働けば働いただけ儲かる。いいよな堂々としてて…。
じゃあ……”俺たちのゼニ”はどこに埋まっている?
そこら辺にフワフワ浮いているのさ!俺たちはそいつを掴みに行く!
でも そんなモノはフワフワしているから本当に掴めるかどうか分からない。スルッと手から逃げていくかもしれない。
うまく掴めたとしても それがいくらか分からない。
(略)
だけどな よく考えてくれ……。 保証されている銭を取りに行くだけなら…… それは単なるサラリーマンだ!
無いとこに 銭を産み出させる! それがビジネスマンだ!
俺たちはビジネスマンだろ?
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つまりこのはなし。
ブルージャパン(だじゃれ) ブルージャパンという、秀逸なギャグです。
「Choose Life Project」のほうが本道かもしれないけど、ブルージャパンという名前も格好いいし、それより何より大阪城 に集まりし「牢人衆」といった趣きがある。
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といいますのはですね………平河エリ氏が語る
SEALDsは戦後の左派運動の歴史を背負ってしまって、やりにくそうにも見えました。その後、SEALDsのメンバーの何人かは「ブルージャパン株式会社」を立ち上げ、立憲民主党 の広報戦略などを含めたシンクタンク として活動 しています
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いや、このへんに多くの問題が潜むことは承知の上で、不謹慎な発言をしますけどね。
なんというか、この政治と経済と運動の接点の中で、あっちを周旋し、こっちに根回しし、そちらで文を書き、あちらで演説し……その中でなんやかやと、「カネ」や「政治の貸し・借り」をやっていく……なんというか、そういう社会のウラの一端に触れたようで、なんとも、浪漫を感じる のですよ。
…「革命は下からではなく上から起こすべきもの」「国家主権論に基づく社会民主主義 」
などを、片方が義眼の目を光らせながら、冷静に、されど熱を込めて話す。
そんな革命論者の一方でありながら押小路 財閥のみならず 他の財閥からも多くの資金援助を得ているのではないか、と追及される。
すると、この男(北一輝 )は微笑んでこう語った。
「ライオンには ライオンの餌がいる」
村上もとか 「龍<RON>」に登場する北一輝 (コミックス版第6巻)m-dojo.hatenadiary.com
リピートアフターミ―。
「ライオンには ライオンの餌がいる」
こういう人たちは、昔からいた。
たとえばデモや集会だけでなく、大学の「学園祭」とかね。そこでイベントをやる。政治家や著名人をゲストに招く。人脈を作る。
そして「業界」に潜り込んでいく…政治だけじゃなくてアニメ漫画や雑誌編集といった業界でもあったらしいし、実際に学園祭レベルや学校内のでも集会レベルでも、その催しや団体運営を仕切った経験は貴重なものであろう。
の前紹介を書いたばかりの政治ルポ漫画「やぶれかぶれ」でも出ている。
やぶれかぶれに登場するドクター佐々木 学園運動から政治家秘書に、そして都議選へ 学園祭で有名人と人脈を作る
政治家の秘書になる
やぶれかぶれ ドクター佐々木は菅直人 の秘書だった その後、都議選に出馬…(当選したかどうかはしらない。1回は落ちたらしいが)
雑誌「ぴあ」の編集長でもあったそうな。
こんなふうなキャリアのステップアップが、学生運動 の闘士にあった時代もありけり。
こうやって、何かしらの世界で食っていく。
それがうさんくさくて、薄汚い気もする、というか実際にそうだろうとも思うが、そこに暗黒系のロマンがある…というのが、ちょっと偽らざる気持ち。
言い換えるなら…「金輪際関わりたくないが、別冊宝島 のルポ本が出たら読みたい感じ」という表現をするとわかるだろうか(笑)
そもそもこういうのは、与党周辺のほうがその本場だ。
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…1時間30分遅れで加藤紘一 氏がやってきた。みたところ泥酔とは言い切れまいが、それに近い深酔いの状態とみえた。(略)当方は…「来るべき大衆社会 の大混乱に備えるには真正の保守思想が必要で、そのためなら一知識人として尽力したい」ということだけを伝えた。いや、冗談口として『ゴーストイティングもいとわずに…』と(略)…それに対し加藤氏は「我々もそろそろ書き屋を必要としている。自民党 は書き屋を集めていないからなあ」と応じてきた。『カキヤ』と聞いて、最初、私は何のことかわからなかった。
……亀井静香 氏が口を開き、(有名大学の)理事長にたいして「あの国民文化研究センターの件だが、西部さんが理事長ということでいいでしょう」…
鈴木宗男 「先生、これ、赤字でしょ」
…「先生、そのX分の一は僕が引き受けます…先生にY円、差し上げるように」
しかし、カネを渡すほうの「貫目」が足りぬ!!「鎌倉の御前」はどこに……
ちょっと嘆かわしいのは、
昭和だったら、それ以上にもっとうさんくさい「鎌倉の御前(またそれか)」とかがいてな。
料亭にシールズだかソードだかしらんが、そこで「暴れてた」ものどもを呼んで
「ふぉふぉふぉ(笑い声はコレ!!)、わしと拠ってたつところは違うがの、若い者が元気があることはよいことじゃ、よいことじゃ。しかしまだまだ井の中のかわずじゃの、もっと広く、世界を見てこんかね」とかいって、どさっと「コンニャクの厚さ」の封筒…いやいやそれじゃ小物だ、ここはカステラ状の封筒をポンと学生さんたちの前に投げる。
そして「野暮なはなしはおわりじゃ、外国人に日本文化を聞かれてお座敷芸のひとつも知らんとハジをかくからの。まあゆっくりしていけ」 とぽんぽんと手を叩くと、派手な三味線の音が……
と、こうなったんですよ。鎌倉と日光と湘南と奈良あたりに「御前」がいただろうし、信州とか紀州 には女性の「刀自」がいたはずだ。
もちろんそれらと時には手を結び、時には生きるか死ぬかの戦いをする「兜町 の風雲児」もいる。
そこに資金を時に「あいやー、麻雀で今夜は1億円まけたあるね」と、勝負を装って融通する、表は中華料理店の主の華僑の総元締めもいる。
「くわしいことは私と同じ幣(パン)の、拳児 君というひとに聞くといいあるね」……。
実はこの記事、このへんの「右派だが懐深い『黒幕』」の(フィクション)話をあとで書くための準備段階みたいなものです。
ほりのぶゆき 「黒幕さん」
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まあ、なんかこういうふうな雰囲気を感じる中で暴言・放言・不謹慎であることを承知でいえば、
「元シールズの若者に、なんかこう、わけのわからない 『とっておけ』 という、それなりの掴み金が渡っててもいい。……だがどうせならそれは「政財界をかげで動かす 闇の枢機卿 」「だがふだんはボランティアで、麦わら帽子をかぶって公園の植木を手入れしているおじいちゃん」的なかっこいいキャラであってほしい・・・・・それが結論なのですがいかがでしょうか(いかがかも何もないよ)