こういうとき、ぱっと思い出せないことが多いんだが!
自分はAmazonのセールなんて全然馴染みが無いので、構造を把握するところからはじめるが……kindle版は10冊、あるいは5冊まとめて買うと15%還元だそうだ
こういうこともあるんですかねぇ。実物を見てもらう方が早いか
今日もベランダで
糸川一成
フリーのエディトリアルデザイナー・土岐田旬は、仕事に追われ部屋に籠りっぱなしの毎日。癒やしを求めてベランダガーデニングにハマるように。そんなある日、隣にちょっと変わった天然系の女性が引っ越してきた。ふとした出来事から、お互いの顔も知らぬままベランダの隔壁越しに話をするようになる二人。実は隣の女性は新進俳優・成海游なのだが……。ベランダとグリーンが繋ぐ隔壁越しの二人は?
まあわかる。
・コロナ禍で、在宅勤務が増えた⇒これを漫画のテーマにしよう!
・舞台は集合住宅で…若い男女が知り合う⇒ここからの人間関係がドラマとして盛り上がる!!
どれも、もっともな判断だ。ことに後者は、個人的に追っている【大人のおとぎばなし】として、現実にありそうでもあり、そうでもないようなそんなラインだし。
だが。
それが、一雑誌に同時連載されるなんてこと、あり??
自分、このテーマで書こうと思った時、記憶があいまいだったが、まさか同じ雑誌とは思わずに、片方は確認したが片方は別の雑誌に違いない!と思ってむだに探しちゃった。
だが、これも少し前に書いたけど、自分は似たテーマを、著作権違法にならない範囲で次々と真似していく、ってのはアリだと思うんだよね。
ゾンビやパーティ追放やデスゲームや悪役お嬢様などを経てタフになったのだ、こちらも(笑)。第一、そうすることによって「ジャンル」が生まれ、定着し、そして個々の作品も延命していく、というパターンはいくらでもある。
ただ、そもそも時期的に…連載の準備、企画案の段階を考えると、後発は先発をマネたわけでなく、本当にほぼ同時進行だったのだと思う。
たぶん生き馬の目を抜く漫画編集部や漫画家、互いが互いのライバルで、企画案を最初の段階から意見交換とかはしてなかったんだろう。
満を持して企画をぶつけたら「ちょ、それ、俺のいま進めてるネタとかぶり!」「マジっすか!」みたいな話になったんだと思う。
だが、ふつうそれは内部で調整され、「では今回はAのほうを採用。Bは残念だが…」となるのが普通だと思う。
ブラックジャックも、別の編集者が「俺たちが先に、少年週刊誌初の医者マンガを載せるって話決めてたじゃないですか!」と抗議したんだという。
だが、それでもブラック・ジャック連載を極めた、伝説の壁村編集長のように
今回も
「よしA、Bどっちもやれ!!」となったのは、編集長は相当な豪傑というか勝負師だな…
かくして「今日もベランダで」「テレワァク与太話」という、今後はどうなるかはわからんけど、少なくとも冒頭設定は、素人目にも極めて接近したシチュエーションの2作が競争するんですよ。
どっちがどっちの話だっけ、に注意しなきゃいけない。
燃えよペンの炎尾燃と、うかつ賢二の抗争を思い出す人もいよう(いねぇよ)。これも野球漫画が被った上でのファイトだった。
ああ、でも講談社のイブニングも、B級グルメ系のネタかぶりの競作は多いかな……
もちろん、両者が同じ雑誌に掲載の競作だからこそ、わかる違いもある。
「今日もベランダで」は、確か女性が芸能のお仕事をしているという重要な情報を、男性は知らない、という設定がある。
「テレワァク与太話」は、両者は初めに自己紹介してる(そっちが普通だわな)。ただ、「最後に二人は結婚しました」という結末を開示しているところが重要…でもないな、あまりそれが効果をもたらしてるわけでは無い。ナレーションの決まり文句程度だ。
さて、面白くなっていくかどうか。個人的にはうっすらnot for me なテーマだが(笑)「大人のおとぎばなし」として見るなら面白いかも
「めぞん一刻」は別に恋愛対象は「隣人」ではなかったので違うな。
えー---と…以前、「スキマ」という無料サイトの読み始めの時全話無料だったので読んだ、なんとかって作品があり、それはけっこう面白かったが題名忘れた!このブログに書いてあるかもしれないが発掘できない。
※あとで判明しました
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あれ?
