INVISIBLE Dojo. ーQUIET & COLORFUL PLACE-

John 8:32 Then you will know the truth, and the truth will set you free."  複数ブログの過去記事を移管し、管理の委託を受けています/※場合により、語る対象の「ネタバレ」も在ります。ご了承ください 

さらば貴源治!「炎鵬殺しのアッパー」を残し、大麻使用発覚で……

……18日の千秋楽後に、尾車コンプライアンス部長(元大関琴風)が、師匠と貴源治と面談して事実を確認。貴源治は「大麻成分が含まれているCBDオイルという痛み止めを使用している。あがり症を抑えるために食べているグミにも大麻成分が入っていると聞いた。そういったところから、うわさ話が出たのではないか」などと、大麻の使用事実がないと否認した。一方で薬物検査には応じると同意した。

翌19日にコンプライアンス委員会作業班弁護士が立ち合いのもと、クリニックで薬物検査(尿検査)を実施したところ、大麻陽性の判定だった。この検査を受けてコンプライアンス委員長が貴源治に聴取を行ったところ、貴源治名古屋場所中に宿舎近くの道路で歩きながら大麻たばこを1本吸っていたことを認めた。


www.nikkansports.com


今回の事実関係はイマイチわからないが、貴源治は少なくとも先場所は、別の意味で「アッパー系」だった。……いや、たしかにああいう張り手の使い方は物議を醸すかもしれないが、格闘技として、相撲に別視点での意味ある闘いをもたらしてくれた一場面だったと思う、マジで。
m-dojo.hatenadiary.com


そこのタイトルには、張り手が禁じられていないから(合法です)と入れていたが、別のところが非合法であったとは……


大麻合法化の話とはまた別。


もう格闘技界には「若気の至りで相撲界では過ちを犯したが、真摯に反省し優れた身体能力を生かして新たな道を歩こうとしている」
という枠、埋まっちゃってるからなあ。兄によって。


かといって、兄弟一体で、たとえば「土俵の伝説・弟」みたいな感じで売り出せるかというと、これもむつかしい……


デモで感染拡大のリスク増って無いの?「歓迎会に40人参加、抗議デモに30人」

 東京五輪パラリンピック組織委員会は18日、国際オリンピック委員会(IOC)や五輪の関係者を招いた歓迎会を東京・元赤坂の迎賓館で開いた。橋本聖子会長のほか、IOCのバッハ会長、菅義偉首相、東京都の小池百合子知事ら約40人が出席した。

 出席者によると、橋本氏や首相らがあいさつし、ピアニストの辻井伸行さんの演奏が披露された。アルコール類などの飲食物は提供されず、席の間隔も取られ……1時間で終了した。迎賓館の周辺では、五輪や歓迎会の開催に反対する約30人が抗議デモを

news.yahoo.co.jp


迎賓館の周辺では、五輪や歓迎会の開催に反対する人たちがデモを行った。
nordot.app

ちょっとこんなやり取り




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五輪反対デモ、密による感染拡大のリスクは?(共同通信の写真より)


デモと言うもの、暴力や破壊を伴わない限り、市民に認められた権利であり、やりたいひとは大いに活用するべきものである、本来はそれが民主主義社会の原則。
ただ、今現在、人から人に感染する伝染病が流行っている以上、民主主義をも医学的な判断が上回る。
というか、五輪反対はさまざまに理由があるのだと思うけど、そのうちの大きな部分(大半?)を、感染拡大のリスクを防がねばならない、があるはずだ。そういう趣旨のデモで、感染拡大のリスクが高まっていたら、その部分にもツッコまれるのは避けられないだろう。

上の写真にあるような、距離感でのデモは、感染拡大のリスクはどうなのだろうか?

