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John 8:32 Then you will know the truth, and the truth will set you free."  複数ブログの過去記事を移管し、管理の委託を受けています/※場合により、語る対象の「ネタバレ」も在ります。ご了承ください 

経団連の新会長が「バキ」愛読者でも、わたしは一向に構わんッ(そりゃそうだ)

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バキの愛読者である経団連新会長

※ちなみにちょっとタイトル間違えてて、武蔵復活は「刃牙道」。ややこしいな



同じように漫画の愛好者であることを報じた別のメディアは、手塚治虫の「火の鳥」を読んでいることを取りあげて、それを見出しに取っていた。

そっちだと、世間が納得しがちであるのは確かだし、うまい取りつくろいだと思うが、上等な料理にハチミツをぶちまけるがごとき所業!!


そもそも、有名な話なんだよ。いや~~~バレバレだわ、てなもんである。
だって、
東京ドームの地下で人知れず経団連経済同友会の会長が雌雄を決しようとした時にバイトの少年が気づき、
森永卓郎に電話を掛けたら森永が公共の電波でそれを暴露。
そしたら日本中から経営者が詰めかけて、人前での試合になったことは有名じゃん。



そして経団連がいま、クローン技術(とイタコの降霊術)を応用して、渋沢栄一をよみがえらせるプロジェクトをやってる、という話も知ってますよッ。
あとひとしれず名前を代々襲名して、紀州の山奥でひっそりと経営術を磨き続けている〇代目紀伊国屋文左衛門を、世間の目に触れさせようとしていると…初代と今の彼だけが、握力でミカンをダイヤモンドにしたと言われる。



ときに。

「ナックル」でオヤジ野球選手がもう一花~「男の自画像」(柳沢きみお)を最近の「グラゼニ」で思い出した

モーニングの「グラゼニ」だいぶ長期連載になってるなぁと思って調べてみると2010年12月に連載がスタートしたらしい。東日本大震災より前に始まった作品なんだな。
しかしこれが最近も、また面白くなってきている。


思い起こせば主人公の凡田夏之介は、第一話で 自分のことを「26歳独身、プロ8年目で年収1800万円。これではとても一流選手とは言えない」 と自己紹介していた。

comic-days.com
しかしその後、プロ野球のあらゆる人間模様を一身を持って紹介するためか、彼は大激動のプロ人生を歩む。先発転向からメジャー挑戦、東京のドームを本拠地とする超人気の伝統球団、腕のケガとトミージョン手術、そこから一転して東北地方のパリーグ球団まで…そして最多勝利のタイトルまで取り年俸は「億」を突破し一流の仲間入り。
そして家庭を持った彼は、すでにベテランとなり、体力は衰え引退の声がちらつく…しかしそんな中で、凡田夏之介は、最後の一花を咲かす(かもしれない)武器を手に入れる

それは何か?今なお”魔球”として扱われることもある変化球「ナックル」である。

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グラゼニナックルボール

このナックルを身につけるまでの一連の経緯や、ナックルはそれを取れる捕手がいなければ「パスボール量産機」になってしまうというところと、二軍の外国人選手が厳しい外国人枠の中で上に上がれるかというドラマを重ねて表現してるところはさすが野球マニアの原作者だけある、と思う。

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グラゼニ ナックルと変化と捕手

ただこの展開を見ていて、別の「ある作品」 を思い出す人もいるだろう…。

今回ちょうどいいことに、それを紹介するのに絶好の機会が巡ってきた。

いま(2021年6月2日現在)電子書籍セールにより一冊99円(全6巻)で Kindle で購入可能な野球漫画。柳沢きみお「男の自画像」である。

※コメント欄より

bleem!

いつも更新を楽しみにしております。自分も「グラゼニ」のナックル編を読んで「男の自画像」を連想しました。さて、「男の自画像」Kindle版ですが、愛蔵版が更に安く一冊22円でセールになっているようです。

これか?