「アパートのお隣さんは素敵な人で、のちに恋愛関係になりました」ってのは、別に今はジャンルじゃないのか??皆さん、何か知ってますか??
あ、「木根さんの一人でキネマ」が意外や、隣室の住人がそれなりに映画好き(まさにこういうロマンティック・コメディの愛好家という設定)な独身男性で、ある意味でほんのちょっとだけ該当する(笑)
この男の画像が見つからないな……いや最新回に登場してるんだけど、そっちは漫画アプリ「マンガPark」でしかまだ見られない、つまりスマホでしか見られない。
スクショを取る云々の技術はPC限定なので、のちに可能となったら入れておくさ。
【創作系譜論】※準タグです。この言葉でブログ内を検索すると関連記事が読めます
【追記】こういう情報を得た
マンションのお隣り(お向かい?)さんとの恋愛もの
川原泉の「食欲魔人」シリーズ中の「アップル・ジャック」(陸の食欲魔人)。
モデルの女性と、親を亡くした姪っ子を育てる自衛官男性が、おいしいアップルパイをきっかけに「もぎゅもぎゅ(笑)」と愛をはぐくむお話。ベランダ越しではなく、マンションの通路で出会う話だったと記憶している。古い作品ですまん。川原氏の初期作品です。
ごく簡単ですが、ウィキペディアに言及されています。
富士町三丁目交差点で挨拶。
— 長井秀和 (@pchip3) November 27, 2022
いよいよ、カルト教団創価学会から本格的に私が仏敵対象となり、感慨しきりです。 創価学会に苦しめられた人達の代わりに私が声をあげていきます。 心に嘘をついて、集票したり献金するのは考えましょう。 カルトを止める。 pic.twitter.com/pJ97SA8voz
創価学会から抗議書が届きました。 先の週刊新潮の記事内容に関しての抗議です。 仏壇2000万円と宗教トイチの内容に対して。 7日以内に謝罪訂正しなければ法的手段に訴えるとのこと。 訴権の濫用の始まりになりそうです。 カルトの要件を十分に満たしている事を創価学会自ら証明しそうですね。 pic.twitter.com/ba5rMY7Drq
— 長井秀和 (@pchip3) November 26, 2022
さて、たまたま蔵書から目に付いたので、この作品を再度紹介する。本宮ひろ志の「やぶれかぶれ」。漫画家と選挙、漫画家と政治という意味合いで、赤松健氏の出馬の時にも詳しく紹介したかな。
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そこに出てくるちょっとした脇役も、現実社会ではその後も色々活動したり…
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少年ジャンプで現実政治のルポ漫画、作者本人の出馬も視野に入れる、という実験極まりない作品だった。
本宮的にはこれをテストケースとして、さらに優れたノンフィクション漫画、江川卓の証言を描く「実録たかされ」に繋がったことでも重要だ。
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で、作品内では「出馬するしないはともかく、全政党の全党首に会いに行ってみよう!」ということになり、アポが取れたものから順番に会っていく。
新自由クラブ、自民党(こちらは広報委員長)など……その流れで、当時の公明党、その委員長竹入義勝に会う予定が取れた。
そしたら、本宮ひろ志はいきなり実家に立ち寄る場面を描く。なんと、本宮ひろ志は創価学会二世であったのだ!!ただ、母ちゃんは凄く熱心だが、本宮は一応は創価学会会員なものの、かなり信仰心は薄い……
それでも、選挙の時は普通に公明党の候補者に入れている。というか、竹入委員長の選挙区だったからまさにその人に投票。そりゃあ、面会した委員長の側もにっこにこ(笑)