とはいえ、アメリカでBLMが最高に盛り上がったときは、同国でコロナが最盛期だった時でもある。それでもデモの必要性は、世論的には認められたな。


「不要不急のデモは控えよう」といっても、不要不急のデモなんかないよ!と言われるだけだろうしな、主観的には。


この問題に触れているのは、東京スポーツだったらしい。こちらの報道では参加者、5人多い(笑)

…迎賓館前には約35人の抗議デモ隊が集結。50人を超える警察官により厳戒な警備体制が敷かれ、皮肉にも歓迎会出席人数をはるかに超える密な状態の中で「不要不急のパーティーをやめろ」「私たちは歓迎しない」「ふざけたパーティーを中止しろ」「五輪は中止」といった反対の声が上がった。
news.yahoo.co.jp

追記 開会式当日のデモ

「ルックバック」は、ネット掲載という手段に『ページ数制約』が無いからこそ生まれた作品、だということ




おっと、その肝心の「ルックバック」を紹介するのを忘れてた。いま、ハテブの数がどのぐらいの基準になるかわからんけど、3000超えました。
shonenjumpplus.com



とはいえ、これだけ反響があれば紙版も出るか。「まるで金を刷るのと同じ」だろうしな
ぶっちゃけ、まずネットの反響を見て、そこから紙も出すかどうか、何部刷るか決める…というのが、従来の意思決定よりどれだけ安心感が増すことか
books.shueisha.co.jp



長編ともいえる漫画が一気にネットに発表されて反響を呼ぶ、といえば、今回劇場アニメ映画になった「映画大好きポンポさん」もそうでしたが、それも1000行ってなかったんだから。

www.pixiv.net




当たり前の話なんですけどね、その当たり前を抑えておきましょう。
ことに、ネット漫画を小さいころから見慣れていて、それが普通だと思っていたら気づかないから、雑誌からネットへのはざまを経験してきている世代が、声を挙げておかないと。
掲載媒体がストーリーを決めることもあるわけで、週刊漫画は20数ページごとに山場が必要になるし、新聞連載小説なんてのもしかり。
twitterの掲載できる画像が最大4枚であることは4P漫画を増やしてもいるだろう。

ここ数年は、メジャー雑誌の傾向から「日本漫画は大長編漫画ばかりとなり、短編や読切の発表場所や書き手もなくなるのでは?」が心配されたりしたもんでしたが。

togetter.com
togetter.com





自分が長年言っております「全文革命」というのも、要は記者会見や、渦中の人物の反論、「失言」とされたスピーチ…といったコンテンツが、分量の心配なくぜんぶ掲載・配信されるからそれが可能になる、ということであります。

・どんな会見・インタビューでも、以前(紙や電波の時代)は各社が、限られたスペースに会見要旨を切り取って、押し込む必要があった。どれぐらいのスペースをとるかも含めて。


・基本的に、記者会見やインタビューでメディアからスルーされたり編集でカットされたものは、受け手は知るすべもなかった。
 
・だが、youtubeなど動画サイトの発達で、記者会見を動画として主催者が、または取材者がアップロードするようになってきた。また、ネットは基本的にスペースの問題を考慮しないで済むので、「全文掲載」もやろうと思えば紙や電波媒体より簡単にできる。

その結果

・たとえばさまざまな記者会見において、従来のピックアップ型の報道に対して「全文を読んでみたけど、前後の流れを見ると、この記事とニュアンスが違う。恣意的だ!」「いや、全文を読んでみたけど、この報道は正確だよ」「この時の口調は、映像で見ると間違いなくあわてているよ」といった形で、全文と比較したり、その発言の表情やトーンまで合わせて論評、検証ができるようになった。


・また、発言を批判された側が「いや、全部を読んでくださいよ」と言ったり、「記者に答えたコメントの完全な発言はこういうものです。自分のサイトにアップしました」というようなことが可能になる。


また、聞き手の側も「鉄道ヲタとして言わせてもらうけど、この会見での寝台列車の説明は間違いだよ」「ん?この人が言ってる子供時代の思い出話は重要だぞ。俺、隣町出身なんだけど…」といったように、自分の興味やニッチな知識に合わせて、過去の新聞記事やニュースで、別に恣意的でなく通常の判断で取り上げないような枝葉末節に着目し、そういう「集合知」の指摘から、思わぬニュースが派生することもありえる。

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相撲の序の口取組や格闘技の第一試合も、配信するプラットフォームが増えたから、映像として使われ、記録に残るようになる。


小山田圭吾問題で「ロッキンオン」も責任あるなら、同主催「フェス」も今後、開催&参加に倫理的問題が生じないですか?