プロ野球で記憶にも記録にも残る活躍をした選手が、下り坂からの復活のために「ナックル」を手に入れた……という「 グラゼニ」より、さらにシビアに…、肘を痛めてプロ野球球団セネターズを引退、それでもちゃんとした企業で管理職の地位を得て安定していた 並木雄二 。

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引退し会社員になった男が再びプロ野球へ… 柳沢きみお「男の自画像」

だが毎晩のようにマウンドに立つ夢を見る彼は、自分がまだ燃え尽きていないことを知り、突然辞表を出して会社を退職。孤独な・・・・いや、かつてバッテリーを組んでいた今は焼き鳥屋のオヤジである益山の協力を得てカムバックロードを歩み始めるのだ。

と言っても、 さすがに引退して36歳になった元ピッチャーのサラリーマンが、再びプロ野球の一軍選手として活躍する……というのはそのまま何の工夫もなく描いたら、あまりに荒唐無稽すぎる展開である。

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引退し会社員になった男が再びプロ野球へ… 柳沢きみお「男の自画像」

それを「根も葉もある嘘」にするために登場したのが、連載されていた当時は より神秘的な魔球としてのイメージもあったナックルだった。と言うか当時実際にナックルボーラーとして、メジャーで 48歳まで活躍していたフィル・ニークロ という選手がいたらしい。
ja.wikipedia.org

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引退し会社員になった男が再びプロ野球へ… 柳沢きみお「男の自画像」

描写の深さ細かさは野球マニアの漫画「グラゼニ」には及ばないものの、この辺をうまく消化したことで単純な中年の哀愁や喜怒哀楽を描く人生論作品というだけじゃなく、まっとうな「野球漫画」足り得たと思います。



といっても柳沢きみおらしく…(と言いつつ、この「柳沢らしさ」ってかなり定義しにくいんだけどな)、かなり主人公は色々と、苦悩と言うか内省する。
そもそも夢を追ってプロ野球カムバックに挑戦しはじめた時、並木は妻との仲は冷え切っていたが、二人の子供をとても可愛がっている。
その子供たちの生活を保障できるか、といえばどう考えてもサラリーマンの地位を投げ打つのは無謀な挑戦だったし、妻も怒って実家に帰るわけである。


そして、 それでも夢を追って無謀な挑戦のはじめた並木の光に、周りの人間は眩しく照らし出される。特に同じように夢を途中で断たれた元プロ野球選手たち…惜しみなく協力する益山はまだいいが、例えばすでにヤクザになってしまったかつてのライバルもいる。

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引退し会社員になった男が再びプロ野球へ… 柳沢きみお「男の自画像」

ふと知り合った、超一流の打撃を持ち スカウトもされていたが、それを断って草野球を楽しむような若き在野のスラッガーもいる。

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引退し会社員になった男が再びプロ野球へ… 柳沢きみお「男の自画像」

またナックルボールを磨き上げ、十分にプロで再び通用する技術と肉体を作り上げた並木を翻弄するかのように、プロ野球チーム内の複雑な人間関係と、それと裏腹に、一定数の選手と新契約を結ぶなら、それと同じ人数が解雇されると言う単純でシビアなプロ野球のシステムが立ちはだかる。

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引退し会社員になった男が再びプロ野球へ… 柳沢きみお「男の自画像」

それでもなお、もう一度プロ野球に挑戦したいと思い、全てを捨て、そしてもっと大きなものに執着する男の姿。
なんとか一軍に這い上がった彼は、ある時、強豪ジャイアンツを相手に(※80年代の実在選手が多数登場している)思いもしなかった「完投勝利」を目前にするが…

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引退し会社員になった男が再びプロ野球へ… 柳沢きみお「男の自画像」

並木がサラリーマンを打ち捨ててもう一度プロを目指す36歳という年齢は、一般世間では決して年配とは言えない。だから読む年齢、読む世代ごとに、様々な読まれ方があるだろう 。

ちょうど時代的には前後するんだろうか、浦沢直樹が本格的に世に出る前の、短編連作「NASA!」もプロ野球選手と同じように、子供の頃は誰でもが憧れる「宇宙飛行士」、その夢をあきらめない姿勢の中年男性を描いて印象に残る。

この二作品を読み比べるのも悪くない。


これらはすべてが、前に何度か書いた「大人のおとぎばなし」と定義するに足る。

【大人のおとぎばなし】は※準タグです。この言葉でブログ内を検索すると関連記事が読めます.