長時間仏壇の前にすわる勤行はつらい。自分はそれができないが竹入委員長はしているからすごい、なんて話題も……。
しかし……案外と、インタビュー自体は斬りこんでいく!!当時メディアを騒がせた、池田大作名誉会長の女性スキャンダルについて「仮に嘘だとしても、あそこまで付け込まれた池田名誉会長の責任はあるのでは?」とか。
これを、信仰心薄いとはいえ、まがりなりにも創価学会の会員が、公明党委員長にぶつけたとしたら大変な質問だ。
スキャンダルだけじゃなくて「池田名誉会長は宗教的にどういう位置づけなのか?無謬のカリスマなのか、そうでないのか」みたいな問いも…
ただ、ここで竹入委員長は、スキャンダルは全くの誤解、としつつ、池田名誉会長の位置づけとしては「あの人は一貫して庶民。そう自称もしている。名誉会長自身も何様扱いは望んでいない。その上で一個人として尊敬している」といい、一般論として「人間は間違いをおかすものだ。」こういう形で語っている。
池田名誉会長は無謬のカリスマ、宗教的にも絶対だ…というのは日本社会で反発を受けやすい。
それに対して「池田名誉会長も一貫して庶民だし、ご本人も持ち上げられたくないのだ」…というのは、効果的な反論だと思う。
だが、歴史はその後「答え合わせ」をしている。
ぶっちゃけ、竹入義勝氏はその後公明党・創価学会から「粛正」されたのだ。
1998年 - 8月から9月にかけて朝日新聞に掲載されたインタビュー記事がきっかけで反学会に転じ、公明党最高顧問を解任の上、除名される(詳細は後述)。創価学会も竹入を会員除名に付す。
1998年(平成10年)、公明党と創価学会が政教一致の関係にあったと主張し、朝日新聞に「55年体制回顧録」が掲載された[5]。同回顧録が精査された結果、学歴記述の矛盾などが見つかった。竹入はこれを逆恨みし反公明党・反創価学会の立場を鮮明にしていき、公明党は中央幹事会で政界引退済みの党の功労者だったにもかかわらず最高顧問職解任、党からの除名を決めた。直後に創価学会も中央審査会を開いて除名処分を決定、事実上の永久追放という形で両者は絶縁した[6]。
本宮に語った、池田大作論と、この結果がどれぐらい関係しているのかはわからない。
そういえば個人的に言えば、そのころ自分は小学生で、「池田大作」も「政教分離」も「創価学会」もまったくわからなかった。「スキャンダル」は、言葉の意味すらわからぬ。こういう用語を親に尋ねて、曖昧なこたえしか返ってこなかった記憶があるな(爆笑)。
でも、何か漠然とストーリーを追えたし、興味も持った!それは俺SUGEEか、あるいは漫画SUGEE、本宮ひろ志SUGEE である。
ちょうど、日本国憲法の子供向け解説書を読んだし、
これと前後してるのかな、「久米宏のTVスクランブル」を見たりして、スポンジに水を吸収するように「政治」を知り始めた。その中に幸か不幸か「やぶれかぶれ」も大きな位置を占めている。
しかし、大人になって見直したら
「実家に戻ったら母が仏壇前で南無妙法蓮華経ざんまいだった」
とか
「竹入委員長に池田大作スキャンダルを問いただす」
とかを、少年ジャンプの中で漫画として描写する、ということの意味、重大さがわかった!!!わかったら「本宮ひろ志は、ちょっとおかしいぞ…!」と戦慄した(笑)
本宮ひろ志は…その後も信仰を保ち続けているのかはわからない。
米全く不明、教えてください。吉田豪あたり聞いていそうだが
ただ、ご両親は本宮プロの役員でもあったが、息子の政治活動にすらカネを出そうとしないで、先回りして土地を買って防衛するようなそれこそ庶民としての堅さがあった。
(これも事実かどうか、漫画内での誇張表現かもしれない)
だから、創価学会に財務で何百万円も差し出す、とかは無かったのではないか…いや、そういう他の方面にはガッチリしてても、喜んで宗教には献金する、というのもあり得るのが「宗教」だしな…ここは不明!
