人材をキープしたのは、結果的には大成功だった、といえるのだろう。政府の巧みな政策の結果か、徒手空拳の原っぱから勝手に中国の起業家が育ったのか、はわからないけど。

 

以後、このように別の国…たとえばトルコやナイジェリアやデンマーク、みたいなところから、突然変異のようにIT企業が生まれたりするのでしょうか。

 

しかし、表題にかいたけど

「世界を牛耳る、米国・欧州にまたがる巨大財閥グループがある…」みたいな伝奇的妄想に対して「それに対抗できるのは、華僑資本だ!!」というふうに話が組み立てられていく、ってのを、ゴルゴ13、そして創竜伝でみたわけだけど、これはそういう、共有された伝奇的ロマンなのだろうか。或いは、事実に近く、そういう対立構造みたいなのがどこかにあったのだろうか。

 

 

 

blog.goo.ne.jp

<解説>
ホテルに滞在中のゴルゴを訪ねたミラー。彼は世界最大の財閥ロックフォード一族当主「デビッド・ロックフォード」の秘書である。ミラーはゴルゴにロックフォード一族の専属狙撃手になるように依頼。その報酬は月額$1,000,000(230,000,000円)!自らの命を狙われる前にゴルゴを懐柔しておこうというロックフォードの目論みであったが、ゴルゴはこれを拒否。ちなみにゴルゴの泊まっている部屋番号は「7113」号室である。

ロックフォードの申し出を断ったゴルゴだが、全ての銀行口座を封鎖されてしまう。ロックフォードがその力を誇示するためにゴルゴに圧力をかけてきたのであった。ゴルゴはこれを無視、報酬を現金で受けとるため「ローゼン・ザメック」と落ち合ったゴルゴは、ロックフォードの力が及ばないのは中国だけだと知らされる。ゴルゴは華僑の頂点にいる「黄疆孫」を訪ねると、奇しくも黄から「デビッド・ロックフォード」殺害の依頼を受ける。

 

<解説>
第63巻-1『ロックフォードの野望』の続編。前作でデビッド・ロックフォードが一族の専属スナイパーになるよう依頼をするも、ゴルゴはこれを拒否。ゴルゴを力ずくで従わせようとしたデビッド・ロックフォードはゴルゴの銃弾に倒れ、ロックフォード家の野望は潰えたかに見えた。

しかし、野望は「ローランス・ロックフォード」に引き継がれ、ロックフォード一族はゴルゴを抱え込もうと画策し、ゴルゴの仕事の邪魔をすべく、「ゴルゴ13への仕事の依頼者は例外なく抹殺する」との方針を示し実行する。ゴルゴは前作で世話になった「ローゼン・ザメック」に接触するも、ザメックは仕事の依頼をする前にロックフォード家の差し向けた狙撃手の凶弾に倒れる。ザメックの遺言とも言えるゴルゴへの依頼は、ロックフォード家の統率者「ローランス・ロックフォード」の殺害であった。ザメックの遺志を聞き入れたゴルゴはローランスを殺害、再びロックフォード家の野望を打ち砕く。

blog.goo.ne.jp

 

 

 

m-dojo.hatenadiary.com

 

 

最近「〇〇万部突破!」を宣伝していた漫画を覚書的に

ツイートなども含めて









読んでないタイトルもある(楽しくなって「XX万部」で検索した)が、つまり最近目についた「〇〇万部突破!」の宣伝

センゴク(シリーズ)」900万部 
ヲタクに恋は難しい」700万部
ゴールデンカムイ』「約束のネバーランド」『からかい上手の高木さん(シリーズ)』500万部
BLUE GIANT(シリーズ)」400万部 
七つの大罪」300万部
君たちはどう生きるか」200万部


注意してほしいのは、シリーズの巻数はそれぞれ違うこと こつこつ長期連載して、数万部単位を積み重ねて成立するものもあれば、1巻あたり十数万部出て、あっさりとその部数になっているものもあり。

ドラマ「ハゲタカ」本日開幕


「ハゲタカ」はNHKですでにドラマ化された(1時間で5話ぐらいだっけ?)からハードル高いはずだけど、リメイクされるのね
一シーズンに三つもドラマを薦めるのは異例だけど(この世界の、健康で文化的な、そしてこれ)
まあお話は面白いですよ

