INVISIBLE Dojo. ーQUIET & COLORFUL PLACE-

John 8:32 Then you will know the truth, and the truth will set you free."  複数ブログの過去記事を移管し、管理の委託を受けています/※場合により、語る対象の「ネタバレ」も在ります。ご了承ください 

「変則柔道の王」高藤が出陣!8夜連続の世界柔道選手権がフジテレビで(BS含む)




BSでも当然、もっと長い時間やる
www.bsfuji.tv


そして高藤の「変則柔道」について
togetter.com

日本格闘技史上屈指の衝撃!RIZIN.18地上波は「土曜深夜26時」です

名言「勝者は多くの友を得る。敗者は真の友を得る。」


「勝者は多くの友を得る。敗者は真の友を得る。」
The winner has many friends, but a person who lost has real ones.


当ブログはこの種の名言を目にしたらこつこつ集めていて、一応そういうのを含めて「詩」というカテゴリーを作っています。
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堀口恭司、朝倉海に敗れる!!…の感想

衝撃です。
言うまでもなく堀口恭司朝倉海の結果である…
試合展開はこちら
yunta.hatenablog.com
togetter.com


ご多分に漏れず自分も、堀口恭司の完全勝利を予測していた。普通に実績や経験見てそう判断したので、あまりに平凡なよそうだったから事前にブログでは書いてなかったのだが…
とはいえ、結構不安視していた部分もあったのもこれまた事実だ。ただその不安視というのは「あまりに格が違いすぎて、ほんのちょっとパンチでぐらついても、それだけで朝倉にとってはプラス。そういう場面もないノーヒットノーランの試合ができるか」「どんな無理があるマッチメイクでも、一発が入るというのはありえるから」ぐらいの不安だった。

この1勝で朝倉兄弟はずっと食えていい

このフレーズ自分で作ったから覚えてるけど(笑)所英男アレッシャンドリ・フランカ・ノゲイラ相手に…HERO'sで ジャイアントキリングを成し遂げた時に思いついて書いたフレーズだった。本当にそれ以上の衝撃だし、あの時より何倍も情報の流通はスピーディーかつ膨大になっている。試合直後にすぐに英語で Kai ASAKURA や HORIGUCHI で検索したら、バッーっと広まってたからね

実はずっと「今回は朝倉はついに負ける」とRIZINのたびに思ってた。兄弟合わせて

そもそも朝倉兄弟は、今回の試合も含めてすでにRIZINでは10勝0敗らしいんだが、そのすべてで「今回ばかりは勝てないだろう。アマチュア大会のアウトサイダーと、本格的な MMA はまた別だからねやっぱり」と予想し続けて、この結果。 もし日本に ラスベガス同様の、MMAへの賭けシステムがあったら、この二人のために大損していただろう。

比喩で言うなら

映画「ロッキー」第1作で、 ロッキーはまさに「無名の若者でも王者に挑戦するチャンスを与えられる、それがアメリカンドリームだ」という意味合いで王者とマッチメイクされ、それでも頑張りに頑張ってフルタイム判定に持ち込んだ…ことで感動巨編となった。その映画が1ラウンドで、 ロッキーが王者を破って戴冠するという結末だったようなものだ。

あるいは…これは古参の MMA ファンにしか通用しないたとえかもしれないが「大山峻護がヴァンダレイシウバをPRIDE―14で破ったようなもの」とも言えそうだ

www.youtube.com


だからある意味「大山がシウバを破った世界線」に我々が入り込んでしまった、と考えることもできよう。

ほかのファイター





煽りビデオでやっていた「朝倉未来の堀口分析と戦略」はどこまで正しかったのか。

これはここから、試合前のトークが解禁されて「答え合わせ」が可能になるんだろうけど果たしてどこまで、 どんな堀口分析があったのか。ああいう技術的な予想というのは、しばしばハッタリだったりするのだけど(TKの煽り映像でよくあったよね(笑))朝倉は「未来の分析力はかなりすごい」 ということが時々取り上げられることもあったので、今回も戦略分析が重要だったかもしれない。そうなると「ゴング」記事が やはり重要になってくるだろう

twitterのトレンドを一時席捲。彼らの「知名度」ここまで高かったのか

昨日「堀口恭司RIZIN、朝倉兄弟、朝倉海」…などが次々とトレンド入りした。そういえばこういう名前もほとんど Google 音声入力で候補に上がるもんな(RIZINだけが変換が難しい)。なんだかんだとフジテレビ地上波で低視聴率だったとはいえ何度も大会が放送されていた。この大会は GYAO とスカパーだけでの生放送だったとはいえ、すでに彼らは大物有名人だったのだ。世間一般的にも…… 特に堀口恭司ライジン・ベラトール二冠王だったことなども、知られていたのかな。

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堀口朝倉トレンド入り

年末までは再戦で引っ張るとして、その後、朝倉は四天王+ビクター・ヘンリーに追撃されると思う

まだ自分は、朝倉海がトップ中のトップになっているとは思っていないのだ、この期に及んで(笑)。
RIZINバンタム四天王は彼より上だと思うし、今回苦戦しつつ「裏三角」で一本勝ちして、ほんとにキャッチレスリングらしく勝ったビクター・ヘンリーも資格があると思っている。今回はヘンリーを中心に記事を書きたかったのに……
yunta.hatenablog.com