本宮はその後、三国志や漢楚の戦いをいち早く漫画化するなど、節目節目で重要な作品を残しつつも、
打ち切ったり打ち切られたりの中途半端な作品も多かった。
世間の耳目を集めるような大ヒットでの復活劇は、やはり1994年の「サラリーマン金太郎」と位置付けていいだろう。
その後の盤石の地位は、いうまでもない。
そんな成功者の、今の信仰への思い、創価学会・公明党への思いはどうだろうか…? (了)
現在、「やぶれかぶれ」は電子本でも読める。そしてまたもやだが、kindleアンリミにも収録してる(そっちの画像の方が鮮明だから、そっちから引用すべきだったな)
週が明けてまた政治の場で議論が退会されるのだろうけど、宗教の特に多額寄付の被害者を救済するという問題で法律の中に「マインドコントロール」を盛り込むか、という話。
あれ自分は端的に言って、やっぱり法律上は本来、いささかの無理があると思ってる。
報道の中で自民党が野党案(立憲民主党と維新の共同案)に対して、50項目の質問を出したという報道があったが、この質問項目を直接見てみたいんだよな。
どこかにないだろうか… …
マインドコントロールという概念自体が、どうにも確固としたものではないのではないか、という話を当方、昨日今日し始めたのではない。
安倍銃撃事件以降、初めてこういう問題を考えるというおあにいさんとは、おあにいさんの出来が違うんでい。
だから、紀藤正樹弁護士が最近、新版を出した「マインドコントロール」という本も、恐らく10年ちかく前には読んでいた。だから当時も、こういう疑問を出した……
もうこの話は、過去のリンクで基本足りるな。
そこでも書いてるけど、紀藤正樹氏は
「宗教によるマインドコントロールって言うなら、イスラム教徒が毎日礼拝しなきゃいけないのもマインドコントロールなの?」という質問に対して、回答がかなりふわっとしてる。
マインド・コントロールと似たようなところがあるように見える事例と、私達が問題にするマインド・コントロールは、どこがどう異なるのでしょうか?両者の違いを見分けるカギは、その時代の社会通念や一般的な社会常識を前提とした「法規範」や「社会規範」です。
(略)イスラム教国の例では、生まれながらみんなアラーの神に帰依することも、日に五回の礼拝も、歴史や社会や文化に深く根ざした社会通念や社会常識そのものです。それを異なる文化圏から見て「マインドコントロール」などというのは余計なお世話・・・
正直、ナニコレって感じ。
西田公昭氏のマインド・コントロールに関する話も以前の記憶の限りでは、結局セールスマンが言葉巧みに新車を買わせるようなテクニックも含めて「マインドコントロール」としてるんだな。
それが当然の概念だというのならそれでもいいが、そうするとますますそれを「非合法」とするのは難しくなるんじゃないかな。
たとえば、誰かが提唱してる
「恋愛工学」とか……
なんかもー、いかにも取ってつけたような
「ナンパのテクニックを漫画化!」なアレだけどさ、概念的にはこれだってマインドコントロールしてる、と言える………のか、どうなのか。
そのへん、やっぱり本質的にふわっとしてるのだ。
セールスマンの言葉がマインドコントロールであるなら、政治家の演説との距離もそれほど遠方ではない。向こう三軒両隣、ぐらいのスープが冷めない距離。
「あなたはいま、マインドコントロールをされた状態。だからあなたの意思に反して、強制的に身柄を拘束します。というかあなたの意思は自由な意思ではない、マインド・コントロールされているんだから」という堂々巡りにもなりかねないし…
ウィキペディアでも結構詳しく「マインド・コントロールという概念の是非」について両論が書かれている。
ja.wikipedia.org
だが!その一方で!!!