…94年1月号のロッキング・オン・ジャパンに掲載されたインタビューで(※小山田圭吾)氏が話された中学時代のいじめエピソードが各方面で引用、議論されています。
その時のインタビュアーは私であり編集長も担当しておりました。そこでのインタビュアーとしての姿勢、それを掲載した編集長としての判断、その全ては、いじめという問題に対しての倫理観や真摯さに欠ける間違った行為で……


ロッキング・オン・ジャパン編集長 山崎洋一郎
rockinon.com


togetter.com



自分、まず小山田圭吾さんという人の、名前と顔と業績とが一致しない…要は氏の音楽を聞いていない(いや、知らなすぎて、彼の加わっているバンドや、使われているコンテンツを知らない内に聞いているのに気づいてないだけかも…)し「コーネリアス」というのと小山田氏の関係…なども把握していない。


ロッキンオンとクイックジャパン、の違いとかはさすがに把握してたが、「山崎洋一郎」と言う人や、このひとの過去の業績などもも今回よく分かった。


また「ロック・イン・ジャパン・フェスティバル」と「フジロック」は別であることも・・・・・・・これは今回まなんだ(笑)



これらをぜんぶひっくるめて、タイトルの通り。
今年は偶然、コロナ状況を踏まえた中止が既に決定していたが、今後はこうなってくるんじゃないでしょうか。




そして、逆に過去に出演したひとたちは、「今回の小山田氏の話って初耳だったんですか? それとも前から知っていた上で、このフェスに皆さんは賛同し出演していたんですか」という話を問われたりはしないんだろうか。



もちろん「それらは別物であり、フェス(或いは五輪)のアート、文化としての価値は別に存在する」というスタンスであってもいい。
むしろそう位置付けるべきかもしれない。そうしますか?



関連
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「ダンピアのおいしい冒険」3巻発売

未知(インコグニタ)へ!

17世紀。英国公認の海賊船に、博識かつ好奇心旺盛な探検家・ダンピアも乗船した──。
未知の世界を食べて調べる、実在の人物と史実をもとにした海洋冒険飯漫画!
リングローズの思いはダンピアに伝わるか。好評第3巻!

【目次】
CHAP.17 “SIN NOVEDAD”
CHAP.18 プラタ船を待つ
CHAP.19 砂糖菓子の夢
CHAP.20 星の見えない夜
CHAP.21 帰り道のない旅へ
CHAP.22 乾季の終わりに
CHAP.23 鷹と小鳥
CHAP.24 ヴィエホ火山のわかれ路


今回は「海賊稼業」のシビアさもいろいろ描かれていく。当然ながら、誰もが無傷で、天寿を全うできるような商売でもない……
かといって完全にヒャッハーなことをやってては成り立たない。
なかなかに精密な「ゲームのルール」もまたあるのだ。


と同時に、そんな彼らが行くところはまだ「記録されざる」世界。ただ行く・見る・聞くだけでは、それは存在しない。それを「文字」「記録」にし、伝えて初めて「存在」もするのだ。
(ここらへんが「チ。」のテーマと通底するところ)




わたくしごとながら、やっとニンテンドースイッチで「大航海時代」をダウンロードするやり方がわかり、始めているのでさらに面白くなった。

白鵬、手のひらで視覚を遮り、打撃を打ち込む秘伝技「簾(すだれ)」を使った?