前田日明が言っていた「アウトサイダーから世界チャンピオンを出す」は、この時点で実現したと言っていいのでは。

タイトル戦が行われるのはこの後らしいけど(つまり年末に堀口対朝倉弟のダイレクトリマッチが行われるということだ) 、この時期の堀口恭司に勝つということはそれだけでもベルト抜きで「世界王座」であることに間違いはない。朝倉兄弟がアウサイを出るときに一悶着あったことは周知の事実だし、前田日明RIZINへの思いは立ち上げの時に随分と聞いたから、「前田日明の目は確かだった!」「さすがアキラ兄さん!!」とかは逆に嫌味になるようにも聞こえるけど、 偶然にせよ必然にせよ、そういうファイターがデビューしたり頭角を現すきっかけになったプロモーションは、そのことをドヤ顔で誇る資格はある。

ヒョードルに続き(ダン・ヘンダーソンアントニオ・ホドリゴ・ノゲイラも入れていいかも)KAI ASAKURA を 一流の格闘家に育て上げたプロモーションはともにAKIRA MAEDA の立ち上げた団体である…というのは、前田日明が「ガチの」格闘技界で(「選手として」の代わりに)認められるべき確かな称号として評価されるべきだろうね。



そのアウトサイダーといえば佐野哲也だが。



そんな中で宣伝まで入れてる


ナンヤテ…8月25日、東京武道館
gonkaku.jp


地上波放送日程

24日26時

本日WOWOWでUFC /RIZINはGYAO生配信


www.wowow.co.jp






gyao.yahoo.co.jp


『大金持ちの遊びが「女子大生とパーティー」なんて夢が無い…一流格闘家を呼んで大会開け!』


元ネタの「日本一稼ぐ弁護士」の遊びについては、どこかに探せばあるんだろう。

※これだった
matomame.jp


ただ、花くまゆうさく氏のコラム漫画が、ひたすらなつかしい。
ヒクソン、ホイス、エリクソン、クアー(マーク・ケアーの表記のゆらぎ)」というチョイスの時点で、超黎明期の漫画です。

ただ、このあと本当に「アブダビ王子」がアブダビコンバットを開いたこともさることながら、ネットカジノやアパレル、ドンキホーテなど、多くの億万長者が大会開催にチャレンジした。


それらは長く続かず、最終的には(カジノが背景にあったとはいえ)大会収益から次の大会を開くという、まっとうな「興行」をやってきたUFCが、五輪選手でもボクシング王者でも呼べる財政規模を築き上げた、というのも歴史だ。


花くまゆうさくのこの種の漫画は時事性もあるので、一度は単行本になったけど、もうなかなか読む機会はないだろうね・‥以前は、これをまとめたサイトとかもあったっけ。



そういえば、漫画やゲームの定番設定だけど、元祖はなんだろうね。

「超金持ちが道楽で強いものを集めて大会をする」というのも、いつしか漫画などの定番設定となったね。元祖はなんだろう。
梶原一騎はとりあえず、そういう設定を広めた人でもある。というか実在してるのかどうか…木村政彦の一番弟子が…

永遠の名作「オールラウンダー廻」が、マガジンポケットにて配信/漫画アプリの工夫も「歴史」に記録を

うちの最近の情報源「アクセス解析で〇〇への過去記事が急上昇?何があった?」→「ああXXXのおかげで、〇〇が再度話題になったのか」によって知りました。


ということで、講談社の漫画アプリにて、遠藤先生の過去記事も再度連載が開始したと。

pocket.shonenmagazine.com

マガジンポケットはポイント制か。3話まで無料か。
pocket.shonenmagazine.com


オールラウンダー廻」をブログで論じた所となれば、みなここに来るのは当然ではある(えへん)。
ただ!連載最初から最終回まで節目節目で書いているので、読んじゃうとネタバレになる可能性は極めて高い。そこは自己責任でお願いね。

ときにこの作品、完成度は非常に高いのだが、高すぎてオンリーワンになっている気配もある。ここでのさまざまなキャラクターや勝負の展開、技などは、もっと後続作品が「パクる」というか、エッセンスを活用してもいいと思うのだが。

さらに余談であるが…この記事まで、検索されて読まれているのはナイショだ(笑)
リンク先のほとんどが残っていないのが諸行無常。ローカルにデータ保存しておけばよかった…。
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過去の名作を、アプリや公式サイトで「1話ずつ」連載の再放送のように配信する、という形式も定番に。だれが考えたんだろう?


このへんって、ネット時代に入ってみんな手探りなんだよね、たぶん。
重版出来!にもあったけど「1、2巻を無料配信?/1話ずつ連載を再度掲載? ひどいよ、おれの旧作が売れなくなっちゃう!」「大丈夫、データがあります!こうゆうことをすると、逆に今まで動かなくなってた古い作品が、再び読まれて、有料のも売れるんです!!」というやり取り…

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6:「途中までの巻を無料!」「一巻は無料!」というやり方にすると、おやおや動かなかった古典や過去のシリーズが動き出し、ネットでも話題になり、 相乗効果が出てくるよ………
 

ただ、1話だけ、1巻だけ無料がいいか、アプリで1話ずつ毎週「再放送(再連載)」するか、数日だけ一挙に
無料にするか、無料だけどもアプリ内で独自にポイントを発行(一部は有料のプレミアポイントもつける)して、それと引き換えに読ませるか……


いろんな試行錯誤をしてるだろうし、どれが正解かまだ分からない筈。
皆さまの創意工夫に敬意を。そして、ごく短い歴史である「電子書籍・漫画アプリ・ネット漫画史」だが、「〇〇が『アプリでの再連載』の元祖である」「その発案者は、XX編集部のAさんである」みたいなのを…少なくとも、不明になってしまう前に記録としてどこかに置いておいてください。いつか
誰かがまとめるだろう。