特にリンク集とした記事
m-dojo.hatenadiary.com

kindle漫画のセールをもう一度紹介

とある今後の記事のために、再紹介する
というか、ここに紹介するのはおいらの保証付きの、まとめ買いをおすすめできる作品ばかりだ。基本、全巻完結シリーズです。

プロレス・スターウォーズ 遥かなる甲子園 男の自画像  ヒメタク マエストロ シュガー とその続編RIN 真・異種格闘大戦 バトルオーバー北海道


※この作品だけ300円代の割引。他は99円とか。
























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記者会見拒否といえばミルコ・クロコップ/大坂なおみは「うつ病」告白も

「真実としては、2018年の全米オープン以来、長い間、気分が落ち込むことがあって対処するのに本当に苦労した。テニスに関わるメディアはいつも私に親切だったが、私はもともと人前で話せる人間ではないし、世界中のメディアに向けて話す前にはいつも大きな不安の波に襲われる」と自身の状況について詳しく説明しました。

そして「私は今、少しの間コートから離れるつもりだが、今後ツアーと協力して選手や記者、ファンのために物事をよりよくする方法について話し合いたいと思っている」と記しています。
www3.nhk.or.jp

そして声明
www3.nhk.or.jp



この話でまっさきに思い出したのは、このクロアチアの蹴撃手。

彼(ミルコ・クロコップ)は極力、マスコミを避けてきたという印象がある。


「日本でやってた頃は、記者会見を拒否することができた。単純に嫌いだったからだ。あまりメディアに露出することが好きじゃない。なぜだろうな。多くの人がテレビに出てお金を稼ごうと夢見ていることは知っている。そして、それは私の義務でもある。私はUFCと契約した。だからプロモーションにも参加しないといけないのは理解できる。だが、もし私がそれを好んでやっているかといえば、イエスとは言いがたい。私が考えるに、有名になるということは、男の人生にトラブルしかもたらさない。個人的な意見だがね。一番良いのは、リッチになり、なおかつ誰もそれを知らないという状況だろう。アメリカのハリウッドスターやミュージシャンは、みんな不幸だと思う。周りは彼らを常に見張っているし、後を追いかけ続ける。パパラッチもいる。うっかりした発言をすることは許されないし、鼻の穴に指を突っ込むことすらできない。誰だってたまにすることなのにだ。いかんせん有名人は見張られている。そういったことが自分に起こって欲しいとは思ったことがない。私はいまの人生に幸せを感じている。2人の息子がいて、素晴らしい家族に囲まれている。一体誰がそれ以上のことを望むというのだ?」

sports.yahoo.co.jp

場内を十分すぎるほどわかせたミルコだが、大会終了後の共同会見に姿を現さなかったため、米国の記者から「高いファイトマネーを支払っているのに、ここにこないことをどう思う?」など、ダナ・ホワイト社長に厳しい指摘が何度もとんだ。

「このスポーツの素晴らしいところは、選手たちが素晴らしい人格者であるということ。ただ、ボクシングには、そうでないファイターも多い。ファイターがすべきことは強さを見せることであって、みんながみんなランペイジのような(よく話をしていくれる)人間ではないんだ。色々な人間がいるから、そこまでは求めていない。ただ、プロモートする側の人間として言わせて貰うと、シリアスにファ○ン・フラストレーションが溜まるよ」とホワイト社長。

 米国のプロフェッショナル・スポーツは、欧州や日本のそれと違い、物凄くファンを大切にし、プライベートを侵害しない代わりに、共同会見で記者とのコミュニケーションはしっかりとることが通例とされている。

 実は米国人記者の中では、すでにミルコがファンの呼びかけに対し、「ノー・ピクチャー」と見向きもしなかったことが話題になっており、会見欠席で彼らの不満が顔を覗かせた次第だ。