まずは、誰がモンゴルの王者となるかを決める両国クリルタイの様子を。


…と、インタビューを聞いてもらったところでもう一度動画……それも、最初の立ち合い、ファーストコンタクトの所を見てもらおう。

そして、こちらの過去記事を。

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以前から、こういう掌を開いて顔の近くに置くという攻撃手段を見て…、結果的にアイポーク、サミングの危険に相手をさらすものだけど……、その光景で思い出すのは「鉄風」の、この場面でした。

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掌で視界を隠し、次の攻撃につなげる「簾(すだれ)」-『鉄風』より
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掌で視界を隠し、次の攻撃につなげる「簾(すだれ)」-『鉄風』より


覚えてますか?
女子格闘技漫画鉄風」で主人公の女子高生は、MMA前のキャリアは空手(かなり天才)。その空手時代に因縁のあったライバルが、MMAの世界にまで追ってきて、トーナメントで対戦するエピソードです。

この時、そのライバルの参謀は空手部の老顧問教師で、年齢的にも興味的にも「MMA」とかはあまり縁がなさそうなのに、空手の世界で『そういうこと』を突き詰めたのか、顧問の立場でありながら、MMAの世界で因縁の相手を倒したいというライバルさんを応援し、自分がため込んでいた「空手の世界でのえげつない裏技」を教える……という造形がトテモよかったです。

その、空手界のえげつない裏技の一つが、この「簾」。描写としては、あくまで相手の視界を遮り、そのフェイントから攻撃するというものですが、この距離で手を広げれば、当然指が目に入る可能性も想定しているのでしょう。だとしたら、上の画像のまがまがしさも、さらに強まる。


ただ、これが本当に伝統空手の中に、しかも「簾」なんていう雅の中にも恐ろしさのある技名がついている、というのがリアルな話かはわからない(笑)。
命名も含めて夢枕獏チックに、創作者の想像力の中から生まれたファンタジーな技かもしれない。


ただ、どっちにしろ……、途中で作者が病気になったこともあり、ポテンシャルを秘めながらイマイチ人気爆発とはいかなかったっぽい「鉄風」を(略)……再度語れたのは嬉しい限りです。

上の画像を見ると、表紙カバーのデザインを変えて再版もされたみたいで、それはとても嬉しいことであります。

「数年前のBL語りは、ポリコレ基準で再読すると発言者の『致命傷』が多い」という説

ある記事への、ブクマにこう有りました。

すこし前までBL語りすることが女性の解放だという風潮があって、そういう本もけっこう出たけど、そんなわけはなくてポリコレ的に致命傷のブーメランになっていてあの頃語っていた人みんな戦々恐々としていると思う。

【バキ道】ツイフェミさん、範馬勇次郎氏に物申す「範馬勇次郎に伝えたい。レイプは本当にやめて」「女性は”男性に襲われる性”ではない」→ツッコミ殺到。 - Togetter

すこし前までBL語りすることが女性の解放だという風潮があって、そういう本もけっこう出たけど、そんなわけはなくてポリコレ的に致命傷のブーメランになっていてあの頃語っていた人みんな戦々恐々としていると思う。

2021/07/17 10:13
b.hatena.ne.jp

自分は2011年の、この記事を書いたときにはじめて「BL」という文化を体系的に調べ、初歩的知識を得て考え始めた新参もいいところのものですが、それでも興味深いものだ。
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そして、以下に紹介する漫画の描き手は男性なわけですが、それはそれとして…再紹介

ゆうきまさみ先生の、小味の効いた全3巻の短期連載「でぃす×こみ」という作品がある。内容は…アマゾン解説参照

まさか…BL!?兄妹漫画家コメディー!

「ゆうきさん、どうしたの!?」と物議を醸した、
革新の“漫画家マンガ”誕生!!

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

万年選外ながら、漫画家を目指す女子高生・渡瀬かおる。
しかしある日、ビッグな新人漫画賞を受賞!
だが授賞式で仰天&顔面蒼白―――
それもそのはず、「あたしが描いた漫画じゃないっ!!」!!