あれだけ惜しまれて販売中止のカールなら「カールもどき」が出るに決まってる。ただ名称が……(笑)


「終わった時に、惜しむ声が大きかったので、もういちど商品として出してみた」という話は珍しくない。
そうやって「寅さん(男はつらいよ)」も「ドラえもん」も国民的人気を得た。

資本主義のいいところだ。


だけど、こういう商品名をつけたのは正直ギリギリだと思う(爆笑)

かつて「カメラを持ってる」がマレビトの特権だった時代。携帯スマホはやはり、世界を変えたのだろう。






【メモ】沢木耕太郎深夜特急」トルコで「俺達を撮って!」と言われる場面

チャイハネの前の通りは、突如、記念撮影の会場になってしまった。しかし、トラブゾンの人々のカメラ好き、記念写真好きには桁外れのところがあり、撮っても撮ってもきりがない。それもそのはずで、ひとりの男を撮ると、ちょっと待ってくれと言い残してどこかの路地の奥に走っていき、しばらくして戻ってくるとその腕には赤ん坊が抱かれていたりする。

そんで、写真出来たら、ここに送ってくれよ!という住所のメモ書きが殺到して、とても送りきれないので、どうせ同じ町なんだからってことでだれだったか、一か所にまとめて送ることにした…という話になってたはず。



いま、どこの発展途上国でも携帯は必需品に近くなり、世界共通で生産されてるもんだから当然どこにもカメラがついてて、メールがついてて、SNSにもつながる。
その結果として「おお、この旅行者はカメラを持ってる!めったにない機会だ、俺を撮って写真を送ってくれよ!!」なんてやり取りも、おそらくは激減したでありましょう。
それは、旅行の時に必ずカメラを持って行けた国の民からは、わずらわしさが無くなったことでもあり、ちやほやされたり現地の人と交流する機会がなくなって、寂しいことでもあるんでしょうね。
日本国内でも、そもそも「カメラを持ち歩いている」というのが、実に稀なシチュエーションだったのに、携帯にレンズをつけて付加機能とすることで、「カメラは持っているのが普通」という、コペルニクス的転回が発生した。
これはたしか日本発の文化というかアイデアだと聞いている。
まあ、その発祥のリードを保てなくて現在に至る(笑)…だが、それはむしろ自然なことなのかもしれない。



そして、池内恵氏が言うように、携帯とSNSが普及したときに「ほぼ無料で英語で途上国と先進国が繋がった。ここで日本社会は遅れをとった」という話も重要だろう。
言論や思想を語る”士大夫”は、どの国にも一定の割合でいるはずだが、メディアやコミュニケーションツールを持たない途上国の士大夫は、その経綸や才幹を示す機会がなく、「野に遺賢あり」を地で言っていた。
パソコン通信やインターネットが流行りだしても「パソコンはおいくらするのよ」「電話回線、ここで満足に通じると思うか?」な世界だった。
しかし、携帯電話が普及していけば……どの国であっても、その言論が傾聴に値する人の声は届き、広がる。中東やアフリカからの発信なら、むしろその視点の斬新さが注目を浴びるかもしれない。
さらにいうと、ネットでの言論・表現をマネタイズする…例えば広告なりアフェリエイトは、貨幣価値の差ゆえに、あちらでは「ネットからの収入で食う」がより簡単になる、という指摘を以前佐々木俊尚氏がしてたかも。


このへんは英語での話なので、やっぱりちょっと実感がないけど、国際問題(中東)の専門家である池内氏が
「英語で、ほぼ無料で途上国と先進国がつながった」
「日本は遅れをとった」
と指摘しているのは重要なのだろう。携帯とは、そうやって社会を変えていったツールなのだ。日本が「iモード」でやはりそれを世界的に一時リードしつつ、そっちの方角に進化したことで「携帯でダイレクトに普通のインターネットにつなげる」という進化が遅れ、いまのようになった…という、やや単純化した構図を聞いているが、それも含めて運命なのかもしれない。