 これまでUFCで闘ってきたファイターは、UFCがあって自分があるということを心得ている。また、裏舞台ではプロとして厳しい要求をしているティト・オーティズなどスター選手も、会見場では常に多弁だ。愛想の悪さで有名だったヴィトー・ベウフォートもUFC出場時には、しっかりと記者やファンと対応をしていた。それが、UFCが根付くアメリカの文化だ。

 ただ、ミルコは他の多くの選手と違いUFCあっての自分――ではなく、UFCが最も欲した選手だ。リング上で強さを見せて(かつファンの支持を集めて)いれば文句は誰もいえない。

 日本にも似た、マスコミ(ズッファが成功を収めた以降)、プロモーション、ファイター――の中に共存共栄の意識が見え隠れたしたUFC、ミルコの出現はあらゆる面で波紋を呼ぶことになるかもしれない。

gbring.com



ちなみに、取材を断る、すっぽかすのは大相撲では日常茶飯事であります。
この前の場所だと、誰だったかな…高安とか遠藤だったかな。

遠藤は角界きっての寡黙な力士で、ふだんは取組後の取材にも、ほとんど応じることはない。話してもひと言、ふた言。

だが、この日のインタビューは違った。
www3.nhk.or.jp

うつ病を描く相原コージの新作。

いまテレ朝のモーニングショーで、本日未明に大坂なおみが自身の「うつ病」に触れた声明を発表したとのことで…、おそらくいろんな準備が覆ったのであろう。
うつ病だとなれば、話はまったく変わってきますが」
「これはうつ病だと大坂選手が言明する前の話なんですが」
と、いろいろ注釈を司会者がつけていた。


世の中「病気なら話は別」のことはたくさんあり、それを前提にいろいろ語るのもまたあることだけども、うつ病の時にひとはどうなるのか。
それを伝える漫画連載が最近始まった。
「コージ苑」「サルでも描けるまんが教室」「ムジナ」などで知られる相原コージだ。

comic-action.com
comic-action.com
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「パーティ会場での藤子不二雄A先生」の姿


コナンと間違えるってのも大概だし、それをすらっと受け流すA先生もすごいというかなんというかだが、それより若手漫画家が「自分も〇〇というジャンルを描いているので、その元祖の先生にご挨拶しなければ!!」と考えるというその流れが面白い(笑)

そうすると、あの漫画家はXXX先生に、このマンガ家は〇〇〇先生に挨拶・・・・・・というか土下座しないといかんし(笑)

「古畑任三郎」は権利問題で再放送困難作品が2作。一つはSMAP、もう一つは漫画サザ……

最新号の週刊ポスト(6月11日号)から。
田村正和追悼の話⇒古畑任三郎再放送⇒再放送できない話がある、それは…と続いてるのだが

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古畑任三郎で再放送できない回とは

この類の話はぶっちゃけ「封印作品」がブームになって以来、かなり発掘されているので、週刊誌がスクープとばす範疇の話ではない。
いわゆる「いかがでしたか?」系のブログもたくさんあるしな…(笑)

だが、こちらのブログは、見た目が微妙に「いかがでしたか」系に似てるんだけど、ちゃんと”顔”のある筆者が、好きな物を楽しんで、調べて考察してまとめているものなので紹介に値するだろう。
mysteript.com


twitter.com

mysteript.com
第9話「間違われた男」の犯人役は『風間杜夫』氏です。このエピソードでは、『アニメ映像の差し込み』を使用しているため、放映権に関する都合で再放送が困難……それは、『サザエさん』のオープニングで、25分21秒~25分35秒の計14秒間です。……親族と漫画発刊元から放映権に関して手続きを踏まないといけないんですね。

「この部分だけカットすればいいじゃん!」というわけにはいかない理由もございまして、この部分がエピソードの脚本上、どうしてもカットすることが…(略)