なんと、かおるの名前を騙って、しかも“BL漫画”を
応募したのは―――実の兄だった!?


笑劇必至、ゆうきまさみの新境地!!
努力の妹×天才の兄が織りなす、凸凹漫画家コメディー!



連載が始まった直後、まだ単行本も出ない中で、紹介文を載せた当ブログ。
ただ、そのとき、これに気づいたのはたぶん慧眼なんだろうけど…タイトルに注目。
抜粋して、例によって「再放送」する。

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(略)

これは「差別」か?

つまり、このように「取りつくろいもの」になる理由というのが・・・社会的偏見、差別主義者の跋扈する今の社会状況がシカラシムルものではないか??という問いです。

こーすることによっておはなしが、前述したような笑える「取りつくろいもの」になっていくのは分かりるのですが、ここで皆さんお待ちかね、「ポリティカル・コレクトネス」の登場でえす。
さて、この女性編集者の態度は”差別”か”偏見”か・・・あるいは?という問いをたててみる。
(略)

ま、とにかく、本人の個人的な、リアルな性的指向がどーこーに関係なく、
(1)創作意欲のたまものとして結果的に「BL漫画」を描く「男性漫画家」がいた、と。
(2)それを知らずに、その男性に「(ああいう)BL漫画を、男性が描いたらドン引きですわー」と編集者が言い放つ。
(3)その結果、(1)の男性は正体を明かす(カミングアウト?)ことができなかった。

この展開・・・「愉快なコメディ」なのか「深刻な社会的差別・偏見を告発するドラマ」なのか?
かの(2)の女性編集者は、恥知らずの差別主義者なのか???

いいですか、ワンモアリピート。

「…これもまた、女子による女子のための漫画なんだからってね!」

(問い)「つかぬことを伺いますが―――すると男子はあーゆー漫画を描きませんか?」

これは女子ロマンの世界ですからねー。男の子には描けないってゆーか…男が描いてきたらブッ飛ばすってゆーか…」

「そうねえ、もし男があれを描いてきたら――。ん〜〜 あ、だめだめ!あたしが真っ先にドン引き!!


もちろん、これは「架空の人物」の「架空の発言」であり、さらにいえば、こういう人がいない事には「とりつくろいもの」としての同作品がそもそも成立しないというストーリー上の必然というものがあって、作者の思想の反映とも思えないし、上のリアルな発言とはそもそも別物である。ただ、それとは別に、作中の人物に評価を下すとするなら…上の女性編集者(八反田)は「やや発想が極端で過激だが、善良かつ優秀な人」ぐらいの微熱的な批判をするわけにはいかまいて。

今回の騒動となったツイート氏と同レベルの発想をする、とんでもない差別主義者」ということに、しないとしゃーない。前回、そう断言せず留保をした、当ブログもその判断は甘かったということになろう。「文明の名において、彼女は断罪されるべきである」という、心に東京裁判である。

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ただ、上のような「BLは女の子のためのコンテンツ、男は入ってくるな!!」的な主張も大問題ではあるのだが(繰り返しますが「でぃす×こみ」自体はフィクションで、男性執筆のものです)、本丸はそちらではない。やはり、「自分はこういう恋愛…というか性的な関係が理想だ」的な”語り”(そこには、おそらくエンタメ的な、あるいは自虐的な誇張もあったろう)に、「ポリコレ基準でアウト」な発言があるのではないか、ということです。

異性愛も含めて言えば、たとえば、女性にあこがれる人が多いという「壁ドン」ひとつをとっても、である。

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ただ、それが取り締まられるべきか、規制されるかといえばそうでもなかろう。それは「ハコヅメ」105話が、端的な補助線となる。
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ハコヅメ「人を傷つけないように生きてきた変態がいるはずだ」

ただ、それらの発言を調査、発掘して保存しておく……、それ自体はいろいろと後世のために役立つのではないか。

というか、さっそく、その事例が集まっている。(主にコメント欄)
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すこし前の話
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