こういう風に言われたら、マインドコントロールを法律の文面、概念に盛り込むことに対する、疑念や懸念を封印するかもしれない 、と自分でも思う点がある。
「なるほどその通り、確かにマインドコントロールと言う概念、定義は曖昧で存在するかしないかもわからないかもしれない。……でもこの辺を無理にでも盛り込めば、統一教会をぶっ潰せるかもしれない。そのために、整合性とか説得力とかそういうことに目をつぶって新しい法律を黙認すべきでないか?」
……そういう風に言われたら、これがめちゃくちゃ危険な思想と言うか、今後の危うさを持つとわかっていても、その甘美な誘惑に耐えきれないかもしれない、と思う。我ながら、これは裏街道の理論だと思うけども……。
と言うか、本当にマインドコントロールを法律上の物にすると言うなら「え?出来ないと思うけど……無理やりにでもするなら、どんな形かちょっとお手並み拝見したい」的な好奇心も無くはないんだ。
そういう視点で、ちょっと気にしてますよ。
「月はどっちに出ている」「血と骨」など在日コリアンの物語をリアルに描いた作品で知られる映画監督で、前日本映画監督協会理事長の崔洋一(さい・よういち)さんが27日午前1時、ぼうこうがんのため死去した。73歳。
(略)
大島渚監督の助監督を経て、1983年に映画監督デビュー。93年、在日コリアンが主人公の「月はどっちに出ている」で数々の映画賞を受賞した。2004年の「血と骨」で日本アカデミー最優秀監督賞などを受賞。
安らかであらんことを。
「月はどっちに出ている」は、北朝鮮に渡った親戚に日本在住のものが送金する場面とか、自分たちの「苦難のルーツ」を、己を劇的に見せて女性を口説くテクニックとして使う場面、とか、そんな風景も描いて反響を呼んだのだった。
当時は、そういうものは、崔洋一氏しか描けなかった。今なら描けるのか?…はよくわからぬ。
トータルな映画作品、エンタメとして、面白い作品か?ときかれると、まあまぁ、そこそこに面白い、というのが個人的な感想。
これ以上やると、現行犯逮捕します
──今回の撮影は、真夏の沖縄で過酷だったと聞きました。そもそも崔監督の現場自体、過酷だという噂をよく耳に挟みますが。
崔監督:そんなことないんですよ(笑)。僕自身、60歳近い大人として、それなりの常識は身につけているので。
ただ、常識があれば非常識だってあるわけで、いろいろなことが行ったり来たりするんだと思うんですよ。それこそ、うまくいく日もあれば、いかない日もあるし、僕の中にも、楽天的な部分と神経過敏な部分とがある。それが、撮影現場の雰囲気を醸し出していると言われれば、事実だと思います。うまくいっているときは機嫌が良いし、いっていないときはものすごく機嫌が悪いので。非常にわかりやすいんです。
──機嫌が良いときと悪いとき、どっちが多いのでしょう?
崔監督:それは、特に数えているわけじゃないので(笑)。
そう言えば昔、Vシネマが流行っている頃に、今回と同じ沖縄でロケをしたことがあって、ある日、スタッフルームに行くと、地図上のロケ地でもないところに赤いマークがいっぱい貼ってあり、みんなクスクスと笑ってる。俺は地図を見ながら、「何だよ、このマークは。ロケ地と近いじゃないか」と問い詰めるんだけど、それでも笑っていて。で、さらに問い詰めながら気づいたんだけど、マークが貼られている場所は、俺が怒って、誰かを殴った場所だったんですね(笑)。
──殴られた本人も、その場にいたんですか?
崔監督:一緒に笑っていました。あと、忘れもしないんだけど、イラン・イラク戦争の終わり頃に、米軍基地の前でトラックが走るシーンの撮影をしていたんです。道路使用許可証は取ってはいたんだけど、ちょうど、担当が近くにいないときがあった。
そんなことも知らずに、堂々と機動隊の一個中隊の前で撮影していると、中隊長がやってきて、「念のため道路使用許可証を見せてくれ」と。それで俺が、「おい、道路使用許可証だって、早く持ってこい!」と製作部に言ったら、慌てて担当者がやって来たものの、「あのー、あのー」と口ごもってる。業を煮やして「いいから早く出せよ」と言ったら、「担当が持ったまんま、次の現場に行ってまして」と。それを聞いてカーッとなっちゃって、「てめえ、この野郎、出せって言ったら出せ!」と。
直接、撮影の邪魔になっていたわけじゃないけど、そのときの俺にとっては機動隊の一個中隊が目障りだったのでしょう。向こうにとっちゃ、逆に「何だ、こいつら」って感じでしょうが。それで職務質問代わりに軽く聞いたつもりが、いつの間にか、俺に製作部の若いスタッフが殴られている状態になっていて。さすがに中隊長も慌てたみたいで、「監督さん、それ以上やると現行犯逮捕します」って(笑)。