関係ないけど、いまの長谷川町子氏の著作権継承者は…ああ、こちらか…

少々下世話な話に成るが……
サザエさんうちあけばなし」で公開されている家族情報をそのまま考えるなら…

長谷川家は、お父さんを早くになくし、その後母親と、町子を真ん中にした三姉妹。
長女・毬子は、出征直前に結婚した夫が戦死し、その後はずっと独身で、サザエさんの権利を管理した「姉妹社」社長(故人)。
三女・洋子は結婚し、娘が2人。2人とも、1970年代に社会人と大学生だった。
というか、ここでその、町子氏にとっては姪に当たる二人の生年がわかる。ともに現在、ご健在なら60代。うち一人には、さらに娘がいることがわかる。
ja.wikipedia.org


ただ。

町子・毬子とすれ違いが生じ、絶縁状態に陥る[3]。1992年(平成4年)5月に町子が死去した際、毬子は「洋子には絶対、知らせてはならない。」と厳命し、見かねた部下が内緒で知らせたという[4]。2012年(平成24年)に毬子が94歳で逝去すると、長谷川3姉妹の唯一の存命者となった(2020年(令和2年)9月現在)

この「うちあけ話」で描かれた仲良し三姉妹の、それからのちの絶縁劇という衝撃的な話は、この本に書かれているという。

しかし、著作権者との関係がどうであろうと、縁者は縁者であり、著作権継承者は継承者である。1925年生まれの長谷川洋子氏が、現在著作権を管理しているのであろうな。
(※ここに関連して追記あり

長女で姉妹社社長の毬子氏は町子の実姉であり、著作権についてはカテエ立場でパロディとかへの理解がなくても世代や著者との関係的にやむを得ない。洋子氏もそうであろう。また年齢を考えれば、物理的・実務的に「この〇〇でサザエさんを・・・・のように使いたいので許可をお願いします」と申し出ても、たなざらしにしてるんじゃないか?なんてことも考えられる。いちいちそういうところを許諾して、なにがしかの報酬を得ないと困るような立場でも、おそらくはないのだ。


ただ、もう少し経過して世代が継承されれば、さすがに「ミステリードラマの材料としてサザエさんの映像が必要な作品の、再放送許可を頂きたい」的な要求にNOを言うことはないのではないか。おそらく解禁されると思う。


とはいえ、長谷川三姉妹の最後のおひとりとなった大正生まれの長谷川洋子氏も、社会的な活動はあまりお見掛けしないとはいえ、末永くご自愛いただきたい。まもなく90代の後半になられるはずだ。

【追記】

ブクマでコメントいただいたこの話、たしかに類する話を聴いたことはあるんだけど

「古畑任三郎」は権利問題で再放送困難な作品が2作。一つはSMAP、もう一つは、サザ…… - INVISIBLE D. ーQUIET & COLORFUL PLACE-

サザエさんの権利は遺族ではなくて一般財団法人長谷川町子美術館が管理してる。フジテレビとの関係を考えると、許可がおりないとは思えないのだが。何か他に理由があるのでは。

2021/05/31 14:05
b.hatena.ne.jp

問い合わせ先がここだというのはわかるんですが
お問い合わせ – 長谷川町子美術館
そもそも、「著作権を、財団法人として管理する」の『管理』の内実ってどういう感じなんでしょう。事務的な手続きを代行するとかじゃなくて、本当にここで財産法人の長をトップにした?許可・不許可の意思決定をし、そして最終的な著作権の利益も財団法人に帰するんでしょうか?
というのは、やはり法人・組織が著作権継承者になったら、ある意味で有利すぎるんじゃないかな、と思うのですよ。

1993年(平成5年) - 姉妹社を解散。作品の版権管理を財団法人長谷川町子美術館に移管する。
2012年(平成24年) - 二代目館長、長谷川毬子死去。三代目館長として、姉妹社のスタッフだった川口淳二が就任。[2][3]公式ホームページ等に記載がないが、長谷川町子美術館公認の動画に館長として出演している[4]。
2013年(平成25年) - 財団法人から「一般財団法人」に運営移行する。
長谷川町子美術館 - Wikipedia

そういえば、「姉妹社」として初代に町子作品の著作権を管理していた長女・長谷川毬子氏と、絶縁した三女・洋子さんはそもそも、著作権継承者としては本来、五分と五分のはずだ。ただ、この継承時の人間関係を考えると、洋子氏はその時に著作権の相続を放棄した可能性あるな。

ただ、その場合、長谷川毬子氏が子孫なく逝去した場合も、長谷川町子著作権は財団法人・長谷川町子美術館が管理(というか”所有”?)して行使できるのかな?

