別に奇をてらってるわけでも逆説的な論法をしてるでもなく…いや最初は半分ジョークで言ってたんだけどね(笑)、今このようにブクマしたら、それなりのスターなどいただいている。
b.hatena.ne.jpこの記事にね。引用した該当部分はここ
経済と感染対策の両立は?「感染予防の観点からは移動していいはずがない」
経済と感染予防の両立という要請が、政策的に感染を抑制する手段をないがしろにしてしまっていた。
緩和のスピードがすごく早かったので、第2波が来るのもすごく早かったですし、第3波もすごく早く来ています。それに対してはもうちょっと専門家がアドバイスできないといけなかったのかなと思っています。
GoToトラベルに関しては、今週、(どんな対策が打たれていくか)しっかり見極める必要がありますけれども…(略)…移動していいはずはないのです。
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移動していい筈はない、とは旅行とか県外をまたぐ出張とかもそうだろうけど、自宅を出て映画館に行く、ことも移動だろう。その帰りに外食やお茶を外で喫する人も一部は確実に、いるだろうし。
この話、10月末から言ってはいますな、われながら
b.hatena.ne.jpわはは、書いてる書いてる。
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あ、この記事でも最後の行をそれで〆てる。
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というか、最初の公開段階で、コロナと絡めて論じてましたよ(この最初の記事、忘れてた)
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して、逆に言うとまだロックダウンというか、さまざまな外出制限や営業規制もある国々が世界で多い現状を見るに
「2020年秋、映画『鬼滅の刃』に大観衆・大人気、大興行成績…という社会現象は、結果的には自民党・公明党政権、そして安倍政権~菅政権と継承された政策の基本路線と、それを選んだ政治決断によって生まれたものである」
(略)
100年後の歴史教科書に、「この時代の政権は、 GOTOトラベル、GOTOイート、そして「鬼滅の刃」公開が可能な状況(映画館営業)を認めるという、天下の愚策を行った」と、鬼滅の刃のイラスト付きで掲載される世界線もあり得るんですよ(笑)
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とはいえ、まったく本気に、真剣に訴えるつもりは当時もとよりなく、このへんはギャグが混じってたことも率直にみとめる。
で、今現在だ。
とくにGO TO トラベル に関して、実際に増えてる原因となるより「きっかけになった」とか「出歩いていいんだというアナウンス、雰囲気作りになっている」という指摘があった。
ならば「鬼滅の刃」が映画館で上映され、歴代興行記録を打ち破るメガヒットをしている……という事実と、それを肯定的に報じる報道・論評は「出歩いてもいいんだという雰囲気づくり」という面からは、同じような効用(悪影響)はないか?
とはいえ。
実際に、映画館で感染が拡大した、というようなエビデンスも、今のところ効いていない。ただ「外にそれだけ出歩くんじゃ、拡大に関与してないわけないだろう」みたいな印象論、これも間違いだろうか。
というか、ぶっちゃけ「コロナ感染拡大防止のため映画『鬼滅の刃』上映中止」はあり?なし?・・・・・・・自分は、まだそこまではやらないでいいかなあ、というのが結論ですが。
まあ、それ以上に1か月あとは、「大晦日年越しイベント」もいろいろと準備が進んでいるわけだが・・・・・ふたたびRIZINは、無観客でやるなんて形もあるのか…
そして「ドラマ撮影を、感染防止の観点からふたたび一時中断しました」「12月は第一波のときのように、一度放送した番組の傑作選を放送します」なんて措置を行ったテレビ局の情報も、いまのところきいていない。
追記2 Poetさんのコメント
Poet
ちょうど、連休中に鬼滅の刃を見てきたので、マジレスしちゃいますが、映画館は天井が高く、
隣席を空けると、かなり他の人からの距離が取れ、何より、上映中に限らず会話がほとんどない
ので、全く危険性は感じませんでした。
屋外のスポーツイベントも同様だと思うけど、叫んだり、列で並んだりする違いがあるかも。
鬼滅は入場者数が多いけど、スクリーン数が無茶苦茶多くて上映時間がずらしてあるため、
ロビーもドリンク売り場も空いているので、普通の外食などと比べても、かなり安全な
イベントだと思います。正直、行く前は不安がありました。