それでも、日本映画監督協会の理事長に、つい最近まで18年にわたって君臨(別に引責で辞任したわけではない。理事長退任後も理事としてとどまる)したのだから、いろいろといいところがあったか、あるいは監督協会がそういう組織なのか
歴代理事長プロフィール
崔 洋一(2004~2022)
https://www.dgj.or.jp/about/prof/
すべての制作現場において、あらゆる暴力やハラスメントを排除していくのは当然のことであり、それを生み出してきた幾多の要因を真摯に検証し、具体的に改善していかなければなりません。2019年より映画製作者連盟や映職連など映画・映像諸団体が取り組む「映画制作現場の適正化」ガイドライン策定に私たちも参加してきましたが、この取り組みが実効性を持つよう今後も積極的に関わっていきます。当協会内においても、これまで許容されてきた価値観や意識の改革を図るべく、これらの問題に関する議論を重ねております
それでもそれへの批判的視点とはまたべつに、追悼の花を手向けたい。
独、スターリン時代のウクライナ大飢饉を「ジェノサイド」認定へ
2022年11月26日 14:59 発信地:ベルリン/ドイツ [ ドイツ ヨーロッパ ウクライナ ロシア ロシア・CIS ]
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独、スターリン時代のウクライナ大飢饉を「ジェノサイド」認定へ
ソ連の独裁者ヨシフ・スターリンの肖像(2022年11月7日撮影)。(c)Alexander NEMENOV / AFP
【11月26日 AFP】ドイツは来週、ソ連の独裁者ヨシフ・スターリン(Joseph Stalin)の統治下で1930年代にウクライナで起きた人為的な大飢饉(ききん)「ホロドモール」をジェノサイド(集団殺害)に認定する決議案を採決する。決議案は、ロシアに侵攻されたことでウクライナが今冬にも食料危機に直面する恐れがあることから、「警告」として中道左派の与党連合と保守派の野党が共同で
そもそも、この他国の歴史的な出来事を虐殺その他と「認定」するという営み自体について…これが最近の、特に欧州などでの流行というか流れになっている、という話が、最近紹介したばかりの新書「歴史修正主義」の、後半の章で大きく分量をとって紹介されている。
フランスには「1915年のアルメニア人ジェノサイドを公式に認める」という一文だけが書かれた、罰則も何もない奇妙な法律がある。
これは、ヨーロッパを中心に世界中に散らばったアルメニア難民(移民)が、影響力を発揮しトルコでアルメニア人のジェノサイドが行われた、という歴史見解をロビー活動の形で活発に繰り広げているからである。そしてそれに対してトルコが官民を挙げて猛反発しているという 。
何しろトルコ国内では「1915年のアルメニア人虐殺はジェノサイド」 とみなす言説を逆に法律違反としているんだ。
しかし「ナチスのホロコースト否定は犯罪である」とヨーロッパ諸国が規制した結果「それならアルメニア人虐殺はなぜ否定論を犯罪としないのか、不公平だ」といった声が、アルメニア系の団体から…(略)…それが飛び火して「フランス革命で革命派が王党派を多数殺害した、ヴァンデ叛乱の鎮圧もジェノサイドと認定せよ」という声まで……
欧州議会は2008年、独ソ不可侵条約が締結された8月23日を公式に「スターリニズムとナチズムの犠牲者のヨーロッパ追悼の日」と定めた。現在は名称が変更され「全体主義の犠牲者のヨーロッパ追悼の日」に。
(略)
特に「カチンの森事件」などを経験したポーランドは厳しい…その一方で「ポーランドもドイツ占領後、ユダヤ人迫害に加担した」といった言説も、違法化……
ウクライナのホロドモールに関しては、それを隠蔽してソ連賛美を振りまいた当時の記者が「ピュリツァ―賞」を受賞しており、その受賞歴を剥奪せよという「キャンセルカルチャー」?が……
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ウクライナ人抗議集団が18日、マンハッタンのニューヨーク・タイムズ本社前に集まり、1932―33年の間に発生したウクライナのジェノサイド事件を隠蔽したことで、同社の元モスクワ駐在員ウォルター・デュランティー氏のピューリツァ賞(1932年)を取り消すよう求めた。