まて、ややこしいぞ。イニシャル化して整理しよう

・A、B、Cの3姉妹がいる。Bは人気作品の作者。A、Bには子供がいない。CにはD,Eという2人の娘、Bにとっての姪がいる。

・A、Bの2人は、Cとの人間関係が悪化し生前に絶縁。

・Bが三姉妹中で一番初めに逝去したとき、Aが著作権を相続。Cは相続を放棄した(と仮定します!)

・A、Bの生前に財団法人が立ち上がり、「著作権の管理」を行っていた

・そしてAが逝去したあと、Bの著作権は誰が相続・・・・? 
Cが相続を放棄していた場合、D、Eも権利無くなるのかな?それとも姪という血縁関係がある以上、Cとは別に相続し得る???(と思うんですが、どうでしょう)

検索ついでに見つけた著作権とキャラクターに関する判例考察記事のPDF。直セル関係ないけど、おもしろそうだったのでリンク張っておく
https://system.jpaa.or.jp/patents_files_old/200201/jpaapatent200201_047-054.pdf

追記 タイトルを少し変更 理由は以下の通り

【定期再放送】月末か月初めにオンライン連載漫画をチェックする習慣をつけよう

月末だか月初めに、区切りとして自分の読んでいるオンライン連載漫画、読み逃しが無いかチェックする習慣を付けよう!!
と呼びかけるキャンペーンです。
21世紀も20年代、ネット連載漫画を自然に定期巡回購読する習慣を身につけなきゃナウくないぜ。
(いや、逆に個人的に、こういうふうに習慣づけないと読み逃しまくるからなんだけど)


まず最初に、各種サイトを知ってる・読んでる範囲で。

ブラウザでは見られなかったり有料だけど、携帯アプリでは見られる、という形式

manga-one.com
manga-park.com
※ツイートなどの漫画を収集して一覧表示するサイト?
https://lilacsoft.jp/


復活の個別作品紹介編

matogrosso.jp
ダンピアのおいしい冒険(3) 、7月17日発売


ebookjapan.yahoo.co.jp
kuragebunch.com
kuragebunch.com
kuragebunch.com
kuragebunch.com
kuragebunch.com

comic-action.com
comic-action.com
comic-action.com

hakusensha.tameshiyo.me

mangacross.jp
mangacross.jp

comic-zenon.com
comic-zenon.com

to-ti.in


comic-days.com
※この作品から派生してこのまえ「ゲーム【人狼】の普及と知名度を考える」という記事を書きました。
m-dojo.hatenadiary.com

comic-days.com
comic-days.com

comic-walker.com
※メモ コミックウォーカーはネットオリジナルと雑誌転載の区別がよくわからんが、とりあえずここが無料へのダイレクトページか…
comic-walker.com


上のリスト、一話への

ことほどさように、今や無料コミックサイトはたくさんたくさん。
オリジナルもあれば、雑誌掲載が同時、あるいは一定期間を置いて無料になってるものも。
すでに連載を終えて評価の定着した「レジェンド名作」を最初からネット上で連載しなおすものも…
(今回は特に、それを混ぜてみた)
どこかで期日を決めて巡回しないと、読んで面白かったマンガもいつしか読み逃す、という意味がわかるでしょ。
この辺の作品、実際にまとめて読むと1時間以上はかかるしね。


ときに、私らの世代では疑いの余地なく大手出版社の週刊誌に載っている作品が「メジャー」だけど、スマホネイティブ世代にとっては、こういうふうにスマホケータイから無料で読める作品が「メジャー」であり、紙の雑誌に載っている作品こそが「マイナー」になりつつある、とも聞く……。

韓国発のウェブトーンが、世界的には漫画の「標準」になりつつある、という話も、あながちヨタではないかもよ。
m-dojo.hatenadiary.com


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