旧ソビエト政権のスターリン時代、1932−33年の間モスクワ当局が意図的にウクライナの1,000万人近くを餓死させた際、デュランティー氏はその事実を隠蔽工作したとされている。同氏はニューヨーク・タイムズのモスクワ支局勤務中、ソビエト当局と強い癒着を形成した。当時、ソビエトはウクライナへの支配力を強めるため国内統制を行った。同氏の虚偽の報道は海外の公論を戦略的に欺くために大いに役立った経緯がある。
同氏は、1933年11月15日号で「飢饉や飢餓などなく、将来も全く無いだろう」と報じ、同年8月24日号では「飢饉等の報道があったとすれば、それは誇張か悪意のある宣伝」と報じた。同氏はさらにウクライナの真実に触れようとする外国人記者たちを「全くの嘘つき」と攻撃…(略)
この記事を読んだら、栄えあるピュリツァ―賞の歴史に名前を刻む「ウォルター・デュランティー」という人物の名前(悪名)を持ち帰ってください。
1933年、ヒトラーに取材した経験を持つ若き英国人記者ガレス・ジョーンズ(ジェームズ)には、大いなる疑問があった。世界恐慌の嵐が吹き荒れるなか、なぜスターリンが統治するソビエト連邦だけが繁栄しているのか。その謎を解くために単身モスクワを訪れたジョーンズは、外国人記者を監視する当局の目をかいくぐり、すべての答えが隠されているウクライナ行きの汽車に乗り込む……
www.youtube.com
これをテーマにした読み切り漫画があった
「これは事実談であり……この前衆院議員は実在する!」
さて、
ちまた(※はてな限定)の話題を独占してるわけですが。
JR大阪駅の御堂筋口。こんな広告が…。2022年の日本、女性の性的なイラストが堂々と駅出口で広告になるのか…。 pic.twitter.com/nsNlJCMiEr
— 尾辻かな子 (@otsujikanako) November 25, 2022
こんなに話題になっている以上、おまいさんたちはちゃんと同氏の公式サイトを見たんだろうね。なに、見てない?困った奴らだ!!!
ほい。
otsuji.club
プロフィール|尾辻かな子公式WEBサイト
そのまま引用す。(2022年11月27日現在)
前衆議院議員(立件民主党)。前大阪府会議員、前参議院議員。
一般社団法人LGBT政策情報センター代表理事。日経ビジネス「2014日本の主役100」、2019年「第198国会 三ッ星議員」、文藝春秋2020年の論点「注目すべき若手議員七人衆」に選ばれる。
ま、単純な誤字である。おもしろいかおもしろくないかといえば、おもしろいけど。
そんなことはどうでもいいんだ。
こっちを見ろ!!!
1974年生まれ。同志社大学商学部卒業。
空手道二段、テコンドー初段。
「誰も置き去りにしない社会」をモットーに、地域で活動中。
1992年 空手道全国選抜大会優勝(個人組手)アジアJr.空手道大会優勝(組手・17歳の部)(空手道2段)
1993年 兵庫県立夢野台高等学校 卒業
国立高知大学農学部森林科学科 入学
1995年 ソウル大学校語学研究所に語学留学 テコンドーの練習に通いながら、ちょうど韓国独立50周年の時期に遭遇し、国家と歴史の問題を考えさせられる経験をする。
1997年 同志社大学商学部入学。テコンドー同好会でシドニーオリンピック予選に挑戦…(後略)
なんと……アジアを制した魔性の拳!!
アジアといえば、何が待っとるかわからん神秘ゾーン……ガマ・オテナやその一番弟子ウォン・チュン・キム、さらにはキング・コングや、九竜城に君臨する「でかいがウスノロじゃねえ、ちゃんとカンフーを使いやがる」巨人とかがいるわけですよ。そこで、拳一つで、若干17歳の時に頂点に!(17歳の部だから当然だけど)
ぜひ、これを公式サイトのトップページで見せてほしいんだけど。
そうすれば武芸の達人であることは皆に伝わり、選挙での返り咲きも間違いなし。
そして、それに飽き足らず、韓国ケンカ旅行!
1年前に、ようやくカラテ出身の人間が日本国の総理大臣になったが、次なる地位を狙うのは、カラテの系譜をつぐこの人…
しかし、アジア一帯にその名を轟かせた人間が、なぜ「二段」なのか?
もちろん言うまでもない。画想を張るまではある。
「5段や6段をホイホイくれるような相手なら、こちらで断りますよ」
そういう、ことである。
いろいろ論争はやかましいが、
(略)わたしたちは 真剣かつ冷静に この前議員をみつめ ・・・ そして その価値を 読者に問いたい ・・・ !!